─世界暦1862年─
素直になれないラゼリードからのハルモニアへの贈り物を巡る、小さな淑女メレニア王女の初恋と開けてはいけない扉。
※BLシーン軽くあります。
最終更新:2023-11-30 00:00:00
5884文字
会話率:43%
孤高の王女には好きな人がいた。しかし、かつての彼は見つからず、お見合いから逃げ続ける日々。歳は十五。王女としての責務を全うするか、己の感情を優先するのか、彼女には選ぶ余地がなかった。
最終更新:2023-11-29 13:18:23
5498文字
会話率:46%
十年前のあの幻灯祭――それがなければ今頃エイミーは、相思相愛の伯爵令息と婚約を結んでいたはずであった。突如王家から申し込まれた断れない婚約。王子アンドレアスの一目惚れだと言われたが、初顔合わせの場でアンドレアスは不快気に眉を顰めていた。
そ
れから十年。令嬢たちの間を飛び回るアンドレアスと、顧みられぬ婚約者として針の筵の学院生活を送るエイミー。そこへ隣国からリリアナ王女が留学して、アンドレアスと親密な関係に――。
ハロウィンの世界観で書きましたが、間に合いませんでした。
リハビリ作品ですので、温い目で読んでもらえたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-14 20:00:00
44875文字
会話率:39%
王女になんて生まれたくなかった! とイシュル王国の王女イリーネは思う。王家の血筋に現れる「雨降らしの魔法」を持つイリーネは、生涯、国にとどまるこが決まっていた。ところが、王太子である兄のハルトムートが婚約破棄をされてしまったため、その尻拭い
で隣国ザイツへ嫁入りすることになってしまったのだ。相手は、なんと二十歳も年上の国王フェルナンドだという。王女である以上、政略結婚は仕方がない。そうわかってはいても、騎士イザークのことが好きなイリーネはショックだった。たとえ結ばれることはなくても、遠くから彼を見つめるだけで幸せだったのに――。
隣国に嫁ぐことが決まった王女の初恋のお話です。
※念のためR15ですが、性描写も残酷シーンもございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-13 06:00:00
16749文字
会話率:28%
ヴィオック王国の王女フィオナとロベルタス公爵家次男アベルトの恋物語
最終更新:2021-09-18 09:00:00
444文字
会話率:0%
大夜会の隅っこで偶然出会った王女と男爵家の三男坊。王女の初恋は実るのか?
◆◆◆『大夜会の隅っこで』の王女視点のお話です。
最終更新:2021-08-18 10:34:09
4166文字
会話率:15%
幼い頃、ルチアと母の乗っていた馬車を反貴族派と隣国と手を組んだ兵に襲われる。その時、護衛騎士であったシリルに命を救われたルチアは、シリルに思いを寄せる。しかし、シリルとルチアの歳の差は20もあり、ましてや身分も違う。シリルはルチアを護衛対
象として、一線を引いていた。
ある日の晩餐、国王より兄である王太子の結婚が秋に行われることを伝えられる。兄が結婚をすれば、行く行くは王位継承が行われる。そうなれば、城に自分の居場所がなくなることを知っているルチアは、残された時間がもう多くないことを知る。
失意の中、シリルがルチアの元を訪れた。シリルは先ほど、国王より話を聞いたかと言い、二人の会話が噛み合わないことに気付く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-22 07:50:08
14618文字
会話率:58%
現在ではリンシードを南の民と呼ぶ。これは北の民ペトロールに対応する言葉だ が、本来リンシードといえばヨーシュダ紀元前七世紀に勃興した王朝の名称だった。リ ンシード王朝の領土はホルベイン大陸の中央砂漠地帯以北と推定される。惑星ブレイア におい
ては歴史に残る最も古い王朝だが、その実態は今も神秘のベールに閉ざされてい る‥‥‥
(第三世代ブレイア統治官の調査報告書より抜粋)
(1)憂鬱な前夜祭
リンシード暦三二八年オルトスタ王の二六年。
リンシード王国は辺境に反乱が続発し、大いなる変化の気配が濃厚だった。
青猫の月第3の黒の日、秩序の回復と体制の安定を求めて、王都リンシードでは第一王位継承者イア姫とタル・シニャック大公との婚儀が行われようとしていた。
ところが婚儀前夜祭の夕刻、何者かによって王女イア姫は誘拐されてしまう。
王女の初恋の相手でもあり、シニャック大公の弟でもあるラングーン城主ソルは王女の牙犬タロスとともに王女追跡を命じられる。
兄と王女への複雑な想いを胸にソルは魔の樹海「モアブの森」へと乗り込む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-22 12:25:31
109898文字
会話率:44%
弱小国が生き残るために、年々力を増す国に同盟を申し込むことにした。
同盟の証となる両国の婚姻の可能性がある中、王女であるエステルは使者の一人として相手の国へ旅立つ前日、国境沿いの争いで助けてくれた男性に恋をしてしまう。
嫁ぐかもし
れないのに。もう使者として発つのに。想いを断とうとする勝ち気な王女の初恋の行方は。
――私は、彼のことを知らなくてはならない
※こちら「一応侯爵令嬢の転機」のスピンオフです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-24 20:40:06
65669文字
会話率:46%
王太子になるにあたって、ライナルトが父から受けた頼みごとは、父の初恋の女性とその夫の元へ、かつて父が奪う形になってしまった爵位と屋敷の返還を受けるよう説得しに行くことだった。
そこでライナルトは、その女性の娘・アイリーンと出会う。初めて欲し
いと思えた中々に手強い相手を、ライナルトがどうにか画策して手に入れようとするお話。
※以前、投稿した「亡国の王女の初恋」の番外編で書いた子供たちの話を改めて連載として書き直したものです。
前作を読んでいなくても特に問題はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-12 00:00:00
75625文字
会話率:40%
敗戦し、亡国となったベリアル王国。
その末の幼い王女は、戦勝国であるラベルト王国の騎士に、養子として引き取られることになった。
そんな亡国の王女と、田舎貴族の騎士とのお話。
最終更新:2013-02-09 00:00:00
116252文字
会話率:27%