神の子は神となる前に、守護する種族の人生を経験する。
しかし、人間としての人生は過酷で残酷なものであった。
人間の生を終え、神として誕生した彼は守護するはずの人間に対して
憎悪を抱いていた。
人を憎む“人の神” VS 生態系の頂点・人類。
裁かれるのか、神をも討ち王座を奪うのか――天秤は今、動き出す。
※本作はカクヨム・アルファポリス・作者のWEBページにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 16:46:51
33872文字
会話率:31%
王女クロエが授かったスキルは【草生える】。
文字通り雑草を生やすだけのふざけたスキルだった。
笑いものにされ、無能と蔑まれ、彼女は荒れ地へと追放された。
「笑えなくて草生えますわ。でも諦めてたまるものですか!」
草一本生えない荒れ地に、
クロエは草生えるスキルで立ち向かった。
土地に眠る水脈を呼び起こし、草地を広げて、畑を豊かに。村はやがて町になり、さらに発展を続けていく。
しかしその大地には、失われたはずの『世界樹の種子』が眠っていた!?
開拓と発展の裏で迫る陰謀と戦乱。
追放された王女の逆転建国ファンタジー!
※他サイト掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 13:13:28
148098文字
会話率:49%
【毎日12:00に更新中!】
――――――――――――
果てしないフィールド、無数の種族、豊かな文明。
得るのは自由。差し出すものは代償。
そんな触れ込みで、オープンワールド・ファンタジー・VRММO、【クライシスオンライン】はサービス
を開始した。
特筆すべきはそのとんでもないキャラクター制作の自由度である。中でも目立つのは、ランダムエディットであった。
曰く、通常では選択できない種族にもなり得る。
曰く、ランダムエディットボーナスがつく。
曰く、最強への最大の近道である。
そんなロマンに満ちた言葉に人は魅せられ、乱数の女神にすべてを委ねた末に_大半は自らの手で自らを作り直すことを選んだ。早い話、諦めたのである。
何せ「通常では選択できない種族」は、普通の人類種よりもはるかに弱いものも含まれていたのだから。
例えば、ただの影だとか。
ここにプレイヤー_もとい、乱数にすべてを委ね、可能性以外のすべてを奪われた小さな影が一つ。名はエナ。那なる穢を持つもの。
異常な執着を秘めた冷ややかな彼女は、すなわち冷徹な刃を情熱的な手で握りしめるモノ。
これは、ただの脆弱にして矮小な影が、その執着をもって大いなる魔物へ成り上がる話。
――――――――――――
行きあたりばったりの予定です。ちょっぴり恋愛要素あり……?更新不定期。気長にお待ちください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 12:00:00
47706文字
会話率:45%
シルバーフェニックス族は美しい銀髪とグリーンの瞳を持ち、緑溢れる大地と豊かな実りを人間に提供していた。彼らのことは、物語に出てくる架空の種族として人間の間で語り継がれるに過ぎなかった。ある事件が起こるまでは……。事の発端は、とある山奥で見付
かった大量の鏡。その鏡は、人間に姿を変えて生活していた彼らの正体を暴くことができるものだった。彼らの本来の姿を見た人間は美しい容姿をコレクションし始めるが、幽閉された彼らが餓死し始め、そして、彼らがいなくなった土地が砂漠化していく。非人道的な行いと環境の変化を止めるため、彼らの保護団体PFSが発足された。ある日、救出メンバーのキラがとある幽閉先に潜り込むと、シルバーフェニックスの女の子の隣に正体不明の男が閉じ込められていて「お前、何者だ?」と聞いて聞くる。「あんたこそ何者よ」そのあと同じ状況で再び対面する二人。男の正体は。二人の関係はこれからどうなるのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 22:22:06
684500文字
会話率:76%
立花陽太と呼ばれる十七歳の青年は直情的な男ではないが、千歳緑という、愛していた女性がいた。しかし彼女は突然、不可解な死を遂げてしまう。緑の母から、彼女が生前大切に保有していた「緑花旋律」という書物を手渡された陽太は、その書物を読み解くことで
異世界の存在と、「死すらも克服する彼岸花」の存在を知り、緑の死を覆すために異世界へと転移する。そこは北欧神話に類似した桃源郷のように見え、現実世界の規則や常識が通用しない未知の異界であった。苦労しながらもなんとか異世界の知識と、「術式」と呼ばれる魔法のような技術を会得していく陽太は再び千歳緑を救う決意を固め、世界樹を目指し、旅を進めることとなる。
九つの種族、九つの大陸、四つの衛星が循環する平面世界の異世界で――陽太を中心に綴られるファンタジー異世界転移物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 17:18:56
630562文字
会話率:27%
太古の昔。まだ緑や水すら無い星に、宇宙から雲を突き破り降り注いだ、争い合う二つの球体……紅い光と黒紫色の闇。
二つが降り立った星で激突した時、この星にて紡がれる物語は始まった。遥かな時が過ぎた頃、魔物や魔族の頂点に君臨する厄災。
魔神
王なる存在の出現に対し、三人の若者と種族の全く違う4匹へ白羽の矢が立ち、使命を果たそうとする時。
貴紀の錆び付き、止まっていた運命の歯車は突如として回り始め、重大な選択を求められる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 22:06:06
1567354文字
会話率:42%
ドゥッテイは契約先のエッフィル家の家事を担う居候として生活していた。
彼は家事をする日々によって、住む場所や飲食料は何とか確保できていた。
ドゥッテイは家事生活を送る傍ら、マジカルインターネットワーク、通称インターネットと呼ばれる通信手段
を活用して、文章で作成した物語を公開していた。
ある日、いつもと変わらないインターネット小説の結果が出ない生活を送っていると、エッフィル家に便箋が配達される。
その宛先は、エッフィル家の者に対してではなく、ドゥッテイへのものだった。
彼は便箋を自室で開封すると、中に、『慰安癒館』の無料利用券と目的地への地図、そして説明書きの紙が封入されていた。
ドゥッテイは怪しい便箋をゴミ箱に捨てようとするが、好奇心あるいは何か希望を見出し便箋の指示に従うことに決める。
後日、ドゥッテイは山々が続く街道に沿って移動し、無事に目的地に到着する。
緑に包まれた景色の中にある、『慰安癒館』と書かれた店の中に足を踏み入れていく。
店の受付に促されて奥に進んでいき、待合室で待っていると、一覧表を渡される。
どういう仕組みで何が起こるか分からない状況の中で、ドゥッテイは店員に、『ナデシコエノレフ』という聞きなれない種族の女性を推奨されるが、キャトの女性を選択した。
ドゥッテイがしばらく待機していると、準備が終わった知らせを受け、通路を進んでいくと、一覧表に描かれていた写し絵の女性が彼を歓迎した。
キャトの女性はアバロニカと名乗り、穏やかに店外に連れ出す。
店の外には更に緑が濃い景色が広がっていて、とても落ち着く雰囲気だった。
アバロニカはドゥッテイのインターネット小説の事情を聴くと、何かやる気に満ちた様子で、番号の書かれた小屋の中に彼を案内する。
ドゥッテイは小屋内の椅子に座ると、ソウゾウ魔法が使えるようになるペンダントを渡され、身に着けた。
彼女は一緒にチョッコバママを作ろうと説明すると、彼は言われた通り意識を集中させてバママを作成し、アバロニカはチョッコロネを作り出す。
ドゥッテイはどうしたらいいか分からず、彼女の言う通り、バママをチョッコロネの穴に入れる。
チョッコバママ作成を無事に終えると、二人は気持ちが晴れた表情を浮かべながら森の出口に向かう。
優しくアバロニカに見送られて、ドゥッテイは前向きな様子を見せるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 22:28:16
10803文字
会話率:44%
数百年前、
森にいるはずのエルフが流れ流され砂漠に到着。
それでもエルフは逞しくも生きていきます。
あるものは商売を始め、あるものは砂漠の緑化を目指し、あるものは他種族と組んで冒険者稼業に勤しみます。
月日は様々な所に影響を及ぼし、主人公は
魔法のじゅうたんを駆り、砂漠を渡る運び屋稼業で日々過ごしてます。
21話よりスナネコが餌付け(?)されました。
2016/02/02完結しました。
ですが、感想・評価大歓迎です。お待ちしております。
新エピソード、始まりました。(2016/03/08)
カクヨムにて手直し版更新終了です(本編のみ)
追加エピソードはこちらで更新していきますので、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 08:13:23
1076920文字
会話率:34%
【あらすじ】
スペースコロニー・ガイアが、自我を持ったAI「ERIS」の侵入により制御を失い、地球へ墜落する。200万人の住民を乗せたガイアは、運営管理官の翠(アキラ)、ボブ、キャロルの奮闘も虚しく大気圏に突入。アキラはキャロルの指示で義体
化手術を受け、脱出ポッドで地球へ脱出するが、記憶の一部を失う。14時間後、ガイアの90%が北太平洋に墜落し、津波、放射性物質汚染、海面上昇で地球は壊滅状態となる。
アキラは生物学者として、ガイアの閉鎖型エコシステムを管理していた。搭乗60日目にエネルギー供給の異常を感知し、環境管理AI「ECOS」の警告から調査を開始。AIエンジニアのキャロルは、過去に追放したERISの再侵入を疑い、アキラと協力して対策を模索する。63日目、ERISが復活し、ガイアを地球へ向かわせることが判明。元軍人のボブは防災隊を率いて住民の脱出を指揮し、アキラの義体化や脱出準備を支援。
しかし、脱出カプセル不足で全住民は救えず、ガイアの墜落は現実となる。アキラは北太平洋に不時着し、ポッドのAIから「西方(セイロン島)」へ向かう指令を受ける。記憶喪失に悩みつつ、南京市を目指す旅を始める。
パリに不時着したキャロルは拠点を設け、アキラの義体にECOSのバックドアコード「Nephrite」を仕込んでいた。彼女はクラーク・ステーションのバックアップを使い、ERISに対抗。ボブはシナイ半島で生存者コミュニティを指導し、セイロン島へ向かう。
南京市でアキラはデイビッドと出会う。彼はキャロルの指示でアキラを支援し、ECOS復旧の鍵が彼女の記憶にあると告げる。セイロン島でアキラとデイビッドは宇宙エレベーターに到達。ボブ一行が合流し、エレベーターを修理。アキラは記憶を探り、クラーク・ステーションへ向かう。
パリのキャロルはERISと電子戦を繰り広げる。アキラたちはステーションに到着し、過去の映像で「Nephrite」を思い出したアキラがECOSを復旧。ERISの猛攻で義体が限界に達し、彼女は自身を犠牲にしてERISを封じ、地球再生を開始する。
ボブはステーションから緑の回復を眺める。50億粒の種子が散布され、植生の1/4が復活。10億人が生き延び、アキラの犠牲は希望を刻む。キャロルとデイビッドは彼女の遺産を未来へ繋ぐ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 00:00:00
42332文字
会話率:11%
「パンがなければ、作ればいいじゃない――小麦から!」
とある小さな王国では、深刻な飢饉が民を襲っていた。主食であるパンの元、小麦は収穫量が激減し、貴族は倉を閉ざし、農民は痩せた土地で疲弊していく。そこへ、現代日本の高校生が突如として異世界
転移を果たす。
目覚めたのは、荒れ果てた畑と泣きじゃくる子供たちの真ん中。混乱する主人公だったが、彼が持ち合わせていたのは、日本で学んだ現代の高等教育で獲得した平凡な教養と、なぜか異世界でも通じる言語能力だった。
「土壌が酸性に偏っている? なら石灰を撒けばいい。窒素固定が不十分? マメ科植物の出番だな」
主人公は、石灰岩から作った消石灰で畑の土を改良し、輪作と緑肥を導入。クローバーや豆を使った肥料循環を築き、痩せた土地を少しずつ蘇らせていく。雨が続けば排水路を掘り、干ばつがくれば簡易な灌漑装置を設ける。種子は選抜交配で収量の高い系統を育て、貯蔵には煙と乾燥を併用してカビを防ぐ。こららの知識はすべて高校の授業で習ったレベル――だが、それはこの世界にとってはまさに“神の技術”だった。
次第に「奇跡の畑」の噂は広まり、王国の農政顧問として迎えられる悠真。だが、彼の改革は既得権益を持つ貴族や教会の反発を招き、命を狙われることになる。
「神の御業に逆らうな」「パンを生むのは祈りだ、知識ではない!」
それでも主人公は、民の飢えを前にして立ち止まらない。中世の常識と現代知識の狭間で、パンを――いや、「生きる糧」をつくる戦いが始まる。
果たして悠真は、この時代に「食べることは生きること」だと伝えられるのか。そして、自らの帰るべき世界への道は開かれるのか――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 11:53:03
1662文字
会話率:33%
遙かな昔、この国には人より秀でた力を持つ妖族よりもさらに特別な力を持つ、救決族という一族が存在した。妖族すら一目置く彼等だったが、長年の人間との混血により、その力を失い、今では絶滅したとされている一族だ。そしてその血を引き、妖族ほどでは無い
が特別な力を持つ少女達を、この国では特別扱いし、特別な女学校に入学させている。その中でもひときわ特別な癒やしの力を持つと言われているのが、常磐麗珠。常盤の名に恥じない緑の黒髪を持った絶世の美少女であり、誰よりも癒やしの力を持つ彼女を、女学校では比売と呼び、素晴らしい縁組みが期待されているだろうと羨望の視線を向けている。そんな彼女にはあまり頭の回転が早くない双子の妹がいる。それが常磐涙珠だ。麗珠が癒やしの力を使うために出かける際にはいつも側仕えとして伴われ、彼女の素晴らしい力を間近で見ているのにも関わらず、同じ両親を持つのに才能を開花させぬと馬鹿にされている娘でもある。そんな麗珠に女学校からの複数の縁談が舞い込んだ。一人は妖族の中でも指折りの名門の家である、獅子牡丹家の若君、獅子牡丹紅刃。もう一人は……妖族の名門の家の生まれでありながらも、気が狂ったと言われてさげすまされている青年、黒金鯱玄武。どちらの縁談も癒やしの力を持つ麗珠の方が欲しいという縁談であったのだが……麗珠はきらびやかな獅子牡丹家に嫁ぐ事を選び、黒金鯱家の縁談を断った。すると黒金鯱家は役立たずの涙珠の方でも良いといい、結納金に目がくらんだ常磐家の人々は、涙珠を嫁がせる事に決めたのであった。嫁入り先が見つかっただけでもまあまあ幸運だと割り切った涙珠を待っていたのは、隔離された屋敷と、そこで孤独に苦しむ青年だったのだ……
と言うありふれた話を家具付風に書いてみたくなった見切り発車のお話がスタートします!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 20:18:41
21125文字
会話率:36%
銀鈴だけを遺し、少女は緑雨の朝に消えた。
音を喪った世界でただ一人、彼女の“余韻”を追い続ける青年――鐘凪 響。
古びた懐中鈴に導かれ、彼は現実と幻の狭間「湖境」へと踏み出す。
そこは、記憶と感情が音へ変じて漂う異世界。
喪失を忘れられず
にいる者、音を食らう者、声なき風に彷徨う者たち。
そして──「存在しなかった彼女」・鈴原 澪の残響が、深く静かに響いていた。
これは、“音”で繋がる恋と再生の幻想譚。
君の耳がまだ開いているなら──彼女はそこにいる。
登場人物紹介
◆ 鐘凪 響
種別:主人公/鈴職人の家系に生まれた青年
特徴:静謐で観察眼に優れ、妹の死以来、音に対して異常な敏感さを持つ。
武器:懐中鈴──共鳴させることで空気と記憶を震わせ、戦うこともできる。
物語上の役割:「喪った音」を取り戻す旅を続けながら、彼自身の過去と向き合う。
◆ 鈴原 澪
種別:ヒロイン/“哀韻”と呼ばれる特異な歌声を持つ少女
特徴:銀青の髪をサイド編みにまとめた儚げな少女。歌で人の心を震わせるが、その力を恐れ、言葉を選びがち。
衣装:透明なオフショルダーのワンピース。濡れるたびに“声”のように質感が変わる。
物語上の役割:響とともに異世界を旅しながら、自身の存在意義と記憶を探していく。
◆ 鐘凪 奏葉
種別:響の妹(故人)/異界にて“哭帝”として姿を見せる
特徴:生前は響にとっての救い。だが、ある事故をきっかけに命を落とす。異界では「音を憎む存在」として再登場する。
物語上の役割:響の“贖罪”と“前進”を象徴する存在。澪とは対になる“記憶の中の音”。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 04:58:49
5152文字
会話率:33%
「囲碁の神に最も近づいた男」とまで称された天才棋士・望月悠翔。
若くして囲碁七大タイトルを同時制覇し、名実ともに“現代の本因坊秀策”と称される彼は、燃え尽きたような虚無の中で日々を過ごしていた。
ある夜、研究中に過労で倒れた彼は、気づけば
見知らぬ森の中――緑色の肌を持つゴブリンたちに囲まれていた。
異世界への転生。唯一手元にあったのは、打ちかけのままの「碁盤」だけ。
驚くべきことに、この世界にも囲碁は存在していた。
魔族の一部や人間の強国では、碁は知恵の証、教養ある者のたしなみとして伝わっていたのだ。
「ならば俺は、この世界でも盤上で頂点に立つ」
最弱と蔑まれるゴブリンたちとともに、碁で信頼を得て仲間を増やし、
ダークエルフ、妖精、吸血鬼、巨人……十種族の幹部「十傑」を束ねて魔族国家〈幽玄国〉を築き上げていく。
そして主人公は、囲碁を単なる競技ではなく、戦略・外交・国づくりの柱として活用していく。
碁で国を治め、碁で人を導き、碁で対話する新たな秩序を生み出すのだ。
対する人類の国々も、また囲碁文化を独自に育んできた強国ばかり。
官僚登用に碁の試験を課す華禍帝国。
騎馬と鉄の誇りを持つ蒼牙遊牧連邦。
碁よりも将棋を重んじる烈煌王国。
盤上は、ただの遊びでは終わらない。
「盤上は、戦場だ。」
これは、かつて“最強”と呼ばれた棋士が異世界で打ち直す、もう一つの人生の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 22:04:59
7912文字
会話率:44%
ダルタニアの地下世界は「アルザンティア」と、呼ばれました。そこには体色の違う、6色の魔人類が住んで居ました。彼らの戦闘力は人間並みで、取り分けて高くは、有りませんでした。そこには、巨大で食欲旺盛な「魔虫」と呼ばれる虫達も、たくさん居ました。
彼らの創造主で有る「魔神アスタロット」は、難儀な神でした。魔虫を退くことが出来る、強い力が欲しければ「仲間を食らい、生き残った者にのみ、強い力を授けよう。」6色魔人達は、神の言葉を信じて「共食いを始めました。」
青色魔人の娘ミスティルは、幼馴染みでした赤色魔人の娘レミィルと2人で、食人をした自分らの故郷を捨て、地上世界「ダルタニア」を、目指しました。仲間は、もう1人居ました。それは、巨人族(タイタニオン)の娘マイナでした。ミスティル達は、マイナの成人式を機に、3人で地上世界を目指しました。ミスティル達「カニバン(食人種)」は、一度でも故郷を離れると「セシダス(離脱者)」と言われ、戻っても殺される運命しか、有りませんでした。それでも彼女達は、離脱を決めました。
3人は、地上世界に出ると、そこの管理をした「ギガンデス」の王が、何者かに斬殺されました。ダルタニアの巨人族は「ギガンデス」と呼ばれ、マイナの「タイタニオン」とは、同祖でした。その地上世界の出口を、管理したギガンデス達は、既に霧散して、誰も居ませんでした。ミスティル達は、そこを拠点として「新天地ダルタニア」の探索を、始めました。マイナは或る日、拠点の近くの場所で、緑色をした長い体毛に覆われた、鬼のような姿の「ギガンデスの大王」を、見掛けました。彼はマイナを、静かに見つめました。霊感の強いマイナは、知りました。その者は、既に生者ではないことを。
本作は「完全版」の前半部分10話のみで、構成されたAシリーズの1つです。「第1章:右側神の離脱編」の第4作品(全34話)から。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 19:59:39
35784文字
会話率:4%
世界は人間によって緑を失い、唯一の生存圏「ワールドネイション」に閉じこもった。
人間と植物を掛け合わせた兵器《プラントヒューマン》。
反逆軍として駆除対象となった彼らの中で、討伐軍の少年イオは、自らの“本当の正体”を知る。
野薔薇の変異
種・ノアとの出会い。
人間か、植物か、それとも“自分”か。
葛藤の先で、イオが選んだのは、世界に“根を張る”という選択だった。
人類の支配か、自然への回帰か。
その狭間で、少年はただ静かに、優しく、世界を抱きしめる。
【ディストピア×植物×共生】
これは、一人の少年が“蔦に絡まれたその先”で、
世界と繋がる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 03:46:48
11485文字
会話率:31%
世界は数多にあり、崩壊と創世を繰り返す。人は転生を繰り返す。
少女、エンジェリアは、数多に存在する世界の同時破壊を防ぐ姫。そして、幾度となく転生を繰り返すが、決して変わる事なく、青黒髪の少年、ゼーシェリオンと一緒に、青緑髪の少年、フォルと
その兄を、深く、深く愛している。
そんなエンジェリア達は、御巫とその相手の黄金蝶に選ばれるかどうか。歪んでいるこの世界を元に戻せるのか。
それは単なる通過点に過ぎない。
過程が違えど、幾度となく繰り返してきた結末と始まり。全世界の崩壊と創世。
その原因となる終焉の種。
これは、幾度となく続いた結末を変える、少女達を描く物語。
歩みと想いが繋いだ、大きな奇跡の物語。
その奇跡は、この先も、幾度とない転生を繰り返した。転生前の記憶を全て失い、十六年経っても戻らない、そんな回へと続く。
※毎日投稿を目指して星月の蝶を書いておりましたが、後付け設定で自分で良く分からなくなるなどあり、自分で書けなくなり、大まかな内容はそのままで改良(自称)しました。今回は完結目指します。
※アルファポリス、Noraノベル投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 20:30:00
435519文字
会話率:58%
この異世界『アマテラス』には魔法と科学のどちらかが使える者が、娯楽や快楽の為だけに人種差別や大量虐殺を繰り返すいかれた世界だった。その世界に、1000年前に転生し、魔法と科学の両方が扱え、チート能力を手にした女が、アマテラスと元の世界に、逆
襲するための計画を計画を立てる。孤独で残虐で冷酷な魔王姫。その名は…、『緑奈夢希』
こちらはエロ要素を出来るだけ削った年齢無制限版です。R-18版と違う部分があるので見比べて読むのもありです。
R-18版はこちらのリンクです(もちろんエロ要素注意です)↓
「https://novel18.syosetu.com/n0992fs/」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 12:00:00
123232文字
会話率:45%
「サーラ・ロステム! 今日を限りでお前をパーティから追放する!」
なーんて仰々しいイベントが起きることなく、私は差し出された解雇通知書にサインした。
解雇理由はパーティのリーダー、アルとの痴情のもつれ。
それなりにいい職場だったので残念
だったけど、私はいい歳した大人(アラサー)。
粛々と退職金を受け取り、3年間お世話になった仲間たちと別れた。
私が異世界から来た聖女ということは、最後まで隠し通したまま。
「クビになったもんは仕方ないわよね。東で美味しい魚でも食べようっと」
そんな気ままな旅を続けていた途中、魔物に襲われていた旅人を救う。
1人は獣人の血を引く黒髪金目のロイ・シュバルツ。
もう1人はエルフの血を引く金髪緑目のシエル・グランディール。
そのままサヨナラしようとする私に、2人は「3食昼寝付きで雇うから、領地開拓に力を貸して!」と懇願してきた。
なんでも、シエルが与えられた領地は長年放置された荒れた土地だという。
成り行きとはいえ、再雇用された身。
新たな仲間たちと共に、領地を開拓しつつのんびりスローライフを満喫します!
※この物語は、トラウマ持ちコミュ障聖女がグランディールの生活の中で自分を取り戻していく救いと再生のお話です。
※作中、宗教のあり方について登場人物が言及する場面がありますが、物語上の演出であり、作者に特定の宗教を非難する意図はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 07:33:35
403994文字
会話率:45%
バレンタインって何?
首なし騎士(デュラハン)の母親が言うには、最愛の伴侶にチョコをプレゼントする日らしい。
そんなの知らないし、聞いてない!
メルディは焦った。
私、旦那様に何も用意してないよ??
仕事を放り出して商店街に走るメルディ。
そこで出会ったものとは……?
※別作『歳の差100歳ですが、諦めません!』のバレンタイン短編です。
お気軽にお読みください。
↓別作はこちら(完結済みです)
https://ncode.syosetu.com/n5540ji/
↓初めての方のための人物まとめ
メルディ・ジャーノ・アグニス(18歳)
赤茶色の髪に煉瓦色の瞳のヒト種。デュラハンの防具職人。夫のレイが大好き。
レイ・アグニス(141歳)
金髪緑目のハーフエルフ。魔法紋師。メルディに激甘。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 18:33:22
3072文字
会話率:46%
とある銀河の片隅で謎の星が発見された。
普通の星だがどんな種族が暮らしているか
どんな生き物がいるかは不明。
これはそんな緑だらけの星で起きた物語。
この星に住む謎の少女フォレスタは
森の住民ととても仲良し!
特に幼なじみのラプとヤワリとは
とても仲良し!
、、、しかしそんな平和な森にも
たまに脅威が訪れるときがある。
謎の紫色の宝石が住民を蝕み
暴走させる時がある。
それが最近頻繁に起きていた。
するとある日フォレスタの大事なペンダントを
盗まれてしまった!!!!!
追いかけると森の魔女に頼み事をされた。
「森をあいつから守ってほしい」、、、、、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 20:19:30
8983文字
会話率:54%
この星は昔、能力者の世界だった。
光、闇、火、緑、水の能力が元となり、闇からは未来予知、緑からは花、などの細かな能力へと派生していく。特に闇は他の能力に比べて、圧倒的に派生する種類が多い。そのようにして、さまざまな能力を持つ能力者たちが暮ら
していた。
派生前の五つ柱が能力者の中では強力で、その中でも、光は一番上とされていた。なぜなら、光は唯一、回復の能力を持つからだ。攻撃されてもすぐに回復し、病気にもかからない。さらには、周りの人々をも癒し、心の病気さえも治す。
そんな光の能力者のトップに立つのが、守光神家。光の能力者は基本的に回復の能力しかないのだが、彼らは雷の能力、つまり攻撃も可能なのだ。
だが、そんな平和な時は段々と壊れていった。派生した弱い能力者から順に、能力が消えていったのだ。
今現在、能力者は星の数%しか存在しない。さらには、無能力者となった人々は自分達にはない力で悪事を犯すようになるのではないか、と能力者を恐れるようになり、能力者は見つかり次第捕まり、強制収容所に送られた。そこで能力を使い、働かせるのだ。
数少なくなった能力者たちは、無能力者に捕まらないように、無能力者のふりをして暮らしていた。
そんな中でも能力者の中では、今でも守光神家が能力者をまとめていた。能力者たちは彼らを慕っており、捕らえられた能力者たちを助けてくれ、との依頼が数多く届いていた。
だが、無能力者も素手で能力者と戦うほど馬鹿ではない。彼らは能力者が能力を使えないようにする腕輪を開発し、それをはめられると、能力者は能力を使えなくなる。今の守光神家の当主、つまり能力者たちの最高責任者である照光も助けたいのは山々だが、無能力者が作った道具によって、うかつに姿を現すことができなくなっており、その依頼に応えることはできなかった。
そんな日々が続く中、耐えられなくなった能力者たちは無能力者を攻撃し始めた。だが、無能力者が開発した道具で止められ、次々と収容所に送られていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 00:15:04
300929文字
会話率:47%