王太子になるにあたって、ライナルトが父から受けた頼みごとは、父の初恋の女性とその夫の元へ、かつて父が奪う形になってしまった爵位と屋敷の返還を受けるよう説得しに行くことだった。
そこでライナルトは、その女性の娘・アイリーンと出会う。初めて欲し
いと思えた中々に手強い相手を、ライナルトがどうにか画策して手に入れようとするお話。
※以前、投稿した「亡国の王女の初恋」の番外編で書いた子供たちの話を改めて連載として書き直したものです。
前作を読んでいなくても特に問題はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-12 00:00:00
75625文字
会話率:40%