物心ついたころから、近所に建っていた異次元のような洋館と花の咲き乱れる庭。そこには一人暮らしのお婆さんが住んでいて、近所づきあいは一切しないものの幼い自分にだけは話しかけてくれた。
木靴を履いて花の世話をする、異国の服を纏った老女。虫や花を
めぐるやりとり。
だが彼女は老女のまま何年も生き続け、「わたし」の行く先々に現れ、ついに恐怖の対象となる。多少の脚色はしてありますが、思いだせる限りは、記憶通りに書きました。三話完結。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 21:00:00
15824文字
会話率:27%
異次元の庭。どこまで行っても、同じ景色の繰り返し。俺は、蝶になった。
最終更新:2022-09-04 02:34:49
501文字
会話率:0%