「ダイナ、君との婚約を破棄する!!」
王立学院の卒業パーティーで王太子殿下『ヤール』が婚約者である侯爵令嬢『ダイナ』に婚約破棄を言い渡す。
その一部始終を多くの参加者とともに見ていた『ダイナ』の親友である聖女『ミラ』。
『ヤール』の言葉に心
を傷つけられた『ダイナ』は泣きながらその場を去っていく。
そして、『ヤール』は『ミラ』に告白する。
「聖女ミラ、僕と結婚してほしい」
え? もしかして婚約破棄の原因は聖女であるわたしですか?
『ヤール』の口から次々と語られる『ダイナ』の悪行、それに対して『ミラ』が語ったこととは・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 11:25:59
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会話率:40%