「政略結婚の見本」とまで言われる婚約をエルバート・ヴァルグナー伯爵子息と交わしたリーシア・エルムガング子爵令嬢。彼女と一切の関わりを持たないように務める彼に彼女は納得しながら諦めきれずダンスパーティーの招待状を片手に彼を誘う日々。普段は冷た
くとも婚約者が強く頼み込めば是と答える彼に、リーシアは自身を納得させようと思っていた。
しかし無事16歳を迎えた彼女は2年前から婚約者が通う貴族学園への入学を義務付けられた。そして、入学した先にはリーシアの友達になりたいと名乗るピンクブロンドの女の子が。
リーシアは新しい友達に喜びながらも彼女アリアが語る自身の婚約者エルバートの話を聞く。
「それでぇエルバート様ったら〜」
「まぁ、彼にもそんな一面があったのね。知らなかったわ」
そんな会話をいつも横で聞いているリーシアの幼馴染は終始顔を顰めている。
「アンタ、いい加減余裕こくの辞めなさいよ」
彼女の言葉にリーシアはどうするのか。
ぼんやりとしたように見えるその眠たげな瞳は今もアリアを見つめてる。
さて、この後のエルバートの卒業パーティで一体どんな波乱が巻き起こるというのか。
やっぱり展開がちょっとアレ。
短編のつもりだったのにな。
2024/02/11 から 2024/02/15 の木曜日まで毎日18時投稿予定です。
五話完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 18:00:00
14279文字
会話率:36%
俺の幼馴染に、あまり目の合わない奴がいる。
そいつは挨拶や日常会話だけでも、ストレスになるらしく、帰ってきた時には少し疲れた顔で、筆談を行う。
コミュニケーションを取るのが嫌いな訳じゃないんだ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐
欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
挨拶と日常会話だけで疲れてしまう人間です。
口語障害を持ってる事は薄々気が付いているので、これからも折り合い付けて生きていきます。
二次元のコミュ障キャラの気持ちが全部分かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 18:35:58
897文字
会話率:22%
私はシュールを探し求め歩き続けた。しかし、道中とても衰弱した概念を見つけた。私はそれを深淵と名付けた。深淵は覗き込んでみてもなかなか目が合わない。とてもシャイな性格だった。私がシュールと出会えるのはいつになるのだろうか。
最終更新:2023-01-09 22:16:46
2874文字
会話率:15%
卒業式の朝も同じ夢を見て目が覚めた。亡き母が自分に殺してくれと願う夢。五年間一度も目が合わない父には、言えなかった。
関東郊外に住む松原想は、生まれ育った町ではそこそこ有名な美男子だった。
周囲には常に羨望や嫉妬があふれていたが、想はでき
るだけ他者と関わらずに日々を過ごし、父や友人たちから逃げるように東京の大学に進学する。
五年前に自分を求め、自死した母親を夢に見ながら。
過去の小さな世界で抱き続けた違和感と、「普通」とは何なのかを自問する青年の人とのかかわりを書いていけたらと思います。
※この作品はステキブンゲイにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-28 23:49:10
9638文字
会話率:46%