フィクションで出てくる
「世間知らずのお嬢様を陥れ、その後復讐される『ざまぁ担当の男たち』」が、
復讐するまでもないほどの、底の抜けたレベルのクルクルパーばかりだったら……
という、何も考えずに読めるドタバタ・ラブコメファンタジー。
舞台は中世風ファンタジー。
ヒロインの女子高校生『アンジュ』は、ある日異世界に転移した。
だが、彼女は『いかにも悪役令嬢』といった釣り目な容姿はそのままに、
チート能力は愚か『レベルアップ』もできない、無力な少女のままだった。
加えて、転移前は家庭も比較的裕福で苦労知らずで育ったため、
「怖そうな見かけに反して、人の悪意についてまったく知らない世間知らずのお嬢様」
であった。
当然、そんな世界に来たら周りは彼女を食い物にしようとする。
その中には『現代知識』を豊富に持つ転移者や転生者たちも含まれていた。
……しかし、彼らは知らなかった。
この異世界に住む男性は転移者も含め、どいつもこいつも『アホの子』ばかりだということに。
そして「現代知識など、基礎技術も基礎インフラも整ってない異世界では、クソの役にも立たない」ということに。
そしてアンジュが剣も魔法も使えず、レベルも上がらない理由は、
「あまりに、この世界の男たちがバカなので、少しでも公平を保つために彼女に神が与えたハンデ」
であることに。
実際に彼らは、アンジュが何もすることなく勝手に自滅を繰り返していき、没落していく。
一方で、彼らの自滅によって、どんどん成りあがっていくアンジュ。
更に彼女の天然ボケな性格と『悪役令嬢っぽい見た目』が悪い方向にかみ合ったせいで、
「あの女は男たちを惑わし破滅させる、得体のしれないチート能力を持つ、最凶の悪役令嬢だ」
と、あらぬ誤解を受けていくことになる。
だが、極楽とんぼの彼女はそんなこともつゆ知らず、
「この世界の男性はみんな親切な人ばかりで、毎日が楽しい」
と、彼らの悪意に気づくことすらなく、お気楽に過ごしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 20:47:56
85881文字
会話率:48%
私は窓から見える紅蓮の炎を見つめ続けた。
なろうラジオ大賞6参加作品です。
最終更新:2024-12-08 13:00:00
908文字
会話率:4%
魔法の言葉、“クルクルパー” 一瞬で記憶がすべて消えるよ。
最終更新:2022-02-26 03:00:00
1850文字
会話率:36%
高校生の陽太は片思い中の美少女みちるを公園に呼び出し、愛の告白をしようとしていた。
まんざらでもなさそうなみちるに、後は抱き締めて、そして(無機物を相手に練習済みの)キスをするだけ……となった、その瞬間!
宇宙の彼方から、一機のU
FOが地球侵略の為に突っ込んできたのだ。
UFOから現れたのはどう見ても中学生程度にしか見えない少女、チロ。
侵略阻止の為にすったもんだする中で、陽太とみちるはUFOのワープビームを浴びてしまい、二人が触れ合うと互いの向こう側へ体がすり抜ける珍妙な体質になってしまう。
これでは抱き締めることもキスをすることも出来ない!
それにチロは尖兵に過ぎず、侵略の為の本隊はこれから来ると言う。
かくして陽太の、地球の平和と個人的な愛の為の戦いが始まった。
そしてそれはそれとして、行き場のなくなったチロの面倒を見たり、自由奔放なみちるに振り回されたり、幼馴染の近所のお姉さんから監視されたりと、忙しい毎日を送ることになるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-25 21:46:26
40943文字
会話率:45%
魔剣を求めてダンジョンを潜る主人公ギスタ。
しかし、女性への経験値の少なさゆえにか、美女に擬態したミミックの罠にまんまと引っかかり、その肉体を消化されてしまうのだった……。
時が経ち、同じくダンジョンに潜っていた全身鎧の女戦士が、難なくミ
ミックを退治する。
彼女はミミックの残骸の中にあったマントを身に着けるが、それは呪いのマントであり、鎧が着れない体になってしまう!
ミミック本体が死んだ事で自我が解放されたギスタは、不定形なミミック細胞に魂が憑依、女戦士の鎧に潜り込む事で、どうにか復活する。
かくして、全裸マントの女戦士と、鎧に入っていないと細胞が蒸発してしまう少年のコンビが誕生したのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-17 07:03:07
100459文字
会話率:40%
主人公・承一は、高校の入学式に向かう道すがら、通りかかった公園でゴミの不法投棄の現場に出くわす。
犯人は「異世界の女神」。
そして捨てられていたのは、亀甲縛りにされた「ダークエルフ」の少女だった。
聞けばこのダークエルフはヤミノと名乗る極
悪非道な魔導衝撃士(マギノ・ストライカ)で、戦いの果てに聖女達に捕まり、女神の元に生贄に出されたと言う。
しかし、女神の手にもあまり、異世界から遠いこの地球にわざわざ捨てに来たらしい。
すったもんだの末にヤミノを押し付けられる承一。
女神の手を離れた事で早速暴れようとするヤミノだったが、その力は封印されていた。
凶悪な魔導兵器(マギノ・ギア)を繰り出そうとすると、即座に女神の縄が発動し、自動的に亀甲縛りになってしまうのだ。
それも、押し付けられた承一と一緒に。
かくして切っても切れない仲になってしまった承一とヤミノは、同居し、同じ高校へ通学する事になる。
冷酷なダークエルフの社会で育ち、ひねくれた性格になったヤミノ。
そんなヤミノだが、生真面目で面倒見の良い承一に徐々に心を許していく。
しかしそんな二人の前に、強力な「敵」が現れる。
荒縄と絆のファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-11 19:10:06
123830文字
会話率:54%
悪知恵は持っているけど、ちょっとバカで生意気な女子中学生 若菜は、家で明日の体育の授業で使う柔道着を探すが、どうしても見つからないからさあ大変!柔道着を探すためだけに、ついに父や姉を巻き込むことに・・・。果たして、若菜の柔道着は見つかるのか
!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-12 21:41:02
3166文字
会話率:73%
天才より
クルクルパーを
こよなく愛する
俺もまた
クルクルパー感染者なり
最終更新:2016-05-07 01:46:40
5495文字
会話率:100%
地霊達は、今日も縁ある者の魂を求めて彷徨う……。
ごく普通の高校生である神崎瑠璃。
彼女の日常は、血のような紅い瞳をした少年に命を狙われたことによって、一変した。
彼女を助けたのは、クラスメイトの桐野茜だった。
『地霊狩り』の一族の末裔だ
と言う彼女は、瑠璃と共に彼女を襲った者の正体を探ろうとするのだが……。
「大丈夫だ、瑠璃!お前は、この私が命に代えても守るぜ!ドヤア!」
(シリアスな空気でドヤアって口に出して言う人、初めて見たかも……)
「おい地霊の野郎!てめぇなんざケチョンケチョンのクルクルパーマにしてやる!」
「敵をおしゃれにしてどうするの、桐野さん!?」
どこか抜けた(?)ところのある茜に、若干の不安を覚える瑠璃。
果たして二人は、瑠璃が命を狙われた理由を突き止めることができるのか。
そして、『地霊狩り』の正体とは……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-01 20:38:23
6082文字
会話率:34%