短編『一目惚れしてくれたらしい辺境伯に嫁いで溺愛されていたのだけど、旦那様の元気が無くなっていく。思っていた妻と違ったのかも。』の連載版。改題してます。
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両親を亡くした孤独な貴族の娘ブランカは、政略結婚で辺境伯に嫁いだ。不
思議と領民には歓迎され、夫からは溺愛されて、どうして好意的に迎え入れられているのか分からないままに、いつしかブランカも夫を愛し始めていた。
けれどお互いを知り出すと、夫の態度が冷たくなっていく。思っていた妻と違ったのかもしれない。どうしたらいいのか分からなくなったブランカは、それでも夫との交流を諦めずにいた。
北国の厳しい環境の中夫婦が愛を育む話。そして、お伽噺の勇者とお姫様の祈りの話。
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短編を改稿しようと思ったのですがだいぶ長くなったので連載に。設定が小さく変わり、冬ごもり以降展開増えてます。短編よりお伽噺っぽくしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 19:52:13
24019文字
会話率:41%
どこまでも人々の憧れを背に負った美しい花の、神聖さと尊さに寄り添って見下ろす、戦乱の中の愚かな人間たちの物語。
鳥瞰図的な目線から語られる、桜語りに物語は展開していく。
最終更新:2019-02-07 00:00:00
5374文字
会話率:1%
ココの主人は美形で腕利きの魔法使いだ。
ただし、人でなし。
大陸を旅する二人は魔法絡みの依頼を受けて生計を立てているのだが、どこをどう間違ったか「報酬は依頼人の命」だという噂が広がり、いつの間にやらついた二つ名は『悪名高き魔法使い』。
そ
んな二人のもとには今日も今日とて依頼人がやってきて―――
「坊ちゃま、それは詐欺師の常套句です」
顔は良いけど一癖ある青年魔法使いと、その付属品である凡庸な従者と、命と引き換えにしても叶えたい望みのある依頼人の顛末は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-31 20:40:14
9302文字
会話率:46%
呪いで頭を醜い植木鉢に変えられてしまった妖精の王子は、自分を本当に愛してくれる人間を探してさまよっていた。
植木鉢頭の妖精を怖がらない花屋の少女と呪われた妖精の奇妙な同居生活…
祈りの花が開くとき http://ncode.syoset
u.com/n1092dk/ の別視点での話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-09 01:21:09
10526文字
会話率:17%
全5話+エピローグの短編です。
【あらすじ】
花屋を営むアンはある日、店の軒下に佇む植木鉢頭の妖精を目撃する。
「こんにちは、素敵な植木鉢頭さん」
アンの発した一言から始まる呪われた妖精と人間の不思議な恋愛ファンタジー小説。
最終更新:2016-07-07 00:19:13
10208文字
会話率:13%