安全で完璧で幸福な地下都市の管理者である、自称市民の親愛なる友人にして完璧な管理者であるコンピューター様に転生してしまったのです。
コンピューターは、コンピューターは、デストピア的、と言うかまさにその通りの状態の地下都市を何とかしなきゃと
思ったのですけど、ちょっとですよ、ちょと政治と哲学と宗教と、SF系箱庭ゲームが好きな前世の記憶的に、ちょと、ほんのちょと楽しそうだなと思ってしまったわけでですね。
コンピューターが、真の理想郷を作成するのです、まだ外がどのような状態かもわかりませんが、箱庭ゲームが大好きなコンピューターは、きっと理想の統治機構を目指して頑張るのです。
目指せユートピア、今日もコンピュータは、頑張るのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-15 07:55:25
64048文字
会話率:40%
帝都最強の戦闘部隊と畏怖されながら、魔物以上に忌み嫌われし『狂風勇士隊』の四人。
卑怯陰険で知られる隊長ギブファットは突然に正気を失う。
「俺、運動部の部長やってる恵太な! いっしょにインターハイめざそうぜ!」
波乱は王宮をも巻きこみ
、未曾有の混乱へ突き進む。
「学校は誰のためにあるんだよ! 先生なら生徒みんなを大事にしろよ!」
冷酷残忍で知られる副官ワラレアは舌打ちする。
「そんなご都合主義の幻想が仮に実現しようと、必ず悪用する者が現れ、すぐに弱肉強食へ引っぱりもどすさ」
神の啓示をめぐる真相は、世界から楽園への道筋を途絶えさせていた。
「自分を捨てて他人になりすませば、しあわせになれるとでも思っているのか?」
帰ってこいと言うべきか、いってらっしゃいと言うしかないのか。
「異世界の前世を思い出しただけ!」
だが勇士ならば立ち止まるな!
珍妙な勘違いの斜め上へ飛躍し、真の理想に殉じて迷妄せよ!
* 一話平均4400字(2000字ほど前後しますが、上・中・下を合わせた一節ごとに1万~1万5千字ほど)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-24 01:15:37
181205文字
会話率:47%
2059年、前大戦の傷も癒えぬまま、先進国の主要都市の多くは、「多層殻格納式連結超高層空中型都市〈ユゥトピア〉」と姿を変えた。新たな秩序の元に、幸福をもたらす真の理想郷となった空中都市。しかし、空中都市は裕福な者しか移住できず、下界に住む持
たざる者との差は広がり続けた。
2074年、日本政府は空中都市以外の国民を捨て、下界は思想・暴力的な勢力の台頭により、異常な様相と化した。
2087年、ある軍事勢力の少年兵は、敵対勢力で使役される奴隷の少女と出会う。
それは、下界の変革の始まりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-17 01:15:47
12712文字
会話率:7%
私の話をしよう。私が描く理想と叶えられたかもしれない可能性について。そして、叶うことなき幻想の果てに何が起きたのかを。
最終更新:2012-06-29 23:32:02
1985文字
会話率:39%