70年前の幼い記憶から始まる感動的なエッセイ。炊きたてのご飯の上で踊る鰹節を見て「これ生きているの?」と母に尋ねた朝食風景から、現代の深刻な「コメ騒動」まで、日本人と米の関係を描く。
戦後復興期の農村での米作り体験、高度経済成長期の減反政策
、農家の高齢化と後継者不足、食料自給率38%という危機的状況を検証。回転寿司の「しゃり小」ボタンに感じた違和感を通じて、米への敬意の喪失を鋭く指摘する。
「空気を見ずと安全保障はタダ」という防衛論を引用し、日本人が水、平和憲法、そして米まで「タダ同然」に扱ってきたツケが今回ってきたと警鐘を鳴らす。単なる農業問題を超えて、日本人のアイデンティティと文化継承の危機を訴える力作。「お米には七人の神様がいる」という先人の教えと現代社会の対比を通じて、私たちが取り戻すべき「食への敬意」を問いかける。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-05 07:17:31
5872文字
会話率:9%
エルシー・スカーレット男爵令嬢には前世の記憶がある。彼女の前世は日本の青森にある米農家の娘だった。
だが台風の日に死んでしまい、気が付いたらエラルド王国の男爵令嬢に転生していた。
その手には稲穂が握られていた。稲も一緒に転生してしまった
らしい。
エルシーは米作りを決意するが、王都周辺の土地は米作りに適さない。
そんな折、従妹のダニーの身代わりで、醜いと評判のブルーフォレスト辺境伯に嫁がされることが決まる。
だがエルシーは大喜びする。なぜならブルーフォレスト領は、米作りに適した土地だったから。
そして嫁いだ先で出会った旦那様のラウル・ブルーフォレスト辺境伯は、太ってはいるけれど顔の作りは美形だった。
ラウルは米作りを認めてくれた上に、健康的な和食でどんどん痩せていく。そしてエルシーを溺愛するようになっていくが――。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 12:39:20
122268文字
会話率:44%
核戦争で荒廃した近未来。
種もみを持つ老人に3人のモヒカンが迫る!
誰もが知るあの有名な漫画とは何も関係ないが、あの漫画を知っていることが前提となる作品。
(ややこしい)
最終更新:2023-09-15 17:15:43
2796文字
会話率:70%
大好きなおじいちゃんとその棚田、そこで採れたおいしいお米。
祖父母が亡くなり担い手がいなくなった棚田を復活させたい、陽子はその思いに突き動かされます。
田舎の慣習に縛られながらの山の棚田をめぐる様々な経験。
ある時、陽子は棚田で米作り
をしたくて移住してきた良太と出会います。良太がいれば棚田を生き返らせることができるかもしれないと陽子は考えます。
おじいちゃんの棚田はどうなるのか。思い続けることだけが陽子にできる唯一のことでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-14 18:00:00
19597文字
会話率:45%
農家や農業試験場の、努力の結果、北海道な有数の米作地帯になったようです。
最終更新:2020-07-05 02:11:52
416文字
会話率:0%
手作業による米作りのヒントです
キーワード:
最終更新:2018-05-12 14:56:48
2083文字
会話率:0%
主人公が異世界転生する物語。それを書いて投稿する小説家になりたい男の独り言。「俺も異世界に転生したい。まともな米作りがしたい」いつも食べてる米に何が入っているか、知っていますか?
最終更新:2017-07-09 16:04:05
1972文字
会話率:2%