アークライト王国王太子、ゼス・アークライトにはクリーニング屋として生きた前世の記憶がある。そんな彼が授かった職業は【洗浄屋】。自分らしい職業だと思う一方、国王である父や貴族たちからの失望は大きく、冷遇される日々を送っていた。
そんなある
日、弟のバウマンが【征服者】の職業を授かり、お役御免となったゼスは呪われの森に追放されてしまう。追放早々、ゼスはいきなり竜に襲われてしまうが――。
「なんだかあの竜、黒い靄みたいな汚れがついているような。綺麗にできないかな」
《浄化》のスキルに目覚めたゼスは、竜や大精霊に纏わりつく呪いを洗濯物の汚れのように綺麗さっぱり洗い落としていく。
やがてゼスの力は呪われの森全体に広がっていき、周辺国家から聖域と囁かれるようになる。
これは、汚いものを綺麗にするのが好きな主人公が、神の呪いで苦しむ者たちを救い、彼らと共に国を造っていく物語。
※カクヨムでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 20:00:00
90597文字
会話率:41%
頭脳明晰、剣を持てば、学園はじまって以来の天才。
しかし魔法が使えずオークそっくりと言われる容姿で、周りから疎まれ、居ない者扱いされている少女エルフィナ。
しかしその容姿は悪神の呪いで、本当は醜いどころか王国中探しても、肩を並べる者がいない
位、美しい少女だった。
魔法が使えないはずのエルフィナが妹の危機に無意識で放つ規格外の魔法。
エルフィナの前世は女神だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 18:30:00
53179文字
会話率:52%
アルメロの孤児院に保護されたフィルとアンは灰色の髪に琥珀の瞳をそろって持っていた為、兄妹だと思われていた。保護される前の記憶がないため、実際には何歳なのかは分からないけれど、そろそろ成人を迎えて独り立ちをしなければならない年頃だ。そんな時に
、中央の神殿から神官マルクがやってくる。エレスヘデン群島は女神リールが創り出したと言われており、女神は民のために地上へ巫女を遣わしている。その巫女がここ二十年現れることがなく、神官はアンこそが女神が遣わした巫女であると判断をする。そうしてアンを孤児院から連れ去った神官は、雷に打たれて死んでしまうのだった。神官が死んだことにより災いの元凶のような扱いをされるようになったアンは王宮へ連れて行かれ、かつて自分を殺したベルナール王と姉のヘンリエッテと再会する。邪神の末裔だと言われて過去にも殺されたが、今もなお憎悪を瞳に宿らせるヘンリエッテを仰ぎ見て、アンは再度の死を覚悟した。今まで兄として共に生活をしていたフィルは誰だったのか、そしてフィルはアンを助け出すことが出来るのか?女神の呪いをかけた戦いが始まるのですが、二十話くらいでサラッと終わらしたいと思っております!きっと誤字脱字があるかと思いますが、最後までお付き合い頂ければ幸いです!!カクヨムにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 18:00:00
258950文字
会話率:45%
しがない貴族令嬢のアニカは、聖女である親友のユエリアをかばい、愛の女神の呪いを受けてしまう。その呪いによってランダムな相手の興奮をかきたてる、魅了体質となってしまったアニカ。女神の呪いを解く定番は「真実の愛」を見つけること……。呪いによって
得た体質を危険視され、神殿に保護の名目で軟禁されることになったアニカは、煩悶する。アニカにはザーグという思い人がいるのだが、その恋が叶うとは思えなかった。だがその日の晩、神殿を凶暴なモンスターが襲い……。
※他投稿サイトにも掲載。
※全3話、完結まで予約投稿済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 00:00:00
8860文字
会話率:29%
世界最強の探索者だった結城ヒロトは特級ダンジョンの際奥で偽神ヤルダバオートとの戦いに見事勝利した。しかし、偽神ヤルダバオートが散り際に<偽神の呪い>をヒロトにかける。
呪いはかなり強力で、以前のように戦えなくなったヒロトは引退を決意。名
前も変えて結城ユージとしてのんびりとしたセカンドライフを送る予定だったが…………探索者としての生活が好きだった彼は平穏な日々に退屈を感じ、無意識のうちに再びダンジョンへと足を運んでしまう。しかし、今のユージは以前より遥かに弱い。以前と同じ難易度のダンジョンへ挑めば成す術もなく死んでしまうだろう。とはいえ難易度の低いダンジョンだとつまらないと感じる。そんな満たされない日々を送っていた彼だったがあるとき転機が訪れる。とある初級ダンジョンの一層にある草原で昼寝をしていたときだった。突然、情けない悲鳴が耳に飛び込んできたのである。何事かと周囲を見渡すと、最弱の魔物スライム相手に涙を流しながらガクガクと震えている四人組がいた。装備などを見るとすぐに新人探索者だと分かった。彼は仕方なく、スライムを倒して新人を助けた。すると新人は感謝すると同時に探索者として一人前になるために指導して欲しいと言ってきた。ユージはめんどくさがりつつも、まともに戦えなかった四人組を放置する気にはなれず二週間ほど指導することにした。どうせやるならとユージが本気で指導すると、最初はスライムすら倒せなかった彼等が初級ダンジョンをクリアするまでに至ったのである。その結果から妙な達成感を味わったユージは以降ダンジョンの低層で新人を見つけると世話を焼くようになり、いつしか<チュートリアルおじさん>と呼ばれるようになっていった。
これは元最強探索者がチュートリアルおじさんとして再びダンジョンに関わっていく物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 00:00:30
32724文字
会話率:42%
パッシブスキル邪神の呪いレベル9,999。しかも天職がモブAって...。
そんな訳のわからない恩恵(ギフト)と天職しか持たずに異世界召喚された普通の高校生である涼森翔哉(16歳)は、ひょっとしたら何か特別な力を開花させるかも知れないと思
った皇帝と最高司祭の思惑により、他のクラスメイト達と共に戦闘訓練に参加させられる事になってしまう。
しかし、彼はいくら訓練を積んでもレベルを上げる事ができなかったのだ。
彼の持つパッシブスキルは、レベルが上がらないと言う呪いなのでは? そう思った帝国側により、とうとう翔哉は厄介払いの為、訓練の途中でありながら、一人クラスメイト達から離され斥候部隊に編入される事になる。
ろくに訓練も受けずに実戦投入された彼は、邪神が住むとされる大樹海を探索中、敵兵に襲われ仲間の隊員達に置き去りにされてしまう。
そんな状況の中、彼は窮地を乗り越えていく過程で、次第にその能力の真の意味を知る事になっていく。
急に態度を変え、酷い仕打ちをしてきたクラスメイト達の所になんて、もう帰りたくない...。僕はこの樹海で一人でも生き抜いてやる!
そう決意した彼に、この後様々な出会いが生まれ、数々の試練が待ち受けるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 06:02:37
534172文字
会話率:52%
式上荊は悪魔と契約した悪魔使いである。
死神と呼ばれ、絶対強者として裏社会に生きていたが、とある事情から、所属する組織に制御不能と判断され、処刑対象になってしまう。
悪魔の力で死なない荊は組織の手に負えず、生きたまま異世界へと追放され、元の
世界から存在を抹殺されてしまった。
異世界に飛ばされた荊は、呪われた島で生贄として捧げられた少女アイリスと出会う。
生きる目的を失った荊は、アイリスとともに幸せになるために生きていくことを決める。
二人はギルドに所属し、一筋縄ではいかない依頼を解決すべく、悪魔たちとともに駆け回る。
*****
第1部 死神は異世界に追放される
死神と呼ばれた悪魔使いが、死神の生贄になった不運の少女と出会う。
生贄少女を助けたり、ギルドと騎士団の因縁に巻き込まれたりしながら、生きる意味を見つける。
第2部 死神は呪われたお伽話を紐解く
死神の呪いで眠り姫となった少女を巡り、死神は騎士と呪術師とともに奔走する。
明るみになった真実は、血と呪いに塗れた凄惨な物語。
第3部 死神と勇者と魔王と聖女
死神は魔王討伐の旅をする勇者一行と遭遇する。
勇者を名乗る男は元の世界で死神が半殺しにした男、お供の聖女は生贄の妹。国を上げた豊穣祭のさなか、魔王の息子も現れ、平穏は脅かされる。
*第二部完結しました。
*カクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 21:00:00
822464文字
会話率:38%
明治時代、鹿鳴館が華やいだころの物語。
華族令嬢の宵子は、実家が祀っていた犬神の呪いで声を封じられたことで家族に疎まれ、使用人同然に扱われている。
特に双子の妹の暁子は、宵子が反論できないのを良いことに無理難題を押し付けるのが常だった。
あ
る夜、外国人とのダンスを嫌がる暁子の身代わりとして鹿鳴館の夜会に出席した宵子は、ドイツ貴族の青年クラウスと出会い、言葉の壁を越えて惹かれ合う。
けれど、折しも帝都を騒がせる黒い人喰いの獣の噂が流れる。狼の血を引くと囁かれるクラウスは、その噂と関わりがあるのか否か──
ノベマ!、カクヨム、アルファポリスにも掲載しています。
全31話約10万字、完結まで毎日更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 07:10:00
101414文字
会話率:18%
自殺未遂から死にかけたところに〔謎の声〕より選択を迫られ、異世界に転生した主人公。彼は新たな人生を歩もうとするも、転生した人間は〔神の呪い〕に侵された余命いくばくもない青年だった。ヤケになって遊び狂い時間を浪費していく主人公。そんなある日、
彼に突然の危機が訪れる。『理不尽に殺されるか、殺してでも生き残るか、どうしますか?』再び主人公に選択が迫られる。〔魔導剣〕を手にした主人公は、残りわずかな人生で、何に向かい何を為すのか?彼に待ち受ける出会い、戦い、そして運命とは?死にかけの転生者の壮大な物語が今、幕を開ける!
【作者より】
冒頭の自殺未遂からの転生より一転、序盤は主人公の遊びまくる日々がコミカルに描かれます。
そして、突如として訪れる危機。
ここからいよいよ、主人公が剣を手に取り、バトルファンタジーへの火蓋が切って落とされます。
その後、主人公は旅に出ます。先には様々な者達との出会いと戦いが待っています。
やがて、彼の運命の歯車は、世界を巻き込む大いなる戦いへと誘われていくのですが......。
というわけで......。
新感覚の異世界ファンタジー、スタートです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 08:00:00
244109文字
会話率:50%
神は自分のひとり息子が不義の子だったと、妻と子が亡くなった後に気付きます。
そして自信をなくしたまま長い時を過ごしています。
そんな神の孤独で長い日々。
しかし、王女はどうやら神との子供だと思っていたようで...?
そんな王女の過去の話。
息子の父親は誰なのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 13:31:25
3774文字
会話率:3%
”彼は全てを狂わせる――”
【女神の恩寵:天才(全)】
それは全ての事柄、全ての事象に対して天賦の才を発揮する、神からの恩寵。
女神に愛された少年レイドの所有スキルである。
彼は生まれ落ちたその時から、既に天才だった。
これは処刑場で生
まれた赤子に転生した男の、ゼロからの成り上がり――。
天才レイドの幸福な一生を綴る成長物語である。
【注意】
※子供時代から始まります、最強格になるまではしばらくかかります。
※不快と感じる描写、表現が描かれる場合があります、予めご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 15:15:05
1109388文字
会話率:31%
『他力本願』を座右の銘として生きる最強の陰陽師、蘆屋蓮(あしや れん)。
ある日、調査依頼で邪神の罠に嵌まってしまい、異世界に転生してしまった。
転生後、邪神の呪いに負けることなく、強くなっていくレンだがある時、呪いを受けた自分の強さに
限界を感じてしまう。
そんな時、主神様から衝撃的なことを言われた。
「お主は、魔王なんじゃ。もう強くなれぬのなら、配下の魔物を強くしてみたらどうじゃ」
この物語は、邪神の凡ミスと主神様によって最強になってしまった転生者が、無双しながら、配下の魔物や仲間たちと異世界中を観光している内に、気づいたら邪神をぶん殴って、世界を救った物語。
現在短編も投稿中です。
よろしければそちらも、ブクマ&評価、よろしくお願いしますm(_ _)m
【起立、礼、戦闘開始】
https://ncode.syosetu.com/n2720hu/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 08:14:44
29959文字
会話率:38%
かつて国を亡ぼしかけた伝説の怪物、妖神から世界を救ったという四人の英雄、通称【四雄】の一人の血筋を受け継ぐ氷陣ひなたは五歳になった時に髪は銀色、瞳は真紅に変化し、実の父親に【妖神の呪いを受け、いずれは国を亡ぼす怪物となる呪子】の烙印を押され
処刑を命じられる。実の母親と共に何とか逃げ出し、流浪の末に同じく四雄の一人の血筋を受け継ぐ紅蓮家の令嬢、紅連聖に拾われる。文武両道、あらゆる分野を完璧にこなすが、同時に良くも悪くも破天荒な性格である聖に振り回されながらも、ひなたは使用人として成長し聖の信頼を得ていく。そして十六歳になると聖は海外に設立された全世界の国籍、人種、種族を超えた、世界を滅ぼしかねない【災厄】と呼ばれる怪物達に対抗できる人材を育てるエスヴェルト学園、通称【英雄学園】に留学する事になり、ひなたも使用人としてついて行く事になるが、その際に聖はひなたに「学園で過ごしてる間は女装しろ」と命じるのであった・・・・・・。
恐ろしいのは【災厄】か、それとも聖か?日に日に男の尊厳を徐々に失いそうになるひなたの明日はどっちだ!?
呪い持ちな男の娘使用人と、色んな意味でぶっ壊れてるカオスなお嬢様の東西ごった煮ファンタジー学園生活。
カクヨム様でも掲載してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 20:00:00
43895文字
会話率:54%
【大まかなあらすじ】
カザミが引越し初日、引越し業者を見送って家に帰ってきたら、全く知らない人が居間で鍋を突き、楽しげに話しているところに遭遇する。問いただせば、二人は人間ではなくお化けや妖怪といった類いの怪異であるという。そんな不気味な存
在に疑いを持ちながらも出ていくよう言うが、座敷童子である二人を追い出すことはできないらしい。そうして始まる人と怪異の不思議な生活。打ち解け合う三人は次第に自らに抱える想いに今という時が異質である事に気付く。すると、今まで見逃していた小さな綻びが目につくようになる。果たして、三人の同居生活は続くのか。それとも、あるべき姿を優先しバラバラになってしまうのか。そんな綱渡りの日々を送る中、イコネに異変が起こる。家中が黒炭色に覆われ、そこかしこから激しく軋む音がなり始めたのだ。狼狽えるカザミにオボジロがイコネの元まで引っ張って行くと、弱り果てる彼女の姿がそこにあった。腐レ神であるオボジロに力を吸い取られ、自らの存在を保つのがやっとであるイコネは、自分が消えてオボジロが座敷童子になることを望んでいた。しかし、オボジロは違うと言う。自分はイコネに消してもらうために来たのだ、と。もう誰の不幸も見たくない。そう彼は言い、カザミにイコネと契約することを提案してきた。座敷童子はそこに住まう住人から正式な家守として認めてもらうことで真の力を得られるのだと言う。契約を成立させ、イコネの力を解放し、その力で以て異物である自分を排除すれば元に戻るとオボジロは必死に言った。しかし、イコネがそれを許さなかった。自分には約束を果たすという思惑があった。その機会を易々と手放すわけにはいかない、と。放っておけばイコネは消滅し、オボジロがこの家の座敷童子として腐レ神の呪いから解き放たれる。一方、イコネとカザミが契約を果たせば、イコネは座敷童子としての力を解放し、オボジロを浄化して家は元に戻る。どらかを実行すれば、どちらかが消え去る究極の選択。両者の食い違う意見の中、カザミは決断をするーーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-10 22:12:55
4830文字
会話率:93%
これは……神という概念が存在し、人間はその神によって、生を受けた時点で、【神の恩恵】という都合の良い【スキル】という呪いがかけられる、異世界のお話……。
ここ、王都から大分かけ離れた小さな村『チサイ村』も、例にもれず村人みんなが【ス
キル】という【神の恩恵】を生まれた時点で授かっていました。その村人の中でひとり、『疾風(はやて)』は、特に抜きん出た力、【業火】というスキルを授かっていたのです。
……ですが、村人達はこの『疾風』という女の子を疎ましく思ったのか、次第に距離をおくようになりました。
その後、15歳になり、たくましく成長した最強の女魔法使い『疾風』は、こう言いました。
「私は、神の呪いに抗い、アイドルになる!! そして、ちやほやされる!!」
それを隣で聞いていた親友『チッテ』はこう言いました。
「が、がんばってね……」
※『カクヨム』にも、ほぼ同内容のものを投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-27 15:18:49
8891文字
会話率:56%
中学二年生の頃、僕はかなり拗らせていた。
怪我なんてしていないのに眼帯で生活をしていた。学生服に金のロザリオという謎のファッションで登校していた。今振り返るとめちゃくちゃ恥ずかしい。
中でも最も痛々しいのが、当時の僕が描いた自作漫画「Cl
imson Chlonicre(クリムゾン・クロニクル)」。
現代に召喚された記憶喪失の創造神が、破壊神の呪いをかけられた姫君と、
呪いを解く為世界を巡るファンタジー超大作。
単語帳からカッコいい言葉を選び、2つ並べただけなのでタイトルに特に意味は無い。しかも綴りも間違えている。
思い出すだけで顔が熱くなる黒歴史の数々。
中二病を卒業し、普通の高校生として暮らすようになった僕はこれら思い出をすべて押し入れの奥へと封印した。......はずだった。
変わり映えの無い毎日の中、突如死んでしまった僕。目を覚ますとそこはファンタジーの世界。
初めて見る世界のはずが、何故だか不思議と見覚えがある。
「お目覚めになられましたか、創造神様。」
「へ?」
そこはかつての僕が作ったファンタジー超大作「Climson Chlonicre(クリムゾン・クロニクル)」の世界だった。目を覚ますと僕は、自作黒歴史漫画の主人公......記憶喪失の創造神“ガリフォンス・ガリルメント”になってしまっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 21:39:42
3719文字
会話率:27%
魔界に住む吸血鬼の少女オシブ・ザ・パーシモンは、魔王の怒りにふれ人間界へと追放されてしまった。
理由は、魔王のおやつであるアイスクリームを台無しにしたから、というわけのわからないものだった。
ずっと魔界で生きてきたオシブにとって、人間界は
未知の世界。
吸血鬼の弱点である、太陽の光・十字架・聖水・ニンニク・招かれないと建物に入れない、といった恐ろしいものたちが容赦なく襲いかかってくる。
オシブにとって絶体絶命のピンチ――かと思われた。
すると、自分の血を操れるスキル【血液の波動】が覚醒。
このスキル効果により吸血鬼の弱点が無効化、さらに元々高かった戦闘力がさらに上昇。
結果、最強クラスの魔族となったのだった。
とある事情により、女神の呪いでコウモリにされてしまった少女ユーリアと知り合ったオシブは、ユーリアとともに旅に出る。
オシブは自分の欲望のため血を求めるだけだったが、何故か人々から聖女として感謝されることに。
邪悪な吸血鬼である彼女は、相手からのそのような態度に戸惑いつつ、徐々に人間界へとなれていく。
そんなある日、人間界の支配を企む魔王が現れた。
オシブを追放したのは、支配のための下準備だったらしい。
しかし今さら人間界をよこせなどと言ってももう遅い!
人間界はオシブの所有物、人間はオシブの食料。
誰にも譲るつもりはない。
こうして結果的に人間界を守ることになったオシブの戦いが始まった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-08 20:03:30
56681文字
会話率:43%
アースガルド、其処は神々よりスキルが授かりし様々な種が住む大地。
だが神々は人々に公平ではなく、与えるスキルにはレベルが存在し、人々はどの様に頑張ろうとも、そのレベルを越える事はできない。
一説には、神々と敵対する悪神の呪いと言われて
はいるが、どう嘆こうとも大地に住む脆弱な者達ではどうしようも無き事。
人々は天より授かったスキルに支配され、地を這いずって生を謳歌するのみ。
そして、その地を這いずる人々の中に、一人の貴族の少年がいた。
カイルと呼ばれた少年が天から与えられたスキルレベルは、なんとLV1と最弱の物。
少年がもし農村の生まれの出であれば、貧しい生活を送る事にはなるが、それで済んだ話だとも言える。
だが少年が生まれたのは、代々王家に仕える力ある伯爵家。
|LV1《能無し》では許されない家柄の次男として生を受けてしまったのは、生まれた家を間違えたか、与えられるスキルを間違えられたかでは無いかと疑わざるを得ない。
この少年の長い放浪の冒険の物語は、少年が天よりスキルを授かった翌日から始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 18:00:00
235263文字
会話率:25%
神の呪いによって太陽が奪われた異世界ツァラハト。そこで人々は、太陽の代わりとなる大燈台の下で生きられる者と、夜の中で生きることを強いられた闇渡りに二分された。
闇に覆われた世界の中、屑のように扱われてきた闇渡りのイスラは、楽園を求める
少女カナンと出逢い、ともに伝説の煌都エデンを目指すことになる。行く先々で冒険を繰り広げ、幾多の人々に希望を示す彼らは、やがて世界に変革をもたらしていく。
これは、己を変えようとする少年と、世界を変えようとする少女の物語。
*もしよければ、一言でも感想をいただけると嬉しいです。ちょっとしたお褒めの言葉から、容赦ない批評まで、首を長くしてお待ちしています。
*最近は更新ペースが落ちていますが、一週間以内には上げますので、よろしくお願いします。
*2018/8/8、冒頭の登場人物紹介のイラストを増量しました。寄贈して下さったくうや様、ありがとうございました。
*2019/5/10、登場人物紹介に、くうや様より頂戴したイラストを掲載しました。ベイベル様が愛され過ぎている……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-05 08:00:00
1419345文字
会話率:34%
武藤新はごく普通の高校生だったが、ある日謎の光に包まれ、異世界ソルシエルへと召喚された。魔王軍の幹部から1000年前に破壊神と戦った魔王の生まれ変わりとして召喚されたこと、再び復活の兆しを見せる破壊神打倒のために魔王軍を率いて戦って欲しい
事を告げられる。
けれど破壊神の呪いで魔力が使えない! まずは呪いを解かなければ始まらない! 魔王軍は個性豊かな人物ばかりで気苦労が絶えない! 苦難から始まる魔王生活が今始まる!
小説家になろう様、ノベルアップ+様でも連載しています。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-03 15:38:37
603016文字
会話率:39%