ハリナは16歳の普通の女の子(自称)。ある日、村に訪れた真っ白な馬車から現れたのは笑顔が素敵な神父様!?自分が実は聖女だなんて突然言われて連れ出されたのは初めての王都…。ヘンテコ神父やら妙な司教やら癖の強い悪い人たちなど、濃いメンツに囲まれ
てはてさてハリナはどうなるの??
この人頭おかしいよ系聖女譚、ここに幕開け!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 07:10:00
20451文字
会話率:59%
彼女の名前はイリーナ。長く真っ直ぐに伸びた銀色の髪をゆったりと揺らし、城を歩く王妃。長い冬を超え暖かい春の日を迎えた今日、彼女の夫が遠征先から帰ってくる。その日、彼女はただ窓の外を眺めていた。遠征に出発する夫が彼女に「自分と思ってほしい」と
いう意味を込めて渡した、彼の宝物である懐中時計が、イリーナの手の中でハンカチに包まれていた。窓から外を眺める彼女の灰色の瞳が下がる。国王の、帰城を告げるファンファーレが城内に響き渡った。国王を背中に乗せる真っ白な馬は、少し疲れた様子で下を向いて歩いている。馬は、疲れている。国王とともに、桃色のドレスを着た女性を乗せている。イリーナは、ひとつ息を吐いた。これは、ある時代のある王国のたった数か月間の王妃の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 00:00:00
9798文字
会話率:24%
白い薔薇、白い馬、白い熊、白い星。
最終更新:2020-07-26 20:51:09
1615文字
会話率:15%
どうも。大井競馬場在住の名もなき黒猫です。
そんなボクには特技があって、集中して見つめていれば、人の心の中やその人の物語まで見えてきちゃうんですよ。
この競馬場ってところにはいろんな人生をかかえた人たちがいるんで、心を覗きこむとめちゃく
ちゃ楽しんです。
今日もなんだか楽しくなりそうだよ。
ほら、あのおじいちゃん厩務員さんに、騎手さん、予想屋さんに、おねえさんもいるよ。あっ、おにいさん大金かけちゃって大丈夫? 女の子、えっ、あの子は誘拐されちゃう?
真っ白な馬体のマサル君を取り巻く人たちの物語がはじまるよ。
って、あれ?
どうした?
レース大丈夫?
これってどうなるの? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-30 11:15:47
48848文字
会話率:22%
回る、回る、メリーゴーランド。
乗れば夢の国へと誘(いざな)ってくれる。
でも、ねえ?
それははたして【しあわせ】な夢の国なのかなあ?
ああ、また一人メリーゴーランドに乗りに来た。
何に乗るのかなあ?
真っ白な馬?
それともユニコーン?
い
や、もしかしたら、屋根が豪華な馬車かもしれない。
ああ、
た
の
し
み
だ
な
あ !
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-03 10:04:59
4767文字
会話率:45%
雪の中を歩き続けると不思議な男性にであう。男性が消えると、幼い子ども。そして最後は真っ白な馬。それらは私に大事なことを教えてくれた。
最終更新:2014-02-16 19:56:49
3299文字
会話率:26%