「離婚しましょう、私達」
私と旦那様の関係は、歪だ。
旦那様は、私を愛していない。だってこの結婚は、私が無理矢理、お金の力を使って手に入れたもの。
だから私は、私から旦那様を解放しようと思った。
「貴女もしつこいですね、離婚はし
ないと言っているでしょう」
きっと、喜んで頷いてくれると思っていたのに、当の旦那様からは、まさかの拒否。
「私は、もう旦那様が好きじゃないんです」
「では、もう一度好きになって下さい」
私のことなんて好きじゃないはずなのに、どうして、離婚を拒むの? それどころか、どうして執着してくるの? どうして、私を離してくれないの?
「諦めて、俺の妻でいて下さい」
どんな手を使っても手に入れたいと思った旦那様。でも違う、それは違うの、そう思ったのは、私じゃないの。
貴方のことが好きだったのは、私じゃない。
私はただ、貴方の妻に転生してしまっただけなんです!
――――小説の中に転生、最推しヒロインと旦那様の恋を応援するために、喜んで身を引きます! っと思っていたのに、どうしてこんなことになってしまったのか……
不定期更新。
誤字脱字報告いつも感謝しています。ありがとうございます。
この作品は私の考えた世界の話です。魔法あります。設定ゆるゆるです。よろしくお願いします。
アルファポリス様でも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 11:19:38
24083文字
会話率:48%
悪役令嬢だと気付かされたのは、国外追放された後でした。
他国では『宝島』と呼ばれるほどに裕福で、そして閉鎖的な島国、リホン王国。
そんな国の公爵令嬢である私、ラリサ・アリアナ・シビリテルは、オスカー王太子殿下の婚約者。大好きな殿下の
ために厳しい妃教育にもめげず頑張ってきたのに、学園の卒業記念パーティーで婚約を破棄されてしまいます。どうやら知らず知らずのうちに殿下の想い人、男爵令嬢のリリー様を害してしまっていたようです。殿下はリリー様を婚約者にすると宣言。そして私は、リホン王国では死刑と大差ないと言われる国外追放に処され、幼馴染でもある護衛騎士のレオン、侍女シーナの二人と海を越え、隣国であるブリンス帝国にやってきました。
そんな矢先、夢を見ました。それは、リリー様を主人公とした物語。そこで私は、悪役令嬢として断罪され、同じように国外追放されていましたが、この話には悪夢のようなつづきがあるようで……。このままじゃ私は死ぬし、母国は火の海?!
私にできること、それは妃教育で鍛えた語学で世界を、未来を、変えること。
まずは語学学校を開校すべく、帝国で社交界デビューを果たします!
言葉の力で、(私から)きっと母国を守ってみせる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 20:20:00
112966文字
会話率:36%
〖貴様の存在は危険過ぎる。故に三度目の転生は草とする〗
全能の神はそう告げ、私からあらゆる〖スキル〗〖魔法〗を取り上げた。
そして、私を草‥‥もといい苗木へと転生させ、付与されたスキルは良く分からない〖吸収〗のみ。
‥‥これは私が
再び、人へと至る成長と苦楽の物語。
真の心の成長を描いた物語だ。
そして、やがては再び最強へと至ろう。
真の優しさを知る為に‥‥折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 17:48:55
71639文字
会話率:27%
私、エミル・グレアノ公爵令嬢は、母が亡くなった途端、父の愛人とその娘が家に乗り込んできて、居場所を奪われました。
母の遺品を勝手に使われ、母の実家から贈られた宝石も奪われ、挙句、私は義姉によって階段から突き落とされてしまったのです。
その後、修道院に放り込まれて虐待を受け、頼みの綱であった婚約者の王太子からも婚約破棄を宣言されてしまいました。
舞踏会に「本当の父親」を名乗る、出自が卑しい謎の男が出現したせいで、「ニセモノの公爵令嬢」とされてしまったからです。
でもこれ、みんな父とその愛人たちによるでっち上げ。
私は冤罪によって「ニセモノ令嬢」にされたのでした。
ーーでも、わかりました。
ならば、私はニセモノ令嬢として、存分に働きましょう。
教皇庁の青年神官の助けを借りて、私を嵌めた連中の仲間割れを誘ってみせます!
そして、婚約者の地位を私から奪った義姉を断罪し、王太子が新王に即位するのを阻み、実家も王家も、もろとも取り潰してみせます!
※ざまぁ系のストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 14:10:00
38322文字
会話率:19%
今から7世紀程前だろうか。
この世は戦乱の時代に入っていた。
魔族と人族の戦争は激化し両者とも大量の死者をだした。
だがその時代は勇者が魔王と呼ばれる存在を倒したことで終わりを迎えた。
魔族は王を失い内乱の日々、くたびれた魔族は人族との交渉
により停戦を成功させた。
そうして、世界は平和になったいや、私からすればこの平和な世界は1番大切な物を失った証であろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 10:36:49
1043文字
会話率:35%
精霊の祝福を受けた異母妹アメリが生まれた日から、アイリーンは異母妹アメリとその母、そして実の父親から疎まれて生きてきた。そのため息を潜めてひっそりと暮らしていたにも関わらず、
「お姉様が、私に嫉妬して辛く当たってくるのです」
というアメ
リの訴えにより、生家を追い出されたアイリーンは、母と共に王都から離れ、つましく暮らしていた。けれど、ある日、一人の美しい子供と純白の獣を拾ったことにより、運命の歯車が回り出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 12:06:13
45812文字
会話率:28%
クトゥルフ神話の二次創作物です。バディ×異世界×バトルものとなっております。
医里 渇探流(いざと かたる)は弱冠20歳にしてアメリカのミスカトニック大学で教鞭を奮う秀才であった。それがある日突然、妙な呪文と共に眩暈がしたと思ったらーーーそ
こはクトゥルフ神話の世界だった!
精神交換とやらで強制的に精神のみを召喚された渇探流であったが、こんな世界に居られるか俺は帰らせてもらう!と、元の世界に戻ることを諦めない渇探流。しかし世界がそれを許してくれるはずもなく。
「あなたの脳には懸賞金がかけられているので、私から片時も離れないでくださいね」
「なんの地獄だ!俺は絶対に元の世界に帰ってやるからな!?こんなクソみたいな世界とはさよならバイバイしてやっからな!?」
毎日が死と隣り合わせの世界で、果たして彼は元の世界に帰れるのか。
今日も主人公、医里渇探流は事件に巻き込まれ、解決しつつも、元の世界に戻ることを諦めない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 12:59:00
34745文字
会話率:52%
私は森の奥深くに住んでいる魔女、名をレミアという。
私はいつものように薬草やら、今日のお昼ご飯の木の実や山菜を取りに向かっている道中でいつもは見ない不思議な光景を見た。
君が好きだ!!
いきなり聞こえた告白にびっくりして声の聞こえてきた方に
行ってみるとそこには、大きな樹に向かって叫んでいる見るからに怪しげな男がいた。
覗き見をしていたことがバレて殺されるかとビクビクしていたけど、実際には殺されることはなかった。
それどころか男はある頼み事があると私に言ってきたのだった。
その頼み事とはなんと、恋愛相談にのって欲しいとの事だったのだ。
予想していなかったことを言われた私はポカンと口を開けたまま固まってしまった。
そこから何故かあれよあれよと流されるままに私は気がついたら自分の家に帰っており、そして目の前には怪しげな男が座っていた。
………私はいつの間に帰ってきていたわけ?それになぜこの男もこの家にいるのよ
よく分からない状況で私が混乱しているのもお構い無しに男は急に喋りだした。
その内容は、どうやったら彼女と仲良くなれるだろうか?どうやったら彼女に近づけるだろうか?などという私からしたら凄くどうでもいいことをこれでもかという程に聞かれたのだった。
いや、知らないけど?
その女性にあったこともない私にそんなこと聞かれても分かるわけないじゃない。
私は終わらない質問攻めに辟易しながらも何故かここに居着いてしまった男の恋愛相談にほぼ強制的に乗せられることになってしまったのだった。
……………一体いつになったら終わるのよぉぉぉ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 00:42:34
9180文字
会話率:35%
ヘザーは親戚の家を転々としている訳あり令嬢だ。最終的に転がり込んだ、母親の親友の家の跡取り息子であるグレッグと結婚し、ようやく人並みの生活をつかんだと思っていた。
しかしある日を境に、グレッグは甘い石鹸の匂いをまとわせて帰宅するようになる
。そして決定的な場面を見てしまったヘザーは、グレッグとその恋人の幸せな未来のために身を引くことを決めるが……。
体質ゆえに苦労してきた気の毒なヒロインと、ヒロインを大切にし、彼女の幸福のためならどんな苦労も厭わないヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 20:02:56
7971文字
会話率:62%
レーシア・フレイユは18歳になる貴族が参加する社交界の準備をしていた。フレイユ家とは主従関係にあるスペリントン公爵家の令嬢で親友のエヴリンから「第一王子の婚約者様のドレスの色は青色、絶対に同じ色を選ばないように」と言伝を受けていた。
エ
ヴリンに唆されて真っ赤なドレスをきていったレーシアは第一王子の婚約者ヘレンと同じ色のドレスということで顰蹙を買い、爵位を剥奪。密かに恋焦がれていたグレイブからも軽蔑の視線を向けられてしまう。レーシアの両親は娘を守るため彼女を森の奥の教会へと出家させることに決め、彼女を送り出した。森へと向かう前、やってきたエヴリンは「グレイブ様を私から取ろうとしたからよ女狐」と口汚く罵り去っていく。その後、古い親戚であるというシスターが住まう森の教会にたどり着くレーシア。シスター・ヴァイオレットは高齢の女性でレーシアを温かく迎え入れてくれるが彼女は程なくして寿命を全うしてしまう。森の教会に一人取り残されたレーシアは名を「シスター・ミュゲ」と改め森の魔法生物たちとゆっくり暮らすことを決意する。幸せを運ぶボブキャットや夢見のシマエナガと仲良くなり、森に認められた彼女は女神アリスから聖女の力を授けられる。それでもレーシアは森の中で生きることを選び、聖女の力を魔法植物の栽培に使用し、それを加工販売し生計も立てられるようになった。可愛い動物たちとの穏やかな生活もつかのま、森で異変が起きる。
異変を調査しに出たレーシアは翼を切り取られたペガサスと怪しい黒髪の男を見つけ彼らを保護。のちに彼が追放された第二王子エドリムであると判明する。エドリムは王宮の混乱をレーシアに伝え、フレイユ家の子爵夫妻は王族の怒りを収めるためスペリントン公爵家の指示で自らの命を犠牲に王族の怒りを収めたと聞かされ絶望する。
王族・公爵令嬢たちが誰も聖女の力を授からないことに王国は混乱し何物かの暗躍によって第一王子が圧政を始めたこと。エドリムは聖女として国を救い、将来の王妃・妻として自分とともに来てほしいと懇願するのだった。
レーシアは両親の屈辱の死を晴らすため彼とともに王宮へ向かう。そこには王妃の椅子に座るエヴリンの姿があるのだった。二人は彼女を断罪すべく二人は動き出したのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 18:10:00
80263文字
会話率:64%
「クリスティアナ・アーダルベルト。俺はお前のような悪女とは婚約破棄する!」
突然聞こえた第二王子の声に、私はワイングラスを受け取ろうとした手を引いて振り向いた。
その時、前世で日本人だった記憶を思い出した。
そして婚約者にぴったりと寄り添う
義妹の指には、私から奪ったアキテーヌの星と呼ばれるスターサファイア。
馬鹿な子。その指輪は誰が見ても私の物なのに。
婚約者にも家族にも未練をなくした私の前に、絶世の美貌を持つ竜人のドラゴラム帝国の皇太子が現れる。
「美しい人。どうか、あなたに求婚する許しを与えてはいただけまいか」
そこから始まる溺愛生活に溺れそうな私です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 12:00:00
55355文字
会話率:23%
この世界では6つの大陸があり、それぞれの大陸には様々な国が存在していた。
その中の一つ、浮琉(フリュウ)大陸に属する碧(アオ)の国では海を跨いで向かいにある、琵城(ビジョウ)大陸の咒(ジュ)の国の“魔族”と呼ばれる者たちとの戦が繰り広げ
られていた。
戦は苛烈を極め、その渦中にいた浩然(ハオラン)は戦場にて、浩然(ハオラン)の実の兄の弟子である晨曦(チェンシー)に見守られながら命を落とした。
浩然(ハオラン)は、自身の体の不自由さによる今までのやり残したことを後悔し、嘆いた。そして、こう願ったのだ…。
「もう一度…もう一度だけ、やり直したい……!」
そして、彼は再びこの世に生を享けたのだった。ーーー 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-21 18:02:33
7471文字
会話率:28%
顔も名前も知らないフレンドさんに「なろう」を紹介したことで起こった事件についての記録と私からのお願いを、つらつらと書いています。
いつだったか、エッセイジャンルで燃えていた、あのタイプの広告についてです。
最終更新:2025-01-16 02:03:54
2190文字
会話率:15%
軍部のえらーい人である、マクシミリアンさんは私の恋人ですが、私はしがないいち給仕。マクシミリアンさんは身分の違いなんかは全く気にせず、私を大切にしてくれますが、私からするとやはり、身分というか──そういうものの違いはあるもので。
最終更新:2025-01-14 19:03:00
5675文字
会話率:66%
友達のつぐみにお金を貸した『私』。いつ返してくれるだろうと思っていても、どうやら相手は忘れているみたいで、結局、私から催促して返してもらうことになりーー。お金の貸し借りの後に、微妙な空気感になる女友達の話。
最終更新:2024-12-31 16:20:00
2044文字
会話率:30%
「メルシニカ。良く聞いて。半分だけ、均等にしましょう」
ラフティは幼い妹のメルシニカの為に愛を二分割して分け与えた。
しかし、年を経て突きつけられたのはラフティの付き合っている人とは、運命の人だったという男女の裏切り。
彼女は別に相手のこ
とをなんとも思っていなかったが、悪意しか感じ取れない行動に、強欲にこちらの愛すらも奪おうとする妹の感情が既に綺麗でまっすぐなものから外れてしまったと感じた姉は、妹に貸し与えていたものを返してもらうことにした。
個々で愛を見つけたのなら、もう私からの愛はいらないわよね?
姉は庭で男と茶を嗜む。
運とはなんなのかについて語らう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 06:00:00
6527文字
会話率:30%
前に『私の短編の注意点』というものを載せてました。
それの更新版です。
私からは一言。
疑問に思ったらまず此処をご覧下さい。
ちなみに、質問が増え次第追加予定です。
最終更新:2024-12-24 20:15:51
2690文字
会話率:5%
友人づてで、誘いのない同窓会の連絡が来た。
あの時は招待がないからと断ってしまったけれど、ぶっちゃけ行けば良かったと思っている。
あのね、私を嗤った奴。全員覚えているから。
良くても悪くても、心で詰ってやるから。
注意事項1
起承転結は
ありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
許さないと思ってる。生涯許さないと思ってる。
だからきっと、祟り神と縁が深いのだと思います。
私からしたらとても光栄なことですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 17:55:09
706文字
会話率:32%
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
天才になる必要はありません。
が、普通にさえなりたくない。努力もしたくない。文句だけ垂れたい。
其れは私から言わせれば我儘ですよ。
最終更新:2024-09-27 06:43:58
1074文字
会話率:0%
うちの坊っちゃまは転生者だ。
10歳で行われるスキル付与の儀で、転生前の記憶(日本人高校生の記憶)を思い出したらしい。
でも、身体の年齢に引きずられているのか年相応の10歳である。
しかも、ユニークなスキル、ネット通販というスキルを
持っている。
制約はあるが、ネット通販というスキル、それは領地経営にとってはすごく有用なスキルだと思う。
ただ、坊っちゃまは自由気ままに購入していて、凄く危険だ。
一般常識のある坊ちゃまと同じ世界からの転生者(日本人社会人の経験ありの記憶持ち)である私からしたら、ありえないと思う。
私は単なる使用人にすぎないが、なんとか坊っちゃまの暴走をお止めしなければ、この世界が壊れてしまうかもしれない!
「この作品はフィクションです。実在の人物・団体などとは関係ありません」
基本1話完結型でのんびり投稿予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-17 18:33:27
11270文字
会話率:42%
★あらすじ
この世は不平等にできている。
行方不明になった妹を探すため、法で裁けない人間を闇に葬ることを生業としている殺し屋グレイ。
とある事件を追う過程で、返り討ちにした悪魔にうっかり居つかれてしまう。
人を揶揄う事に全身全霊を捧げてい
るような悪魔だが、彼女にはどうやら目的がありそうで。
「ふふ、私から逃げられるとお思いで?」
殺し屋×常識外れの悪魔が、お互いを利用しながら事件に挑む。
これはそんな非日常を描くラブコメディ……なのかもしれない!?
他サイト様にも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 10:22:13
61944文字
会話率:39%
日長になったとはいえ、あたりはもうすっかり暗く、淡いオレンジの明かりがバス内を一層静かにさせている。
講義を受け終わり、今は教習所から出ているバスで帰宅中だ。
ふと気が付くと、私から3席斜め前に座っていた男性がこちらをチラチラとみている…
最終更新:2024-11-07 19:47:55
1909文字
会話率:15%