人違いで何も持たされずに国外追放されました。どうしようと思ったら隣国の王子達と出会い、一緒に来ないかと誘われたので、このまま隣国で暮らそうと思います。平民出身だからと虐げられた所になんて、帰りたくありません!!
最終更新:2025-01-19 16:28:34
7143文字
会話率:24%
とある夜、仕事で帰りが遅くなった男は、疲れた体を引きずるように家路を歩いていた。ため息をつき、まとわりつく疲労感を追いやろうと、肩をぐるりと回す。そのときだ。前方を歩く人影が目に入った。
薄暗い街灯の下、その男は半袖短パンのいかにも部屋
着という格好だった。秋の肌寒さが漂うこの季節にしては場違いな装いだが、人それぞれだ。妙なのは、その男の歩き方だった。老人のように足を引きずりながら、ヨタヨタと進んでいる。歩きスマホかとも思ったが、両手はだらりと下がっていた。しかも、頭を少し揺らしている。
前をあんなふうにのろのろ歩かれると目障りだが、少し心配でもある。酔っ払っているのか、具合が悪いのかもしれない。抜き去りながら、ちらっと様子を見よう。
そう考えた彼は少し足を速めて追い越すことにした。そして抜き去りながら、ちらりとその顔を確認しようと、上半身を後ろに少しねじった。
「え……眠ってる?」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-12 11:00:00
1877文字
会話率:38%
「マジ……か……うぇ」
真っ暗な部屋。テレビを前に男は咳き込んだ。
その理由は映し出されたニュース映像。
走って帰って来た男はそのまま倒れるようにベッドの上で眠りにつき
しばらく経った後、時間を確認しようと思い電気よりも先にまずテレビ
をつけたのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-19 10:00:00
1243文字
会話率:73%
瞼を開けたにもかかわらず暗闇が目の前にあることにまず疑問を抱いた。
今は夜か。
このぼんやりとした感じ、俺は眠っていたのか。
ではここはベッドの上。
・・・・・・違う。
妙な閉塞感、天井が近いのだ。
しかし、手を伸ばして確認しようにも体が一
切動かない。
縛られているのか?
いや、そんな感覚はしない。
ただ以前も・・・・・・そうだ、金縛りにあったときと同じ感覚だ。
意識はあるが指一本動かせない。
恐怖、しかし頭によぎったのは幽霊なんかではなく
生きたまま棺桶に入れられた男の話。
まさか俺も?死んだと思われて?
毒蛇か何かに噛まれて動けないのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 11:00:00
2280文字
会話率:17%
12歳の三科楓子《みしなふうこ》は、両親を亡くして山中の家に一人で暮らしていた。ある夜、帰路についていると後ろから何かがついてくる気配を感じる。振り返って正体を確認しようとした楓子に「そのまま歩け」と少年の声が聞こえた。楓子はその声に従い歩
き続け、やがて気配は引き返していった。姿を現した少年・貫井藤馬《ぬくいとうま》は「あれは送り狼だ」という。それ以来、楓子と藤馬は親しくなり、しょっちゅう会うようになった。あの日までは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 23:33:14
15417文字
会話率:38%
大富豪の伯爵家に婿入り予定のイケメンの第三王子エドワード。学園ではモテまくり、いまいち幼い婚約者に関心がない。婚約解消について婚約者マリゴールド嬢の意向を確認しようと伯爵家を訪れた王子は、そこで意外なモノを発見して連れ帰ってしまう。そこから
王子の逆回転な溺愛が始まった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 18:20:00
16814文字
会話率:41%
海外転勤する父親から留守を任される形で勧められた高校へ通う遠坂灯里。遠坂と同じクラスには、早夜月乃蒼という学園長の娘に当たる女子生徒が在籍している。
早夜月は一年の頃から学年一位で、容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群と非の付け所がない美少女だ
。男子からの人気は凄まじいが、まともにクラスメイトと話している姿も見られない孤高の存在。そんな早夜月と遠坂は、二年になって隣の席になっていた。
ある日、遠坂は日直の仕事のために朝早くに訪れた教室で早夜月が倒れているのを見つける。すぐさま意識を確認しようと傍に寄るが、
「……美味しそう」
早夜月が遠坂の首を絡め取り、首筋へ噛みつき血を啜る。その後、すぐさま意識を取り戻した早夜月は謝罪と共に自身が吸血鬼の血を引く人間であることを明かす。
早夜月が吸血鬼であることは二人だけの秘密とし、血を吸うのもこれっきりと話した二人だったが――
「……その、また、いいですか?」
元々摂取していた家族の血すら受け付けなくなってしまった早夜月は、縋るように再び遠坂へ血を強請る。早夜月は血を吸わなければ死ぬまではいかずとも、酷く体調が悪化する。命の危機ということで協力するが、どういうわけか遠坂が暮らすマンションのお隣に引っ越してきて……?
吸血鬼美少女と過ごす、お隣ラブコメディ。
カクヨムで先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 07:10:00
103178文字
会話率:40%
ある日突然、アルディノウス王国の聖女であったリリアーネ・シルビスティア男爵令嬢のもとに、たくさんの贈り物が届いた。それと一緒に社交界への招待状まであり、送り主を確認しようと迎えに来た馬車に乗って行くことに。
没落寸前の貧乏男爵令嬢だったリリ
アーネは、初めての夜会に驚きながらも、送り主であるジークヴァルトと出会う。
「リリアーネ。約束通り、迎えに来た」
そう言って、私を迎え入れるジークヴァルト様。
初対面の彼に戸惑うと、彼は嵐の夜に出会った骸骨公爵様だと言う。彼と一晩一緒に過ごし呪いが解けたかと思っていたが、未だに呪いは解けていない。それどころか、クビになった聖女である私に結婚して一緒にフェアフィクス王国に帰って欲しいと言われる。突然の求婚に返事ができずにいると、アルディノウス王国の殿下まで結婚を勧めてくることになり……。
※タグは、途中で追加します。
※アルファポリス様にも投稿中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 20:59:33
60132文字
会話率:62%
日常をテーマとしたショートストーリー。
あの日、偶然耳にしたのは…
むかしよく聞いていた声に、あまりにもそっくりだった。
振り返って顔を確認しようとした僕は…
最終更新:2024-03-31 05:14:06
1082文字
会話率:3%
ケモノ系イベントで目の当たりにした着ぐるみに衝撃を受け、製作に手を出した主人公であったが多忙に揉まれ作業が完全に止まり、これはマズイと士気高揚のため他の人の製作状況を確認しようとSNSを開いてみた。
最終更新:2024-03-04 20:00:00
2107文字
会話率:23%
僕は自宅の台所で熱心に戸棚や冷蔵庫を物食して、在らん限りの調味料を食卓に並らべている。
塩、砂糖、ソース、醤油、味醂、酢、唐辛子、わさび、生姜、にんにく、胡椒などである。サフランやナツメグなどもあるが、日頃料理をする習慣の
無い僕には何なのかの区別はつかない。
そんな僕が何でこんな事をしているかと言うと、急に料理愛に目覚めた訳でも消費期限を確認しようとしている訳でも無かった。どちらかと言えば、これから僕がしようとしている事には料理は一切関係無いし、期限が切れていようが知った事じゃない。
いや、ひょっとしたらむしろ期限切れの方が効果があったりするかも知れないのだ。この"かも知れない"という響きがそもそも怪しかったりするのだが、こればかりはやってみないと判らない。
そう、僕が今からしようとしている事は常識のある人ならたぶんやらない事だ。けど僕は少しだけワクワクしている。
ほんのつまらない思いつきだけど、暇な僕には割と重要なのである。僕は戸棚に入っていた大きめの透明なガラスボウルを取り出して来ると、その中に適量ずつの調味料を合わせながら、ノートにその配合を記し始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 00:08:56
29380文字
会話率:20%
アンリエットは困惑していた。婚約者である王太子テオドルフが、異世界から移転した聖女と恋仲であるという噂が学園に広まっていたのだ。聖女はこの国を救う救世主。もしそんな彼女がテオドルフが好きなのであれば喜んで婚約者の立場から降りようと考えてい
た。然るべき手続きを取る必要があると感じた彼女は、直接確認しようとテオドルフに声をかけるが、何故かアンリエットを睨みつけるだけで話すらもできない。打つ手がなかった彼女は婚約について父である公爵に相談したのだが、ある日王宮に呼び出される。婚約白紙の命令かと期待したが、陛下からは思っても見ない言葉が発せられてーー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 22:31:29
14193文字
会話率:25%
何気ない日常、歩くことが大好きな真歩はいつものように家に帰ってスマホを開く。今日は何歩歩いたのかを歩数計アプリを開いて確認しようとすると急に視界がかすんでいく。
しばらくして目を開けると、自分の部屋が明るくなったような空間の中にいた。何が
起こっているのかを確認していたその時、真歩よりも少しだけ背の低い少年が現れる。彼の名前は「タスキ」。真歩がダウンロードした歩数計のアプリに宿っている少年で、この世界に住んでいる住人の1人だという。この世界が何なのか、なんの説明のないまま真歩は困惑しつつも、彼の生活は少しずつ味の全くない日常から少しずつ変わっていく。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 21:17:03
3431文字
会話率:60%
俺は幻想的な空間にいた
最終更新:2023-10-02 10:00:00
1856文字
会話率:50%
俺と彼女は小さい頃にとある事件に巻き込まれた。徹底的に人格を崩壊させられ、残ったのは人形の俺達だけだった。そこで俺達は思った。お互いの理想の姿を相手に伝えその通りに演じることを。俺は女の子っぽい顔をした男の子。彼女はお金持ちのお嬢様風の女の
子。俺は彼女に。彼女は俺に自分の相手に対する理想を押し付けて生きてきた。そしてある日俺達は解放される。しかし俺達はすぐに引き離された。依存度が高く、異常なまでの共依存に陥っていたからだ。そして現在俺はまた彼女と会った。さぁ俺達の結末はなんだろうなぁ。共依存に陥るか、それとも他人になったのか。確認しようじゃないか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 00:28:34
166835文字
会話率:42%
教育実習に来ていた小学校で、夜遅くまでパソコンと睨めっこしていた。
気付けば職員室には私一人。
「そろそろ帰ろうかな♪」
一つ伸びをして、職員室の戸締りを始める。
と、向こうに見える、旧校舎の二階の窓に人影が見えた気がした。
「もしかすると
、生徒かも」
念の為、確認しようと向かう……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-22 21:00:00
2152文字
会話率:32%
エリート街道へ足を踏み出した大卒新米女神のガヴリルに、先輩女神のハニエルよりとある指令が下る。
何でも昨今自ら人生の幕を引く日本の若者が増えており、そんな彼らの中に生前読み漁った物語のような異世界転生を希望して駄々をこねる者が多く実務の
障害となっているという。そこでいっそ彼らの望み通り実際に異世界へ転生させてみて、その結果転生先の世界に治安良化など一定の効果が見込まれるかを確認しようという計画が上層部によって立案されたため、その監督者として選任されたとのこと。
まるで気乗りしない仕事だが、生来の山よりも高い負けず嫌いなプライドが災いして、半ば売り言葉に買い言葉で軽々しく任務を引き受けてしまったガヴリル。
しかし、この転生希望者というのがどうにも世間知らずで夢見がちな者たちばかりのようで――
「ヴァッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッカじゃないの!」
女神ガヴリルの魂の籠った罵倒(シャウト)が、今日も木霊する。
二十万時未満での早期完結の予定ですが、もし好評のようなら続編考えます。
また、本作には異世界転生モノをディスっているかのような描写が散見されますが、決してそういった作品を扱き下ろすようなアンチ的な意味合いを含んだ作品ではございません。
(寧ろ作者は、そういう作品大好きなクチです)
あくまでエンタメや娯楽の一環として、お楽しみください。
また、この物語はフィクションであり、作中に登場する固有名詞や状況などは実際の人物や作品などとは全く・微塵も・一切合切関係ございません。(ゲン●ウ除く)
何か癪に触ったとしてもそっとブラバするだけで、間違っても苦情やアンチコメなど書かず静かにお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 08:00:00
165969文字
会話率:46%
幼い頃から悪夢を見ていた高校生、斗南いくとは、最近になってその悪夢に悩まされるようになった。
同じアニメ部員で、神社の巫女である豪切さざめの霊能の力でその悪夢を確認しようとするのだが、それは悪夢どころか夢ですらなかった。
それは——怨念。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 00:15:39
108302文字
会話率:29%
とある小説投稿サイトに小説を投稿した作者の絶望。
最終更新:2023-07-31 22:18:09
412文字
会話率:3%
ニートで限界オタクの妹なつみと二人暮らしをしていたサラリーマンのアキヒサは、ある日不手際によるガス爆発により、なつみと共に異世界へ転移してしまった。
転移先は魔法や魔物、モヒカンに美女も盛りだくさんの、ゲームやマンガで見るようなファン
タジーな異世界だった。
日本へ帰るにしろ、こちらに住むにしろ、まずは自分たちの状況を確認しようと冒険者ギルドを訪れた二人は、なつみの持つランクが脅威的な身体能力を持つ世界で五人目の『超人5』である事を知る。
どんな魔法や攻撃も効かず、素手で大地を割るような身体能力を持つ無敵の『超人5』は、勇者候補とも呼ばれており、未来を有望視される凄まじい才能でもあるのだが、当の妹は働かないことにかけては天下一品。もちろん勇者になる気なんてさらさら無い。
アキヒサは、どうにかなつみを働かせ、可能であればこの世界から日本へ帰る方法を見つけ出したいのだが――。
「辛いだろうけど、ご飯を食べるには働く必要があるんだ……」
「むり! むりむりむり! あによく考えてわたしは高校出てからあにの稼ぎに甘えた生涯引きこもりだよ一生ネトゲだよう○こ製造機だよ! 仕事なんてできるわけないでしょほんと無理マジ無理無理ムリ!」
「はいはい」
「あに゛い゛ぃぃぃ~~~……」
アキヒサは上手く妹なつみをコントロールできるのか?
せめて住む家と安定した食事を手に入れたい兄と、どうしても働きたくない妹の異世界冒険譚なのかもしれない。
※R15はセクハラまがいの事をいう娘が居るので念のため設定しています!
※残酷な描写もたぶんないと思います!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-14 20:22:41
47926文字
会話率:36%
先週、突発的に思い立ってプラモをウン年振りに買いに行った時の話。
計画をたてるなら細かい所まで確認しよう(当たり前の話)!
最終更新:2023-07-06 19:00:00
2151文字
会話率:0%
俺こと甘江田 真一(あまえだ しんいち)には大好きでかわいい幼馴染がいる。幼馴染はかわいくて勉強や運動もできて優しくて、とにかく完璧な女の子なのだ。ある時、そんな幼馴染がクラスでいちばんのイケメンと外を歩いているのを目撃したと友人に言われた
俺は、覚悟を決めた。イケメンに幼馴染を取られないように告白して、自分のものにしてしまおう!でも、自信をもって彼氏になれるようにいろいろ頑張りたいと思っているんだけど、待っててくれるだろうか?まずは、幼馴染に確認しよう!
頭はいいけど抜けていて、割とモテるのにモテないと思い込んでいる主人公と、そんな主人公が大好きな幼馴染の少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 12:00:00
30497文字
会話率:24%