純文学というのは、どうしたって人を見なくてはならない。良いも悪いも全て。
幸せなところを見ていれば、不幸にならないんだよ。
そうだとも。でもどうしたって、不幸を目に入れてしまうんだ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思わ
れたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
不幸なものを見なければ、ずっと幸せで居られるって。
でも難しいよねって思ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 21:49:41
929文字
会話率:35%
精神の乱れから来る身体の変調に悩まされている中学二年生のエリは、厳しい両親と決まり事ばかりの学校生活の中で抑圧された生活を送っていた。
ある日、エリは探偵と出合い、彼が一匹の猫を探してい
ることを知る。数日後、偶然よく似た猫を目撃し、猫が逃げ込んだ繁みに腕を突っ込むと、彼女は異世界へトリップしてしまう。
トリップした先は、何もない酷く暑い世界。しかし、エリはこの異世界でこれまで感じたことのない深い落ち着きに浸り、精神の安定を覚えてしまう。異世界の住人のイブは、失われてしまったモノだけが現れる世界であることを明かし、失われてしまうモノは大切なものであると彼女に告げる。そして、エリが感じた深い落ち着きの原因も、人の失われてしまった楽しさなどの感情が空気に混じり合っているからであると説明する。
異世界でエリは偶然猫を発見し、もといた世界へ戻ることにも成功する。後日、探偵と共に依頼主(猫を探すように依頼していた人物)と会った際には、猫が依頼主にとって、本当に大切な存在であったことをエリは知る。
その後、失われてしまったモノが現れる異世界の存在を知った探偵は、数点の探し物を見つけてくるようにエリへ依頼する。彼女は仕方なく承諾し、また異世界へと足を踏み入れる。
幾つかを見つけることに成功したエリであるが、またしても深い落ち着きに浸ってしまい、彼女はもといた世界に戻っても、深い落ち着きを忘れることができなくなってしまう。そして、今度は自ら異世界へと足を踏み入れるのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-02 21:12:38
6269文字
会話率:22%