物心ついたころから、近所に建っていた異次元のような洋館と花の咲き乱れる庭。そこには一人暮らしのお婆さんが住んでいて、近所づきあいは一切しないものの幼い自分にだけは話しかけてくれた。
木靴を履いて花の世話をする、異国の服を纏った老女。虫や花を
めぐるやりとり。
だが彼女は老女のまま何年も生き続け、「わたし」の行く先々に現れ、ついに恐怖の対象となる。多少の脚色はしてありますが、思いだせる限りは、記憶通りに書きました。三話完結。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 21:00:00
15446文字
会話率:26%
カスタネットの赤と青は、磁石のS極とN恐怖ではない。
最終更新:2024-01-21 08:27:12
303文字
会話率:0%
あるときイビサは猫の姿に変身できることに気づく。そして、仲良しのアリューシャは鴉に変身できる。
両親の亡いイビサがおばさんと暮らすお屋敷のご主人様は、研究のためだけに週に一度訪れる。研究には毎回違うご婦人が招待され、一人として二回訪れるご婦
人はない。ご主人様の研究とは一体なにか?招待されたイビサはどうなってしまうのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-10 01:31:38
6908文字
会話率:19%
ガラスの靴を残して去った美しい女性を忘れられない王子は言いました。
この靴がピタリと合う女性を妻に迎える、と。
しかし、片方しかないガラス製の靴を持って、一人の女性を探し出すことなど途方もないことです。
せめて複製品を作って、それを使用して
探そうと考えた側近たちは、靴職人に頼みます。
美しい靴に感動した職人は、立派な木靴を作り上げました。
しかし、王子は言ったのです。
爪先部分が違っている。寸分違わずまったく同じ靴でなければ、意味がない。
これは、シンデレラを探すために奔走する、五人の側近たちの葛藤の日々をつづった物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-28 22:02:29
15366文字
会話率:52%
桜見物で触れあった親子
最終更新:2013-03-25 06:37:08
1612文字
会話率:52%