ふと目が覚めたら知らない場所にいた主人公。ダンジョン? モンスター? 真っ暗な迷路を彷徨い、化け物に襲われて。何が何だかさっぱりわからないまま状況に流され、気が付いたら……従魔契約してしまっていた!
はわわ、これから俺どうなっちゃうの~?(
※笑うところ)
――みたいな内心で始まるほのぼのライフ……に、なる予定。
※異世界転生ではありません。※今のところ恋愛要素を入れる予定はありません。※作者としてはコメディ時空にしたいけれど、左腕が疼くのでシリアスです。※作者は書き溜めることが出来ない性格なので割と不定期更新です。ご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 21:01:51
165155文字
会話率:28%
彼女のことを好きになった理由は、いくらでも挙げられる。
誰にでも優しくて、でも媚びていなくて。
声が静かで、目を合わせると少しだけ笑うところ。
それに、他人の話をちゃんと聞くところ。
でも「なぜか」じゃなくて、「なにか」おかしいと思ったの
は、
ある日のホームルームで配られたレポートだった。
それは、社会科の課題で提出された、生徒の作文の一部。
誰が書いたかは伏せられていたけれど――僕には、すぐに分かった。
これは、柚希の文章だ。
だけど内容が、おかしい。
そこに書かれていたのは、
“親がいない生活”と、“学校に居場所がない日々”についてだったからだ。
彼女は毎日学校に来ている。
クラスでも、先生にも礼儀正しい。
僕の隣の席で、当たり前のようにノートを取っている。
じゃあ、どうしてこんな文章が、彼女の中にあるんだ?
それはきっと、“好き”という気持ちでは届かない、
“名前のない生活”の中で書かれたレポートだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 16:00:00
47352文字
会話率:20%
笑うと不気味過ぎて距離を置かれるようになった少年時代のエルザは、やがて笑うことを止めた。愛想がない愛想がないと言われながらも、気味悪がられて距離を置かれるよりはマシだったので常に無表情でいるようになった。
大人になって傭兵稼業に身を置くよう
になったエルザは、仲間の負傷をきっかけにソロ活動を余儀なくされる。ソロ傭兵に回ってくる仕事など碌な物がなく、どうにかまともな仕事を貰おうにも愛想がないので交渉すら満足にできない。しかし運よくコネで貰えた仕事をこなした街で、運命(恐怖)の出会いを果たし――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 22:00:00
240871文字
会話率:38%
小倉明日香の友人、神城朝水はとても変わり者。泣くところで笑って笑うところで泣き、可愛い花を見るよりもゴツゴツした岩を眺めるのを好み、近道を通らず遠回りをするかと思えば道がない場所を突っ切って行こうとするような性格。だけど音楽に対しては誰より
も才能があり、誰よりも熱心で。そんな彼女に振り回されながらも、なんだかんだで楽しい日々を送っている。
楠富つかさ様主催、世界観共有日常系学園百合小説企画、星花女子プロジェクト第15弾作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 21:14:22
45878文字
会話率:58%
「付き合ってください!」
今日だけでもう3回目の告白だ。
競技場の片隅、桜の花びらが舞い散る春の午後。
別の学校の制服を着た女子生徒がピンク色の便箋を両手で差し出し、腰を曲げた。
彼女の声は小さかったが決然としていた。
皇陽斗は困っ
たように軽く笑うと、首を一度なでた。
彼が困った時に出る一種の癖だった。
「ごめん。僕...彼女いるから。」
「...え?」
予想外の答えに女子生徒の目が大きく開いた。
彼女はぼうっとしたまま立ち尽くしていた。
「じゃ、先に行くね。練習あるから」
皇は申し訳なさそうに腰を曲げて挨拶すると、振り返らずに自分の道を行った。
紺色の髪が春風にさらさらと揺れていた。
「やっぱり...皇さんは今日もイケてるな。」
私は競技場の片隅に隠れて彼らの姿を見つめながら、納得したように頷いた。
万人の彼に彼女がいるなんて誰も想像できないよね。
いや、むしろいないほうがおかしいんじゃない?
「推しの恋を応援するのもファンとしての務め!皇さんが幸せなのが俺の幸せなんだから」
皇に彼女がいるという事実に、なぜかこうも胸の片隅が痛むのか分からなかった。
俺はただファンとして彼を憧れているだけなのに。
分からない感情に拳をぎゅっと握った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 15:56:30
6940文字
会話率:31%
能登の田舎町に暮らす高校2年生・佐藤雪哉は、鉄道職員の青山航に密かな恋心を抱いていた。
そんな中、美術教師として東京から赴任してきた矢崎蓮。彼は冷たくもどこか孤独を抱えているように見えた。
モデルとして描かれるうちに、雪哉は矢崎への憧れと
恋の間で揺れ動き、戸惑いを隠せなくなる。
そして、矢崎もまた心に深い傷を抱えており、雪哉との関係に少しずつ変化が――。
恋に溺れる自分を止められず、でも「愛」とは何かに迷いながら、それでも誰かを信じたいと願う雪哉。
その先に待っていたのは、涙と夕陽に包まれた“再出発”の列車だった。
静かな海とローカル鉄道が見守るなかで、少年は恋を超えて「愛」に辿り着く。
心を揺らす、春の恋と旅の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 15:17:21
21034文字
会話率:23%
バイト代でお前学園の闇を密告して小遣い稼ぎ?その正体、コードネームは“Ms.アンビシャス”!でも正義のスパイ女子・杏の前に、超問題児イケメンが現れて……「お前が欲しい」って何それ!?密告、恋、妹の入院費――人生いろいろ!仮面女子が本気で笑う
とき、物語が動き出す!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 00:27:17
2120文字
会話率:49%
ある日、世界は静かに書き換えられた。
誰も気づかないまま、ただ一人の不運な天才ハッカーによって。
夏の東京。下半身不随の青年・一条悠は、終わったはずの身体に微かな“熱”を感じた。
それは奇跡か、偶然か――それとも、神のコードか。
やが
て彼は、世界の裏側に“REAL”と呼ばれる言語が存在することに気づく。
その記述によって、現実は「実行」されているのだと。
彼は書き換える。
愛を、過去を、存在を。
そして、静かに崩れていく。
恋人が笑うとき。
街に“神の啓示”が溢れ出すとき。
世界は、もう止まらない。
最後に「自分自身」を削除するとき、
彼は知る。
この物語そのものが、最初から“誰かによって書かれていた”のだと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 04:37:18
8623文字
会話率:16%
山が笑うところをたしかめに行く話
最終更新:2025-01-05 22:00:00
1998文字
会話率:43%
拳法家の間では生ける伝説として高名であった主人公、飛竜は、拳法家としての人生に幕を閉じようとしていた。齢百と八、よく生きたものだと式を悟って目を閉じたが、そんな飛竜の目の前に現れたのは武をつかさどる神だった。神は飛竜の功夫を褒めるが、当の
本人はまだまだだと、もう一度人生があればさらに強くなれると豪語した。それを聞いた武神は笑うと共に、その言葉が真実なのかどうか、まったくの別世界にて生を受けさせることにより、彼を試すことにしたのだった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 18:20:00
10593文字
会話率:64%
中学生になる頃に祖母がくれたプレゼント。
それは魔力と呼ばれる力だった。
祖母は僕に力を渡しそれが魔力であるコトだけを伝えるだけで他のことを教えてはくれず、ただ笑顔を向けるのみ。
困った僕を楽しむような顔で笑うと『好きにしなさい
』と言われた。
祖母はその後すぐにいなくたってしまったけど、僕は魔力の可能性を確かめたいと思ったのだった。
※久しぶりの執筆になるのでリハビリがてら頑張ります!
※モチベが爆上がりするのでコメントや星お願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 07:00:00
4077文字
会話率:40%
私は、黒い魔物に取り憑かれている。ずっと、そう思い込んでいた。
東雲凪をいじめる者は、黒い悪魔に襲われる。そんな噂が囁かれる程度には、『怪異』はよくある事だった。私に手を出すと黒い霧の獣が地面から現れて、相手を襲う。過去には一人だけだ
が死人も出ている。その子は見るも無惨に噛み殺されたのに、何故か事件は警察によって揉み消された。
「それは魍魎降しだよ。君が使役しているそれは、妖怪だ」
そう教えてくれたのは、通りすがりに助けてくれた、白銀幸志と名乗る男の人だった。自分は、霊媒師みたいなものだと言う。茶髪だし、サングラスしてるし、色々胡散臭いけど、よく笑う不思議な人。
私は、どうすればいい?
「同じ魍魎使いに教わればいい。でも、ちょっと特殊な世界だから、今の暮らしは捨てなきゃならなくなるかもよ?」
「それは、別にいいよ」
私が笑うと、白銀さんは、少しだけ目を細めて私を見た。琥珀色の、綺麗な瞳だ。
「だって私、今の生活に、失って困る物なんて何一つないもの」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 20:43:32
38806文字
会話率:66%
大金の使い道に困っていたミクトは、奴隷商人にひどい扱いを受けていた一人の少女を買い取ることにした。
しかし、その少女は自らの不幸を願うドM……マゾ……ええっと、破滅願望があった。困ったミクトだったが、野放しにするわけにもいかず、少女の世
話をすることにする。
そんなある日、花屋で働くミクトの元に野花の採取依頼が入る。依頼された野花の原生地は魔法生物が生息していて、最近では盗賊による人身被害も相次いでいる場所だった。
魔法の使えないミクトは断ったが、少女が行きたがるので渋々同行することにした。
野花を穫ってすぐに帰る予定だったミクトだったが、運悪く盗賊に見つかり命を狙われてしまう。
「あなたに強大な力を分けてあげます。そう、人間じゃ到底使いこなすことのできない、世界を滅ぼすほどの強大な力を」
そんなとき、少女は不敵に笑うとミクトの胸に手を添えてこう言ったのだ。
「そうすれば、きっとあなたは国から……いえ、世界から狙われる。大丈夫。わたしも一緒に、追われる身になります。もう二度と、普通には生きられない罪を背負って」
奴隷少女は不幸になりたい。どんな手を使ってでも。
「ね? それってとっても、不幸でしょう?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 14:17:34
8975文字
会話率:62%
声は聴いたことがないのですが
キーワード:
最終更新:2024-09-19 10:28:29
1478文字
会話率:0%
私(佐藤千紘)は小さい頃から自覚している陰キャで、高校に入学した私はこれから3年間静かに過ごすと思っていた。
別に友達100人欲しくないし、趣味が合って一緒にお弁当を食べてくれる友達が出来たらいいなって。
でも、突然現れら幼馴染の陽キャ?
の佐倉凛のせいで私の穏やかな高校生ライフが崩れる。私の世界に勝手に入ってくるし、土足で私の心に入ってくる。
突然、可愛いって言う神経が信じられないし…
ニコニコした顔が腹立つし…
笑うとめちゃくちゃ可愛いし…
人気者だし…
全てにおいて腹が立つ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 21:56:23
221756文字
会話率:38%
貰い遅れたグスタフがお見合いで婚約解消された経験のある女の子シェリーとお見合いをして恋に落ちる。
その場で膝をつき愛を乞う。
二人は短い期間で結婚にまでたどり着き子供が生まれる。
シェリーによく似たとても可愛らしい子。
なのにシェリーはその
子供を目にいれるのも嫌だと関わりを持とうとしない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-25 17:00:00
5246文字
会話率:26%
乙女ゲームのライバル令嬢に転生したクレール。巨大彗星より授けられた奇跡をその身に宿し、人々に希望を与える『星』と呼ばれる存在だが、クレールの奇跡は『笑うと草木が成長する奇跡』だった。同じく奇跡を身に宿すヒロインが現れ、一代に一人の『星』選
ぶの選定試験を受けるが、見事敗退!
しかし、クレールはこれを機に従者のガイアスと共に幼い頃の夢だった『星』の始まりの地、最果ての大地への巡礼の旅に発つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 18:00:00
23321文字
会話率:57%
――兄様、助けてほしいの。
長年の遊学から戻ったセイラルに、懇願してきた妹、アレット。聞けば、妹の婚約者、リシュリエール王子が面倒な呪いにかかったそうで。
――あのね、リシュリエールさまは、私が笑うと、心臓が潰れるように苦しくなる呪い
にかけられてるの。
は?
――最近はね、私が他の人と笑うと、心臓が焼けつく呪いにもかけられたそうなの。
…………。
――ねえ、兄さま。この呪いを解く方法を教えて!
一途で健気のベクトルを間違えてる妹と、恋の無自覚王子の間に挟まってしまったセイラル。
いいかげんにしてくれ。
オレは遊学帰りでとっても疲れてるんだよ! さらに疲れさせるんじゃねえよ、このバカップル!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 18:00:00
4935文字
会話率:42%
『彼女』は僕の同級生で、17歳で女子テニス部で快活で、笑うと淡い桃色の頬に浮かぶえくぼがとても似合っていて、つまるところ最強だった。
これは冴えない僕が幾星霜の障害を乗り越え、彼女の肌着より彼女に近い存在になるまでの物語。
お代はい
らない。一読の価値あり。
読んで、後悔はさせない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 19:35:24
11308文字
会話率:23%
学校の花壇のお世話をしている私は、1年間クラスメイトだった中尾君の事が気になって……何かにつけてカレの事を思い出してしまうのだが……
キーワード:
最終更新:2024-04-04 15:37:30
1510文字
会話率:43%