ぽしょなれの何気ない日々。嘘と偽りで成り立っている現代を愚痴る日々を過ごしながら、異世界物の小説を書いていた。それを何処で見たのか異世界の神が本気にして怒り、なんと、ぽしょなれは異常なステータスを与えられて異世界に転生させられてしまったのだ
。見かねた女神様が慌てて加護を与えてくれたおかげでなんとか生延びる事が出来た。
次の駅(ぽしょなれ)は異世界だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 10:58:58
846258文字
会話率:46%
主国アンダリアズ王国に人質としてやって来た隷属国タータイヤ王国のメイリヤ姫は、王族らしからぬ貧相な見た目と人形のように何事にも反応しない奇妙な姫だった。王の前にいるものの、名前を名乗っただけで後は棒のように突っ立っている。
広間に集まっ
た貴族たちは侮られたに違いないと憤慨し、兵を出すべきだと騒ぎ始めた。ところが末王子のミティアスは「予定どおり姫は僕の伴侶でかまいませんか?」と口にする。ミティアスがそう言ったのは、ベールに隠れた姫の瞳が世にも珍しい左が紫色で右が淡い碧色だったからだ。
最初は珍しい瞳にしか興味がなかったミティアスだったが、次第に生き人形のような姫に惹かれ始める。そして姫の秘密を知り……。初恋を知らない恋多き末王子と、姫として嫁いできた心を閉ざした王子の恋のお話。※他サイトにも掲載
[苦労知らずの末王子×隷属国の人質王子 / BL]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 10:00:00
58236文字
会話率:33%
この世界では、女性の魅力が高まる時に発生するエネルギー「女子力」が、社会を支える主要な電力源となっている。古くからその存在は知られており、女性たちは生まれながらに微弱な発電能力を持つ。成長するにつれて、内面や外見の魅力を磨くことで、その発電
量は増幅していく。
女性たちは皆、女子力エネルギーを効率的に蓄積し、利用するための小型デバイスを身につけている。このデバイスを通して、家庭や街の電力が供給され、現代社会のあらゆる活動が成り立っている。
女子力の定義は多岐にわたる。容姿の美しさ、洗練されたファッションセンス、人を惹きつけるコミュニケーション能力、優しさや気遣いといった内面の輝きなど、その全てが女子力として認識され、発電量に影響を与える。特に、恋愛感情や他者からの肯定的な評価は、女子力を大きく向上させる要因となるため、社会構造や人間関係にも独特の側面が見られる。
女子力発電が社会の根幹をなす一方で、課題も存在する。女子力の個人差によるエネルギー格差、意図しない過剰発電による事故、そして何よりも、女子力という曖昧な概念がもたらす社会的なプレッシャーや偏見など、このエネルギーシステム特有の問題が人々の生活に影を落とすこともある。
物語は、そんな女子力発電が当たり前の世界で生きる様々な人々の日常を描く。女子力に自信を持つことで社会的な成功を手にする女性、自身の女子力に葛藤する少女、女子力を高めることに貢献する男性、そして、このエネルギーシステムの裏側に潜む矛盾や新たな可能性を探る人々。
それぞれの視点を通して、女子力発電というユニークな設定が織りなす、人間模様や社会のあり方を描いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 17:04:15
18760文字
会話率:35%
検察。
政界にも切り込む最強の捜査機関。
巨悪に屈しない正義の番人。
不偏不党の公益の代表者。
それが検察。
検察庁には、検察官を支える「検察事務官」がいる。
検察官と二人三脚で捜査・公判にあたり、検察官の頼れるパートナー。
通称「G(じ
ー)」。
映画やドラマでは、検察官の取調べのときに、検察官の横に座ってパソコンを打っている者として描かれるが、Gの職務はそれだけではない。
捜索差押(ガサ)では段ボールを抱え、逃亡した被告人を追い、罰金未納者から取り立てを行う。
時に尾行し、時にスマートフォンの解析を行う。
Gの存在は検察官の影に隠れて見えにくい。
しかし、検察官の目立つ仕事の裏では、検察事務官の目立たない業務が幾千にも重なっている。
目立たぬ業務をまるで当たり前のことのように着実に行う。そんな検察事務官がいるからこそ検察庁が成り立っているのだ。
司法修習を終えたばかり、検察官1年目の新任検事の多田野武雄は、才色兼備の女性事務官、横居さやとペアを組むことになった。
女優顔負けの美貌を持つ横居に、目すら合わせられない多田野。
執務能力の高さから、新任検事の指導官たるGに選ばれた横居だが、彼女には大きな欠点があった。
「ツンデレ」と称され、被疑者にも同僚にも鉄面皮の横居は、被疑者に「言い訳こいてんちゃうぞ」と言い放つほどの短気で勝気な性分なのだ。
捜査官としてはもちろん、法律家としても社会人としても未熟な多田野を叱咤激励する横居。
どんくさいことから「どんP」と言われ、人情だけが売りの多田野は、涙も鼻水も流しながら横居について行く。
それはもう一種のSMプレイ?
そしてこの凸凹コンビにも、容赦なく事件は起きる。
薬物中毒、常習窃盗、特殊詐欺に傷害事件。
手練手管を弄する被疑者に、二人はどう立ち向かっていくのか。
そして、横居に惹かれていく多田野は一体・・・?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 12:08:08
7626文字
会話率:24%
田舎街の外れ、丘の上には立派な屋敷が立っている。
所有者は大貴族か、はたまた王族かと勘違いされるが、屋敷の主は平民の娘だ。だが娘は何十年も見た目が変わらない。
そして娘に使える五人の使用人達は、皆恐ろしく美形で、屋敷の主である娘を大層慕
っている。
屋敷の主は大貴族の愛人か、はたまた恐ろしい魔女なのか?
…………いいや違う、この世で一番哀れな主。五人の悪魔に喰われない為に、必死になっている娘なのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 12:05:06
517502文字
会話率:43%
一年前の自分は知らなかった。一年後の同じ場所、同じ教室に立っているという事を。
一年後の自分は知らなかった。やり直したハズの世界さえも失ってしまう事を。
タイムマシンがあったなら知りたい。過去も未来もその全てを。
これはきっと
一年前の自分も一年後の自分も出逢う事がない女の子との物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 00:25:16
309596文字
会話率:75%
全部平均以下ステータスの26歳の男、橋下哲人は交通事故で死亡したが、気づくと転生していた。
そこは魔石で成り立っている世界。魔石は力を込めるとまるで魔法のように効果を発揮する為、火、水、光の三大魔石は生活の中にも使われている。つまり魔石がラ
イフラインなのだ。
そしてこの世界には魔石を採りに、魔物がいる歪な地形をした危険な探索フィールドへと行く職業がある。
"それを探検家という"
転生しても運動音痴だった俺だが、
一つだけズバ抜けた才能を持っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 22:16:54
66925文字
会話率:31%
あなたの幸せが望み。
それ以外は何も望まない。
でもどこからか声が聞こえる。
本当に良かったのか?
この幸福は、この笑顔は、あの涙の上に成り立っているのに?
涙が零れた事実は消えないのに?
あなたは本当に幸福?
婚約者と姉の不貞によ
る婚約解消を経て、子爵令嬢エリーゼが掴んだ新たな恋と幸せと、その裏側。
明るく優しい話ではありません!
ドロドロした嫌な話です。
毎朝四時更新の全3話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 04:00:00
16805文字
会話率:22%
彼は事故による心因性のショックで声が出なくなってしまった。ある日彼が病室に戻ると、窓辺には少女が物憂げな様子で空を見ていた。腰のあたりでカールしている艷やかな黒髪と、月の光に煌めく紫紺の目を持つ彼女の頭には普通ではない二対の黒い角がそびえ
立っている。彼に気づいた少女は、勢いよく振り返り、さっきまでの様子が嘘のような快活な笑顔で彼に告げる。「こんにちは! 私は悪魔! 君の魂をもらいに来たんだ!」
彼は悪魔と過ごすうちに、心の傷を癒していく一一折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 21:46:29
12200文字
会話率:31%
貨幣はあくまで『金属そのものの価値』な世界で、人々は目に見えるものしか信じない。
「約束」も「信用」も、そこには存在しなかった。
社会が、見えない信頼のうえに成り立っていることに、俺たちは普段気づかない。
だがそれをすべて失ったとき、よう
やく気づくそれが経済の本質だったのだと。
これは、信用を知らない世界で、ひとりの少女との出会いから始まる、“信用”を作る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 07:02:22
3146文字
会話率:35%
> その日、物語は戦い方を忘れていた。
キャラは立っている。世界観もある。けれど「戦闘シーンだけがどうしても書けない」──そんな小説家の卵たちの前に現れたのは、“ただ戦うだけの本”だった。
これは、誰かの物語の一部になることを願っ
て書かれた、戦闘描写専門のアイデア集。
剣を振るう腕の軌道から、魔法が炸裂する瞬間の余韻、重たい拳が胸を打つ衝撃まで――
多種多様なシーンが、きっとあなたの創作に力を貸してくれるはず。
「戦闘を描けない君のために、ここに戦いを。」
書く者に、戦う言葉を。読んだ者に、戦う勇気を。
戦闘シーンのバリエーションを集めたこの作品が、物語を紡ぐあなたの“武器庫”になりますように。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 14:31:33
4299文字
会話率:17%
小さなアパートの一室で独り23歳の誕生日を迎えた黒野誠司は、天井を見上げながら将来のことを考えていた。お笑い芸人を目指して一人暮らしをしていた誠司であったが、自分をお笑いの道に誘ってくれた相方は、早々に夢を諦めて実家へと帰ってしまう。
自分も就職活動でもしようか――そんな風に悩んでいた誠司だったが、突然眩いほどの光に包まれると、見覚えのない小さな部屋の一室で目を覚ました。
目の前には、ルティンと名乗る男が立っている。
さらに誠司は訳もわからず、ルティンという男に告げられるのである。
「カイトラの現国王である、アレクサンデル王の命を絶ってもらいたい……」
大真面目に言い放ったルティンであったが、なぜか誠司の名前を聞くや否や、部屋から飛び出して逃げ出してしまった。
ルティンとは、何者なのか。誠司はどこに来てしまったのか。
見渡す限りの知らない世界が、目に飛び込んで来る。
誠司はルティン追いながら、やがてこの世界の国々を巻き込もうとする陰謀と計画に真正面から立ち向かうことになるのであったーー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 00:40:52
213545文字
会話率:46%
異世界転移に巻き込まれた中年男性の桜井信、異世界の王族が勇者召喚の為の儀式に立っている美形青年、巻き込まれた中年男性の桜井信は城から放り出され、路頭に迷う、だが現金を手にした時、空中に現れたリスト、また値段、試しに買ったのは変身ヒーローの
首飾り、また閃いた桜井信は、異世界で暮らす事を決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 14:37:37
4810文字
会話率:27%
世界というものは、あまりにも綱渡りな状態で成り立っている。この世界もまた、ある事象さえ起らなければ滅びの一途を辿っていただろう。それぞれの過去を持ち、それぞれの目的を持ち、それぞれの信念を持っていたが故に出会った二人。彼等の出会いはやがて運
命すら打ち砕き、未来へと繋がれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-21 00:18:57
28248文字
会話率:49%
不条理はいつも私たちの後ろに立っている。
ホラー短編集。
*カクヨムとノベルピアに投稿しています。
最終更新:2025-04-19 23:30:27
21939文字
会話率:20%
疳之虫――。
それは、宿主に潜み、本能を引き出す存在。
覚醒して才能を開花する者もいれば、その衝動を抑え切れず暴走し、破滅へと導く者もいる。
その疳之虫を祓う存在として、国家祓魔師が国々を飛び回っているのだが、残念ながら人数が少なく、
対応し切れていない。
代理として民間の祓魔師に依頼し、疳之虫を祓ってもらうことで現状が成り立っている。
舞台は、イギリス首都ロンドン――。
ある日、スリで生活していた少年が少女に襲われ、命の危機に瀕していたところを青年によって救われる。
これを機に少年は、疳之虫の存在を知り、理不尽な世界に巻き込まれていくのであった。
※アルファポリス、カクヨムにも掲載中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 19:10:25
69947文字
会話率:31%
罪が怪物として現れる世界で、人類は崩壊の瀬戸際に立っている。社会は崩壊し、魂の腐敗から生まれた歪んだ半人半獣の怪物、百人衆と呼ばれる奇怪な存在に蹂躙されている。軍は残忍な秩序を強制し、生存者は消えゆく希望にすがる。
混沌の中、過去に縛られ
た男、正木智也は死よりもはるかに悪いものに目覚める。人間であることの意味を問わざるを得ない変容。彼が自分の心の深淵と格闘する中、より大きな力が迫ってくる。すべてを統率する神のような存在、アペックスゼロ。支配も裁きもせず、ただ観察し、世界が自滅するのを待つ存在。
罪とは何か?自由意志とは何か?人類が自らを超えたら何が起こるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 09:54:20
8923文字
会話率:19%
「いじめはダメだよ」
その一言が、地獄の引き金だった。
荒れた学校。暴力が支配し、教師さえも黙認する教室で——
宮本智明は、“いじめ”という名の連鎖に、たった一言で飛び込んだ。
その日から、標的は変わった。
教室で殴られるのは、彼だけ
になった。
声を上げない。逃げない。泣かない。
誰よりも弱そうな体で、ただ黙って殴られ続ける。
そして次の日も、また同じ場所に立っている。
誰も命じていない。けれど、誰もやめない。
「こいつならいい」
「壊れないから、いい」
やがて噂が広がる。
「あいつはおかしい。痛みを感じていない。」
いや、違う。あいつは——
何が正しくて、何が壊れているのか。
どこまでが日常で、どこからが地獄なのか。
生徒たちは気づき始める。
“壊れないこと”よりも、壊れさせようとする自分たちの方が、よほど壊れていたことに。
そして物語は静かに、教室の外へと広がっていく。
転入生、消えた教師、正体不明の男たち——
誰もが何かを抱えながら、それでも今日も、学校は始まる。
そこにはまだ、包帯を巻いた彼がいる。
笑いも泣きもせず、変わらず殴られ続けている。
まるで、それがこの世界の“正常”であるかのように。
——だが、夏休みは近づいている。
そしてその先で、智明は別の学校へと転校する。
智明は最初からこの学校に通うことを決めていた。
家から近く、転校条件を満たすためには、夏休みまで通う必要があったからだ。
ただそれだけが理由で、何も言わず、何も求めず、学校に通い続けた。
しかし、次第に智明の心は変わっていった。
転校生・聖奈が転入してきたことで、智明は何かが変わる予感を抱くようになった。
彼女は世間知らずで、荒れた学校の状況に無防備だった。
そのせいで、すぐにいじめの標的になりかけていた。
智明はその光景を見過ごすことができなかった。
「このままじゃ、また誰かが犠牲になる。」
そう思った智明は、また自分だけが犠牲になることを選び、学校の荒れた環境を変えるために動き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 21:06:05
1803文字
会話率:24%
串刺しにされようと、腕を切り落とされようと、
博麗の巫女は“決して死なない。
その少女は、止まった時間の中で幻想郷を守り続ける。
誰も知らない。
この楽園が、ひとりの犠牲の上に成り立っていることを。
最終更新:2025-04-13 20:41:34
3995文字
会話率:27%
ある者からは、竜聖と崇められ。
ある者からは、竜聖と恐れられ。
竜聖であるミュートス・ドラゴニアは日々来訪する冒険者や崇拝者に疲れが溜まっていた。
そんな中、1人の少女が迷い込む。この子も自分が目的なのかと思い、脅して追い出そうとしたが、き
ょとんとした顔をして立っているままだ。
人間ならば誰しもが恐怖を覚えて逃げるはずなのに、むしろ話しかけてくる姿に興味を持ち、彼女のことを知ろうとしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 16:06:48
5143文字
会話率:53%