時は21世紀。人類はインターネットというネットワークで世界中とリアルタイムでつながることができるようになった。そして様々なサービスが提供され、人々の生活は数十年前とは比べ物にならないくらい便利になった。
一方で、インターネットというもの
は大きな社会問題を次々に生み出していくこととなる。我々はいま、試されている。
これはインターネットが起こす問題について、やさしく学べるとある大学生のお話。まさに、「情報社会の教科書(入門編)」である。
【注意事項】
※特に重要なものを取り上げているため、後にテーマを追加する場合があります。
※内容の不足・誤りなどを見つけた場合はお知らせください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 00:00:00
3641文字
会話率:53%
瀬野宮 朱鷺親(せのみや ときちか)、坊ちゃん育ちのダメダメ野郎、職業フリー夢想家(ドリーマー)、つまりニート。
アメリカンスクールの入学生募集ポスターで見た美少女に一目惚れしてストーカーになるものの派手に玉砕した経験を持ち…あわや前科
者になるところを
親が金と権力にモノを言わせ、刑務所行きは免れたものの、謎の漁船送りにされてしまう。
"ヘルゲイザー"と呼ばれる稀少な深海魚を探索するその船は突発的嵐に飲まれて沈没するが、朱鷺親は何とか一命を取り留めて独り見知らぬ国に流れ着いた。
しかしそこは社会の教科書の何処にも書かれていない土地で……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-02 20:00:00
8782文字
会話率:23%
歴史書や社会の教科書に書かれている歴史が、すべて作り物だった。全ては、小さな島に生き残った人類が、孤独にさいなまれ自死の道を選ばぬように政府が仕組んだ嘘で、実際には4000キロ平方メートルの島の外はすべて死滅し、人類は存在していない。外国
に行ったことのある人間はすべて空港で眠らされ、その記憶を脳裏に焼き付ける機械で行った気になっていた。地球は丸くもない。今の地球は楕円形にゆがみ、灰色に覆われ、それが人工衛星からも見えていたが、地上に届けられたデータは、青く美しい誰もが思い描く地球の姿だ。その嘘は、嘘を隠すための嘘に始まり、ついには嘘をついた本人さえもどこまでが嘘だったかを忘れてしまう事態となった。人間は地球が丸いと思い込んだのである。
主人公、仁人は、航空写真に写りこんだわずかなズレからその嘘に気が付いてしまう。そのずれは、まさに屋外に用意された撮影様のセットで、カラー印刷の紙を張り付けたただけの張りぼてを意味していた。存在しない風景を人は作っていたのである。仁人はその嘘を知ってしまったことを気に病むようになり、そしてついには世界の本当の姿をこの目で見たいと思うようになった。人が孤独ではないと思わせるために作られた世界と、作られた知識の中で生きる自分が、その世界のままで生きたいと強く願う一方で、全く逆の真実をこの目で見たいという欲望が彼を突き動かす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-08 23:26:45
1790文字
会話率:12%
果たして少年時代の友情は遠い過去の風景画だったのか?
それは二人の少年にしかわからない。建前だけではない裸になった心と心がぶつかり合う。
例え全てを失ってもあの頃の想いは無駄ではなかったはず。
これは二人の少年の友情と結末を描いた小
さな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-14 18:21:25
2298文字
会話率:27%
《是非読んで見て下さい!》
普通の男子高校生、白輝零(しろきれい)の日常は、彼の世界に霊獣(ロア)が現れたことによって失われてしまう。
霊獣から逃げ回る中、霧島凛(きりしまりん)と名乗った女に助けられる。
凛が忘れていった刀を届けよう
とするが、凛は絶体絶命のピンチ。
覚悟を決めて刀を構えると、なぜか刀身か伸びた!?
零に覇力があることを見抜いた凛は、番界(セレクフォロニア)へ零を連れて行く。
そこは、社会の教科書で見たことがある『江戸』!? どういうことだ?
幾つもの世界で重なる思い。
戦わなければいけない使命。
【ハート・アラインメント】
ブックマーク・ポイント評価・感想、アドバイス お待ちしております!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-22 16:43:29
4247文字
会話率:53%
今から半世紀ほど前に、『裏世界』とつながる転移穴(通称:ホール)が公表された。今となっては、小学生の社会の教科書にも載ってるくらいの一般常識だ。テレビでも、向こうから来たエルフがドラマの主演女優をしてたり、ドワーフが飲むビールのCMなんてよ
く見かける。今や常識となったファンタジーの住人だが、誰でも自由に行き来できるわけではない。
渡界資格という国家資格を持つ者だけが、厳重な警備に守られたホールを通れるのであった。
そんな22世紀のとある日、俺のスマホに入ってた記憶にないアプリ。
それが、[上位ランキング入賞で、もれなく『裏世界』旅行へご招待!]という宣伝をしているゲームだという事を知った俺は……。
これは、22世紀で日本の高校生が、ゲームの特典の『裏世界』旅行を目指す事で、巻き込まれる事件のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-16 03:52:40
88863文字
会話率:24%
眠気を誘う午後の教室。社会の教科書を片手に教壇に立つ教師の姿があった。
その教師である「俺」はある目的のために投入された潜入調査員のひとりだ。
これは、そのとき「俺」が担当した怪異の欠片だ。
最終更新:2012-07-21 20:00:00
4342文字
会話率:54%