アウストラリス王国の王女エマナスティは、女王になりたいと思っていた。というのも、彼女の敬愛する父王より優れた男が居ないと思っていたから。
彼女の父は精悍な容貌を持ち、どんなことも恐れずに突き進む獅子の如き勇猛な王なのだ。
「男はみんな
ウジ虫ばかり」
どんな男も父には敵わない。王にはふさわしくないと、王位を得るため己を磨くエマの前に立ちふさがるのは、財力、知力、武力にそれぞれ抜きん出た他の王位継承者達。改正された王位継承の儀にエマは立ち向かうが、はたして彼女は史上初の女王の座を射止めることが出来るのか――?
重度のファザコン王女と、彼女の野望を阻止せんと画策する王子様たちの攻防戦。※本編完結済み。自サイトからの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-23 12:10:29
189918文字
会話率:35%
下瀬奏乃(しもせ かの)、15歳。
美術部の窓から見つめる先にはあこがれの先輩。
「見つめているだけでいいのか? 想いは言葉にしないと伝わらないって言ったのはおまえだろう」
巡(めぐる)ってば、そんなことを言うのね。
──わたしの本当に好き
な人はだれ?
※全13話+番外編1話(番外編のみR15)
執筆開始:2011年5月1日
執筆終了:2011年5月11日
※自サイトに掲載中。
※番外編は高校生男子の一人称のため下ネタが多く下品です。苦手な人はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-14 04:00:00
126214文字
会話率:46%