この世には、“法律”よりも重く、
“神話”よりも古い力がある。
それが――
タワー・オブ・ゴッド
正式名称:裏神の玉座(タワー・オブ・ゴッド)。
表の歴史には一行も記されていない。
だが裏社会の者たちにとっては、
それは祈りであり、呪
いであり、禁忌だった。
「その椅子に座った者は、10年間、裏社会のすべてのルールを決めることができる」
殺しの可否。
金と命の値段。
裏組織の存廃。
異能の公開・抑制、そして、“誰を許し、誰を裁くか”すら。
ただ「座る」だけで――
世界を変えることができる。
それが、神の椅子。
力の原点であり、世界の裏側の“根幹”。
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この玉座は、存在していた。
満腹学園地下深く、決して触れてはならぬ“脂の契約の間”に。
封じられていた数百年。
誰にも見つけられることはなかった。
だが、時代は動いた。
欲望の渦が再び、神の椅子を呼び起こした。
かくして、三つの“異能組織”が、
その神の座をめぐり、立ち上がった折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-15 00:07:11
20490文字
会話率:31%
神の椅子をめぐり争う二柱の兄弟神。
互いに姿を変え、力を増しながら続く戦いは、やがて神々の在り方さえ揺るがせていく。
その果てに、人々が見たものとは――。
(再投稿)
最終更新:2025-05-30 06:18:55
1725文字
会話率:17%
私はあるとき命を落とす。そこで出会った神との会話にて、私は徳を積みすぎて人知を超えてしまいそうであり、同じ、神の椅子に座るか、神のすすめで異世界へ転生するかを求められた。
転生を選んだ私は神からは幸せに生きるようにと命じられたが、彼女はとあ
る事件によって奴隷として生きていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-12 16:00:31
24173文字
会話率:54%