紅蓮の炎が渦を巻く。
黒い煙を伴ったそれは次第に一条の光へと姿を変えた。
中から現れたのは、赤い体躯の大きな鳥だ。真紅の瞳を持っている鳥は、クチバシを開けて耳をつんざくような雄たけびを上げる。
冴え渡るような青空に消えていく声の主に、少年
は手を伸ばした――
「アクガミ」という土と鉄でできた化け物が、日本の平和を脅かしていた。
それと戦う組織「アマテラス機関」は、ついに「鉄神」という唯一の対抗策を見つける。
鉄の巨神に選ばれた少年少女は、己の大切なものと共に戦いへと挑んでいく――!
◆ロボットに乗って戦う少年たちの話です。全2部構成。
<注意>
※多少の暴力表現と死ネタ有。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 06:00:00
192011文字
会話率:56%
私は窓から見える紅蓮の炎を見つめ続けた。
なろうラジオ大賞6参加作品です。
最終更新:2024-12-08 13:00:00
908文字
会話率:4%
漆黒の闇を切り裂くように、紅蓮の炎が燃え上がる。
それは、正義の女性仮面ファイター、フィーユの象徴だった。
彼女の瞳は、夜の帳に覆われた街を睥睨する、
それは悪の女性仮面ファイター、ダークフィーユの姿を捉えていた……
最終更新:2024-08-29 20:57:21
2374文字
会話率:33%
神と交信する力を持つ者が生まれる国、ミレニアム帝国。
神官としての力が弱いアマーリエは、両親から疎まれていた。
追い討ちをかけるように神にも拒絶され、両親は妹のみを溺愛し、妹の婚約者には無能と罵倒される日々。
居場所も立場もない中、アマーリ
エが出会ったのは、紅蓮の炎を操る青年だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 09:25:38
214190文字
会話率:48%
「俺はまだ野球をやりたい、こんなところでまだ死んでたまるか!」
前方に見えるグラマン機の大群に味方の機体は撃墜され、ひとりぼっちのコックピットに残された石塚進士は、衝撃と共に目の前の世界が真っ赤に染まった。
火を噴きだした進士の機体を敵のグ
ラマン機には格好の獲物であり、肉に群がるハイエナのごとく食らいつき攻撃の手を緩めない。
なすすべもなく打ち込まれる弾丸に進士が握りしめたのは操縦桿ではなく、戦友からもらった真新しい野球ボールだった。
「もし、野球ん神がおるんならもう一度だけ俺に野球ばさせてくれ」
弾丸が右肩を貫いてもボールを離すことも、苦悶の声を上げることもない。薄紫のマフラーを左手でかきむしり、飛行服のポケットの中にある恋人の写真に手をふれた時
「その願い承った」
耳元で聞こえたその声に進士は驚愕する。
その瞬間、進士の搭乗した特攻機は紅蓮の炎に包まれ空中爆発した。
戦前の職業野球球団『名古屋軍』で活躍した伝説のエース石塚進士が、現代に転移しその前身である中日ドラゴンズを日本一に導くまでの物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 23:53:04
4506文字
会話率:42%
ある日、高校二年生の渡辺敦の目の前に、轟天丸と姫夜叉と名乗る赤青二匹の鬼が現れた。鬼たちは敦を監禁していた暴力団員を一瞬で皆殺しにし、敦を守るためにやってきたと言った。
平安時代中期、鬼は高度な技術を持ち、京の都で人間と共存していた。し
かし、それを快く思っていなかった藤原道長は、鬼の持つすべての技術と財宝を奪い、自らの権勢を盤石にするべく画策し、陰陽師安倍晴明の力を借りて、鬼の世界から放逐された怪物である桃太郎に鬼退治を命じた。
京の都は血まみれの地獄絵図となった。昨日の隣人は嬉々として鬼の一家を殺し、鬼たちは都を逃げまどった。見かねたのが源頼光と配下の四天王(渡辺綱、坂田金時、卜部季武、碓井貞光)である。時の一条帝に直談判し、天才陰陽師である蘆屋道満の力を借りて、天皇家に伝わる神鏡で不死身の桃太郎を千年の封印に閉じ込めた。鬼たちは憎悪と差別のくすぶる人の世に再び住むことをあきらめて、異次元の鬼の里に隠れ棲むことになった。
現代の敦の前に現れた赤鬼と青鬼は、千年前の封印が解けて桃太郎が蘇ったことを告げた。そして桃太郎は、二度と封印されぬように鏡を破壊するとともに、復讐のために、渡辺綱の子孫である敦を殺しに来るだろうと。
敦は鬼たちの導きで、頼光と四天王の子孫を探し出し、味方につけることに成功した。また、蘆屋道満の子孫である少年や安倍晴明の子孫である双子の少女から、祖先が千年前に桃太郎と戦った時以上の力を手に入れた。
桃太郎はかつての眷属である犬猿雉の怪物を復活させ、敦たちを繰り返し襲った。陰陽師の少年を殺し、秘宝の珠や剣を奪うことにも成功した。しかし最終的には、異次元にある鬼の里で、神鏡をめぐる激烈な戦闘が行われ、敦たちは鬼たちと陰陽師の力を借りて、再び桃太郎の封印に成功したのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 16:36:53
98029文字
会話率:49%
悪魔を狩る女死神通称人鬼のグレンはルナールを始め仲間と共に悪魔たちを一人残らず殺す。
人の心を持たず苦労も挫折もせずに悪魔を狩り尽くすグレンの冒険譚である。
最終更新:2024-03-05 13:19:32
127700文字
会話率:56%
化け物に取り囲まれ、窮地に陥る一人の少女。 しかしその時、彼女を中心に真紅の霧が発生する――。
真紅のドレスに身を包んだ美しい姿へと変貌。
紅蓮の炎に身を包み、襲い来る化け物を焼き尽くす。
気がつくとと孤児院で保護されていた。
少女リュー
ナは親友のクレアと様々な経験を経て成長していく。
やがては、世界の真実に迫る。
ちょっと勝手気ままな少女がおりなす剣と魔法のファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 08:00:56
1957文字
会話率:15%
『クライバル』と呼ばれる怪人が人々を襲い、それに対抗する為に結成された組織『剣聖心』との血で血を争う死闘は10年以上経ってもまだ続いていた。
剣聖心に所属する新入隊員の少女マグ・マナグは、自身の夢を諦めてでも戦いに身を投じる道を選び、そ
して幼い頃に突如消息を絶った親友を見つけ出すのを目標に毎日を生きている。
そんな彼女が言い渡された初任務の内容は人探し……それはクライバルの魔の手から人々を守り世界救済を目指す者、紅蓮の炎を両足に纏い多種多様の印章を武器にする桃色の髪をした一人の少年『負けなしの魔法使い』を見つけ出すことだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-07 04:28:36
844文字
会話率:0%
平和な日常を心見るひとりの魔法使え
でもその日常が壊れてしまった
「戦争なんか大嫌いですけど、私がこの戦争を止めるしかないな」と思い自ら調和しようとしたが誰も聞いてくれない。
このままだとなめられて終わるはずか、その手に宿る紅蓮の炎に
目が奪われてしまった戦士たち
「これ以上戦いをするのならば全員を燃え尽くすまでだ」
はー、やっと普通の生活に戻ると思ったら王宮からの招待状、面倒くさいけど行って王に戦争をやめさせるしかないと思い始めた平和な世界つくり、そんなささやかな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-16 00:43:38
962文字
会話率:42%
リックは古今無双のスケべな妖怪ハンターである。遂に妖怪達との決戦の日が訪れようとしていた。
最終更新:2021-09-12 19:00:00
9299文字
会話率:44%
勇者一行のパーティの一員としてダンジョンに挑んでいた青年、セイル・ドラグハートは、突如として仲間にそのダンジョンの奥底へ転移させられてしまう。
だが、悲しみに暮れる間もなく、彼は伝説からも忘れ去られた幻の竜・イフリートと出会い、契約。その力
を授かる。
セイルは、その竜の力を振るう。
彼をパーティから外した勇者ハヤテの真意を知るために、そして彼と交わした約束のために、世界を守るために。
たった1人、竜の戦士の戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 00:56:23
5677文字
会話率:47%
なんちゃって歴史。なんちゃって安珍と清姫異聞。
小さな白い蛇は人の娘に想いを寄せた。
与えられた珊瑚という名は白い蛇に不可思議な力を目覚めさせる。
ひたすら清に想いを寄せる白い蛇だが、清は安吉に恋をしていた。
しかし、安吉は根っからの悪党
だった。
息をするほど簡単に嘘をつくのだ。
新月の晩、すべては炎に包まれる。
そして、その大火で清も白い蛇も命を失い、怪異がはじまるのだった
別サイトにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-24 00:55:02
21789文字
会話率:13%
織田信長は本能寺にて紅蓮の炎に消えた。残された三男・信孝は、父・信長を死に追いやった明智光秀、信長亡き後織田家を我が物にしてゆく羽柴秀吉、その秀吉に利用されて知らぬ間に信孝を追い込む兄・織田信雄との狭間で揺れ動く信孝を描く連載小説!
最終更新:2019-02-01 00:00:00
2978文字
会話率:45%
ある戦の重要情報を仲間に届けようとしていた
なりたての下忍は、敵の忍者に気付かれ、その命を落とした。
生と死の狭間で、不思議な声から使命を果たせと言われ
新たな力を授けられ、下忍は魔物のいる世界に転生する。
夢の中で
「5年ほど後に、紅
蓮の炎より魔王が転生する
仲間と力を合わせ、魔王に立ち向かえ」
と告げられるが、目覚めたら忘れてしまう主人公
時を超え、集う転生者たちの冒険が、今始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-21 23:01:12
28796文字
会話率:26%
ある天才魔導士と女の子達の物語。
最終更新:2017-11-29 00:33:32
2869文字
会話率:62%
日本海上空に発生した巨大な「穴」 異世界と通じでいるその穴からファンタジー世界の魔物たちが地球に侵略してくる。
「穴」の全権を託された日本、しかし武力を持たない日本は自衛隊を動かし調査ができないためPMC、民間軍事会社に依頼する。
「穴」の
正体に最も近かった男の息子、生きる意味を探し続ける紅い女性、二人の意外な接点。
世界の真理と自分の価値を見出す冒険。手に汗握るSFファンタジー開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-23 18:00:51
763文字
会話率:0%
紅蓮の炎が舞い上がるニホンの中心区域。彼は世界で最凶最悪と謳われる時のアーカイブを使った。
託されたその能力を使うつもりは無かった。だが、彼は使った。たった1人の命を救う為に……。
最凶最悪の力を使った彼は世界から追われる身となり、様々な能
力者と闘うことに──。彼は敵対する能力者を巻き込み、どんな運命をたどるのか──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-06 01:40:58
249451文字
会話率:30%
決して消える事の無い紅蓮の炎が世界の理である、炎が全ての世界、『インフェルノ』。そんな世界に地球での記憶を都合良く失わずに転生したディーノは、前世の科学知識によって『インフェルノ』で成り上がる!?
「水じゃ消せない炎って何だよ!」
そんな悩みを抱きながらも、ディーノは深遠なる炎の世界に踏み込んでいく……
※本作品は時間潰しにお使い下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-11 00:00:00
13303文字
会話率:45%
いずこかに文明の栄華は消えて、のどかな風土と豊かな実りに恵まれた西洋の地。そこに暮らす少女、柾、フォノは七年ぶりに親友の結子と再会を果たす。喜びと戸惑いを抱えながら三人はある機体が眠る場所へ出かける。その間にも町は反政教組織フライハイトと
ノード教一派修道騎士団の争い巻き込まれ、紅蓮の炎に包まれてしまう。少女たちはその余波からやむを得ず機体に乗り、戦いの渦に抗うことになる。その機体、〔アル・ガイア〕。その復活は、秩序を揺るがす革新となるのか。革命を阻む規律となるのか。それとも……。
町を追われ、人々の安住を求める旅が始まる。野を歩き、川に沿い、海を臨み、山を越える。行く先々に待ち受ける出会いと戦いは少女たちの運命を大きく変えていくことになる。
たった一機の巨人をめぐり、二つの組織がその強大な力に畏怖し、画策を続ける。時に非情に、時に無情に、時に試練を与え続ける。
それでも、進まなければならない。生きていくためにも。そして、自身の未来を行くために、過去と対峙しなければならないとしても。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-02 23:25:19
852749文字
会話率:38%