グラム村で変わり者扱いされていた少年フィロは村長の家で小間使いとして、生まれてから10年間馬小屋で暮らしてきた。フィロには生き物たちの言葉が分かるという不思議な力があった。そのせいで同年代の子どもたちにも仲良くしてもらえず、友達は森で助けた
赤い鳥のポイと馬小屋の馬と村で飼われているにわとりくらいだ。
いつもと変わらない日々を送っていたフィロだったが、ある日村に黒くて大きなドラゴンがやってくる。ドラゴンは怒り村人たちでは歯が立たない。石を投げつけて何とか追い返そうとするが、必死に何かを訴えているドラゴンが気になったフィロが話を聞くと村長に申し出る。フィロが話を聞くと、ドラゴンの巣を荒らした者が村にいることが分かる。ドラゴンは知らぬふりをする村人たちの態度に怒り、炎を噴いて暴れまわる。フィロの必死の説得に漸く耳を傾けて大人しくなるドラゴンだったが、フィロとドラゴンを見た村人たちは、フィロこそドラゴンを招き入れた張本人であり実は魔物の生まれ変わりだったのだと決めつけてフィロを村を追い出してしまう。
途方に暮れるフィロを見たドラゴンは、フィロに謝ってくるのだがその姿がみるみる美しい黒髪の女性へと変化して……。
「ドラゴンがお姉さんになった?」
「フィロ、これから私と一緒に旅をしよう」
変わり者の少年フィロと異種族の仲間たちが繰り広げる、自分探しと人助けの冒険ものがたり。
+++
・アルファポリスさんに別名で投稿していますが、同一人物です。
・ハピエン完結保証
・毎日7時17時の2回投稿です。初日のみ5話投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 07:00:00
51566文字
会話率:41%
かつて日本で、表向きは普通の生活を送りながらも、その裏では政府公認の最強モンスターハンターとしての顔を隠していた青年がいた。
ある日、彼は討伐したはずの魔獣によって命を落とす――だが、それは終わりではなかった。
彼は異世界で赤ん坊として転
生する。魔法が息づき、奇妙な生き物たちが跋扈する、まったく新しい世界へ。
驚くべきことに、彼は前世の記憶と戦闘・戦術の知識をすべて保持していた。名もなき冒険者の息子として育てられながら、幼い頃から密かに肉体を鍛え、剣技を磨き、この世界の魔力に適応していく。
そして10歳になった彼は、自らの名を世に知らしめるため冒険者として旅立つ。年齢に見合わぬ実力と、命の駆け引きを熟知した戦い方で、次々と難関を突破していく。
過去の経験と今の力を融合させ、新たな世界で己の道を切り開く少年の物語が、今、始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 06:53:15
173761文字
会話率:32%
大昔、悪魔と呼ばれる異形の生き物たちがいた。
だがそれらはある時を境に数を減らし、いつしか人々の記憶から消えていった。
しかし、忘れられた異形の生き物たちが再びその姿を現し始める。
それは以前とは少し異なる形であるものの人間の脅威となること
に違いはなかった。
そしてそれらを操ると噂されるのは赤い魔女と呼ばれる一人の女。
廃城に住み着き、異形とともに生き、人間に害をなすと噂される赤髪の魔女。
その魔女と同じ赤い髪をした青年が、記憶を持たない少女と出会った夜から物語は動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 18:18:20
358412文字
会話率:23%
西暦2268年6月、度重なる戦争や災害により傷つき再生不能の状態に追い込まれた地球。人類が生き延びるために地球を捨てて宇宙へと旅だった。
船の名は【Tbellus Terra】(ペッルス テラ)麗しの地球
人々は、居住可能な希望の星が
見つかるまでの間、船の中で長い眠りにつくのである。移住にあたり、専門的知識を持つものを指導者(賢者)とと呼び計画を進めた。
120光年の旅路の果てに【AI搭載のスーパーコンピューター【プロメテウス】は、まず、惑星軌道上から二年の月日を費やし、探査を開始し、惑星『initiumイニティウム』と命名した。
大気の中の成分が、ほぼ地球と同じ成分で構成されていると判断すると人類・動植物が、移住可能であると結論づけたのである。
彼はメインブリッジ・ポラリスを稼働し・冷凍睡眠中の賢者を覚醒させた。星を見つけるまでが、彼の仕事でそのあとは、指示を受けねばならない。
12人の賢者は、目覚めた。そして人生の賭けに勝利したことを知り、それぞれに肩を抱き合って喜びを分かち合った。
モニターには、惑星の姿が、映し出されている。すでに探査用の衛星が配置され、ウィンドウを開けば見たい場所が見れる。こうしている間にも星の情報が、プリンターから吐き出されていく。正に夢にまで見た第二の地球である。しかし、その星には地球では、忘れさられた童話と神話の世界の生き物たちの星であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 23:41:33
10132文字
会話率:42%
葉山一樹は、誰かの壮大な物語に彩られた、ただ一人の背景人物でいることを願っていた。ミステリアスで、人目につかず、そして静かにクールな――まるで彼の愛する小説に出てくるような。しかし、運命は別の計画を用意していた。
砕け散った日食によって地
球から黄昏の大陸ノクティスヴェールへと引きずり込まれた時、一樹は生まれ変わる――英雄でも悪役でもない、別の存在として。ヴェールボーン、影と星の光の子、真実と幻影の間を歩むと言われる存在として。
運命が織りなす世界で、記憶は偽り、名前は知覚そのものによって刻まれる。一樹――今やエリンドール・ヴェイン――は、幼少にして奇妙な力に目覚める。生き物たちは彼にひれ伏し、時は彼を忘れ去る。そして、あらゆる領域で、神話が蘇るという噂が囁かれる。名もなき星――運命を解き明かすか、あるいは運命の創造主となるか。
しかし、彼はそれでもクールに振る舞いたいだけなのだ。
残念ながら、世間は彼があらゆる予言の背後に影を落としていると主張している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 01:59:36
5989文字
会話率:12%
クルト・グラーフは、幼馴染たちと最強の冒険者を目指していたが、彼のスキル「テイム」は冒険者としては弱く、仲間からパーティを追放されてしまう。自分を無力だと感じ、絶望に沈むクルトだったが、ある日、彼のスキルが突然進化し、強力な「コマンド」へと
覚醒する。テイムした生き物たちを大規模に指揮し、複雑な命令を与えられる新たな力に目覚めたクルトは、この力を武器に、再び仲間たちに認めてもらうため冒険者としての道を再び歩み始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 22:35:08
2927文字
会話率:31%
翳〈かげ〉と呼ばれる不思議ーでこわーいかもしれない生き物たちとのはっぴーでぴえんなお話
珠子ちゃんは今日も全力で生きるのだ!
挿絵も描いていこうと思ってます。待ってて…
最終更新:2025-05-05 09:33:22
39249文字
会話率:40%
容器の中の生き物たち。
最終更新:2025-04-07 13:00:00
1837文字
会話率:46%
人は過ちを繰り返す。
だけれど十字架を背負う者達によって歴史は生まれる。
それは機械の身体を持つ人間にも平等に与えられる。
未知なる旅路、知恵ある生き物たちの歩み。
最終更新:2025-03-27 00:45:56
58082文字
会話率:39%
始まりの舞台、【暗闇の森】。この森は危険とされているため、立ち入る人間は誰もいない。なぜなら、人が恐れる存在、魔獣と呼ばれる生き物が棲んでいるからだ。しかし、暗闇の森という名前とは裏腹に、澄んだ空気や水が流れ、朝は日に照らされてきらめく草
木や花々が広がる、そんな自然豊かな場所でもある。 そんな森に暮らすただ一人の少女、レイ。彼女は幼い頃に、とある力を持って生まれたために、この森に捨てられてしまう。その力とは、聖獣や妖精、魔獣などの人ではない者の言葉が聴こえるというものだった。 しかし、彼女はこの力のおかげで、森に棲む生き物たちと関係が築け、彼らから森での生き方を教わり、彼女は今もこの森で暮らしている。 そんな彼女が、新たな出会いをきっかけに、世界を広げ、成長していく物語が今、始まるー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 22:00:00
45718文字
会話率:53%
森の北東、大きな切り株の下に暮らすアリたちの王国。彼らは日々懸命に働いているにもかかわらず、蓄えが減り続けていました。その原因は「財務庁トカゲ局」による過酷な徴収。トカゲ官僚たちは「森の未来のため」という名目で、アリたちの労働の成果を搾取し
続けていたのです。
ある日、一匹の若いネズミがアリたちに真実を問いかけます。「その"未来"はいつ訪れるんだい?」この問いかけは、まるでパンドラの箱を開けるようなものでした。真実という名の災いが広がり、もう元には戻れなくなります。
ネズミの呼びかけで、森の生き物たちは「虫たちの春」と名付けた大規模な集会と行進を開催。アリ、ネズミ、リス、カエル、鳥たちが団結し、トカゲたちの不当な搾取に対して声を上げます。この抗議によってトカゲたちは「情報公開」や「住民審議会の承認」などの譲歩を余儀なくされました。
しかし、一度開いてしまったパンドラの箱は閉じることがなく、真実を知った生き物たちはもはや以前の生活には戻れません。森中で「希望はどこにあるのか」という問いがささやかれる中、老フクロウは「パンドラの箱の底に残された希望」について語ります。それは過去に戻ることではなく、知ってしまった真実と共に生きる道を見つけること。アリたちの春は、トカゲに奪われた冬を取り戻し、共に新たな希望を探す旅の始まりとなったのです。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-15 08:06:45
2735文字
会話率:33%
動物を愛してやまない相原直樹(あいはら なおき)は、28歳の独身サラリーマン。
自宅で柴犬とゴールデンレトリバー、黒猫と三毛猫の計4匹を飼いながら、休日には動物園やアニマルカフェを巡るほどの筋金入りの動物好きだった。
そんな彼が、有給を使
って向かったのは ケニアのサファリツアー。
野生動物たちの雄大な姿をこの目で見たい――そんな夢を叶えるはずだったが、予期せぬ事故に巻き込まれ、命を落としてしまう。
だが、次に目を覚ますと――彼は異世界の貴族の赤ん坊「レオン・フォンティナ」として転生していた。
厳格ながら優しさを秘めた父、天使のように甘やかしてくれる母、過保護な兄、ツンデレな姉に囲まれながら、貴族としての生活を送ることになったレオン。
しかし、彼が最も気になったのは――この世界に「動物」が存在しないことだった。
だが、その代わりに存在するのは 「魔物」と呼ばれる生き物たち。
猫のような羽を持つ魔物フェルミナ、荷物を運ぶ獣バルガン、芸をする猿のような魔物トゥリック……。
かつての愛した動物たちの真実を求め、魔物たちの秘密を解き明かすため――
レオンの魔物探求の旅が、今始まる!
動物好き転生者が異世界で魔物と絆を築く、知的冒険ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 08:03:42
4433文字
会話率:11%
地球温暖化や度重なる異常気象によって人類が滅亡した、遙か未来の話。
地球の陸地面積は、海面上昇の影響でかつての3割ほどにまで縮小した。
結果、生き残った世界中の陸上生物は、各々の生息地を捨て、残された僅かな土地に集まり暮らすことになった。
それによって、この時代の地球では、以前では考えられなかったほど多様な種類の生物による生態系が形成されている。
長い年月を経た進化によってか、はたまた別の何かによってか、人類が昔に思い描いた空想上の生物すらも誕生したと言われている。
さて、そんな世界のある森に、一匹の獣がいた。自分の生まれはわからず、コンプレックスばかりで自分に自信がない。しかし、獣の周りには明るく頼れる仲間たちがいた。彼らは皆助け合い暮らしていた。獣は幸せだった。
―――あの日までは。
これは、小さな獣と、それを取り巻く生き物たちの日常と転機の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 17:43:43
4284文字
会話率:50%
「モフモフは可愛い!至高の存在!それなのに、一切触れないのですが?」
モフモフは勿論、可愛いものが好きなのに、顔が凛々しくて美人で、目が鋭いから?
それとも、危険なフェロモンでも、まとっている?
もしかしたら、呪い……なんてことも。最
悪、スキルで『モフモフの可愛い生き物限定で逃げられます〜』なんてものが――。
「お嬢~、何もありませんでしたよ〜?」
まったくもって意味が分からないわ!
魔法もあるこの世界で愛らしい生き物たちは、総じて弱いとされている(諸説あり)
そう、弱肉強食を生き抜くために、可愛くなったといっても過言ではない。
そんな、わたしく(残念王女)と、モフモフたちの、ゆる〜い日常ファンタジー。
「これは、わたくしが王女の名にかけて、モフモフを愛でるまでのお話です(仮)」
(ゆる~い王女の日常と、8割モフモフの話を混ぜたお話です。なので、毎回モフモフが出るわけではないのですが!王女の日常と1割の刺激に癒されてもらえたら嬉しいです)
投稿日:2024年5月27日折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 10:01:44
122202文字
会話率:41%
5年前の大災害で記憶を失ったアリアは、赤髪の少女ルーナと白髪の青年イトと共に旅をしている。大災害による呪いで世界はおかしなことになり、大地は動き生き物たちは大きく姿を変えた。そして、大陸各地には魔法使いが誕生したのだ。3人もその当事者で、そ
の使命を胸に辛く厳しい旅を……しない! 2人は愛するアリアを幸せにするため、全力で楽しい旅を望んでいた。「今度こそ、アリアを幸せに」。アリアの過去の秘密とは。世界には何が起きているのか。旅の行きつく先は。何も知らないアリアが世界を巻き込んでいく、愛と幸福の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 16:23:57
16917文字
会話率:40%
**あらすじ**
人類が姿を消した後の都市は、荒廃しながらも新たな命の息吹を取り戻していた。アスファルトの割れ目から草木が生え、小さな泉が動物たちを引き寄せる。スズメのスパロウは、この廃墟となった街を飛び回り、生き物たちが共に暮らせる
場所を探し続ける。やがて雨や風が街を変え、廃ビルの屋上に森が広がり、道路には木々が根を張り始める。しかし、自然の再生には痛みも伴い、食料不足や崩れゆく建物が新たな危機を生む。動物たちは困難の中で共存の術を学び、生態系を築いていく。
ある日、スパロウは忘れられた図書館で、人類が残した「自然保護」の痕跡を目にする。彼は人間の消えた街が新たな命に満ちていく様子を見届け、未来への希望を抱きながら空へ舞い上がる。月日が経ち、かつての街は完全に自然へと還り、命が循環する楽園となった。今日もここは自然豊かである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 12:00:00
1974文字
会話率:6%
※ タイトルを『もふもふ長者』から、副題にしていた『隠された神域で幻獣をモフるだけの簡単なお仕事です』に変更しました。
「セイのスキルは──【会話する】! ……なにと?」
「……さぁ」
セイが生まれ育った国では十六歳以上は全員、教会
でスキルチェックを受け、それに沿った職業を国から決められる。幼馴染みたちは良スキルを出していくが、セイのスキルは全くの意味不明。なにと会話できるのかを探すためにと、大人しい性格で非力であるにも関わらず、冒険者になるよう命じられ村を出る。
ひとりで旅立ったその日に、魔獣が生息する危険な森の中で『タスケテー!!』と叫ぶ小鳥と出会う。それをきっかけに尻尾が二本ある猫、翼を出し入れできる大きな白狼、真っ白な体に目尻だけ紅い小狐、尾が刃物になるカワウソ……そんな珍しい生き物たちと知り合っていく。
そしてセイは神域と化していた秘境へと足を踏み入れた──。
『人間にも魔獣にも襲われない楽園があると聞いて』
幻獣、神獣たちが続々と集まってくる秘境で、セイともふもふたちのこっそりのびのび生活が始まる。
※ ゆっくり進みます
※ 幻獣が出てくるのは2章からです
※ カクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 00:52:20
576364文字
会話率:39%
高校2年生の夏休み、雨澤 尚斗(あまさわ ひさと)は母方の実家であり祖母が住む田舎に、1人で遊びに来ていた。
絵を描くことが好きな尚斗は、毎日のように出かけては田舎の風景や生き物たちを描く日々を過ごしていた。
そんなある日尚斗は、ふと
小さい頃に亡くなった祖父から貰った古い神社の写真のことを思い出した。そして、ふんわりと聞いたその場所に行こうと思い立つ。
神と人の子が出会ったひと夏の日々。そんな不思議な日々のの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 01:08:30
984文字
会話率:16%
ここはジャングルだ……。そう、私は今、ジャングルの中にいる。私を取り巻く音のすべてが、ここに暮らす生き物たちの生命の営みだ。
圧倒的だ。飲み込まれそうになる。だが、私は冷静でいなければならない。
彼らと交流するためにまずすべきことは観
察だ。この異世界のような生態系を理解することが第一歩だ。
最初に目に留まったのは、薄暗がりで赤く光る大きな昆虫だった。尻に発光器があり、そこから強い赤い光を放っている。この昆虫は群れで暮らしているようだが……これはどういうことなのだろうか。一際輝く個体が他の個体に攻撃されている。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-23 11:00:00
1484文字
会話率:30%
リカルドは、強い精神と数々の物語を持つメキシコ人の祖父である。彼が若い頃に1ヶ月間行方不明になった話を孫たちに語り始めると、子供たちはまた「飲み会」の逸話だろうと身構える。しかし、今回は違っていた。リカルドは、実際には古代マヤの神に呼び出さ
れ、神聖な武器であるマチェテ一つを手に、危機に瀕した王国を救うために悪魔や幻想的な生き物たちと戦う使命を受けたのだと語った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 10:12:47
11055文字
会話率:58%