『昔のようにやる気のある自分に戻れたら戻りたい』、そう思いながらもこの世の全てに嫌気がさしてしまった主人公『飛鳥誠(28歳)』は、優雅なヒモライフを送っていた。
一生このままヒモライフを送るつもりが、彼女に振られてしまい、あっけなくヒモラ
イフは終止符を打たれる。さらには、ドッペルゲンガーの策略により無実の罪で逮捕までされてしまう。逮捕されたが何事にもやる気のない誠は、その状況をも飲み込んでしまい、留置所でぐうたら生活しようとするが、突如現れた『漆黒のゲート』に吸い込まれ、パラレルワールドの過去へとタイムスリップする、いわゆる『パラレルスリップ』によりもう一つの地球の過去に飛ばされる。
そこは、飛鳥誠が元いた地球とは異なり、科学と魔導が共存する世界、さらには神が実存する争いの絶えない世界だった。そこで、飛鳥誠は、一から魔導を覚えて、後悔しない人生を送るために高校生から人生をやり直す。そして、頼れる仲間達と一緒に、愛する者達を守るために、今、飛鳥誠は覚醒する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 10:34:17
241602文字
会話率:38%
固有スキル『献身』を持つヤマトは、『勇者選定機構』の目に留まり、勇者候補のパーティーに半ば強制的に組み込まれる。
それは『献身』の能力が、指定した者のダメージを半分肩代わりするというものだったからだ。
三組で争われた『勇者選抜レース
』に勝利し、正式な勇者と認定された途端、勇者ジャスティスはヤマトをクビにする。
ヤマトをダメージの肩代わりしかできない無能と罵り、クビを言渡したあげく、国王に働きかけ追放してしまうのであった。
しかも魔物の巣窟となっている罪人を送る辺境『北端魔境』に。
追放されたヤマトは、『献身』の新たな力の発動や手に入れた神器『大剣者』の力により、生き延びる力を得る。
そこに、勇者パーティーのサポート部隊のメンバーだった亜人美少女や、彼の才能を認めてスカウトした『勇者選定機構』のエリート美人スカウターが追いかけてきてしまう。
戸惑うヤマトだが、家族として受け入れ、スローライフを満喫しながら、のんびり暮らすことにする。
そんな中、追放した勇者パーティーは、今まで難なくこなしていた迷宮での訓練討伐に苦戦し、失敗する。
ダメージを肩代わりしてもらっていたことが、いかに大きかったか気づいた勇者は、国王に依頼し、強制的にヤマトを戻そうとする。
だが、ヤマトは「もう遅い!」とばかりに、無視を決め込む。
業を煮やした勇者は、強制的に連れ戻すために、乗り込んでくるのであった。
……これは、勇者パーティーからも国からも追放された男が、辺境でのスローライフを夢見て、降りかかる火の粉をやむを得ず振り払う物語。
そしてなぜか、国ができていく物語。
神に愛された男の……国づくり……成り上がり英雄譚である。
後の世に、東方の奇跡として語り継がれる『光の大聖者と豊穣の魔導帝国』という名の英雄譚、ここに開幕!!
拙著「異世界を魅了するファンタジスタ 〜『限界突破ステータス』『チートスキル』『大勢の生物(仲間)達』で無双ですが、のんびり生きたいと思います〜」と、同一世界線の違う時代の違う場所の物語です。
★勇者サイドが落ちぶれるのは、14話からです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 14:13:23
557437文字
会話率:16%