死んだキミを今まで通り僕は愛していく。
僕の愛する女性は素敵な女性だったんだ。
どんな時も、笑顔で僕を支えてくれるそんな女性だったんだよ。
最終更新:2020-04-10 03:00:00
1332文字
会話率:2%
大学一年生の梅雨、面倒くさがりな僕は、傘を持ってくる事もせずに毎日近くの神社で雨宿りをしていた。
そんなある日、滅多に人を見かけない神社でとても美しい女性と出会う。
その人は、長い黒髪を滝のように流し、薄い唇で可愛く僕の名を呼び、そして儚い
笑顔で僕を翻弄する、とても魅力的な人だった。
雨の日にだけ会う約束をした僕らは、毎日のように顔を合わせ、他愛もない話をする。
女性に免疫がない僕でも、彼女に会っているうちに惹かれていくのは当然の結末なのかもしれない。
でも、彼女は会うたびに、何かを隠しているような素振りを見せる。
それを気付かないふりしている僕と、何かを隠す彼女。
彼女の秘密とは、一体――?
※Pixivミライショウセツに投稿してある作品を、加筆修正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-21 13:50:17
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会話率:30%