悪役令嬢と魔王――かつて恐れられた二人は、ある日突然、王国によって捕らえられた。牢獄で目を覚ました彼女たちは、自らの処刑が決定していることを知る。しかし、そんな結末を受け入れるはずもなく、二人は見事脱獄を果たし、復讐を誓う。
王宮に潜
入した彼女たちは、圧倒的な力で兵士や暗殺者を次々となぎ倒し、ついには王の寝所へとたどり着く。国を支配する者が変われば、世界も変わる。彼女たちはその信念のもと、王国征服の計画を着々と進めていったーー
果たして、彼女たちは無事に復讐を遂げ、王国を完全に掌握することができるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 20:04:56
10521文字
会話率:53%
侯爵令嬢クトゥマーヌ=ジウ=コクトーは、スキル『はり』を持っている。
これは、他の貴族令嬢も持つ、刺繍の技能と思われていたが、実は東国ムスファの姫のみに伝わる、『鍼』のスキルだった。
第二王子の婚約者となったクトゥマーヌだが、成人の儀で、
婚約破棄されてしまう。
しかしクトゥマーヌは、婚約破棄は予想していたことだった。
クトゥマーヌはこんなこともあろうかと、あらかじめ、自身の魔力の篭った刺繍針を、商会の者より贈り物と称して配っていたのだ。
今宵、成人の儀。
ここからスキル鍼灸となった令嬢の、王国乗っ取りが始まる。
恋愛要素もあるはず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-21 23:32:04
11427文字
会話率:31%
※直接的な描写はありません。
あくまでトイレの有無だけが関わる話の運びとなっております。
魔物は排泄行為を行わない。魔物は垂れ流す、魔力の形で老廃物を。
そんな老廃物が空気中で集まる事で、様々なアイテムが生まれる。
つまり、ダ
ンジョンに落ちている宝物。それは全て、広義の意味で言えば、魔物の……。
そんな世界に生きる鑑定士ゼアーチ・トレジュラーは、そんな魔物の排泄物の鑑定を生業としていた。
ある日ゼアーチの元にとある依頼が届く。それは幼馴染で王国の騎士団長、シルディ・プロディークからの依頼。あるアイテムを鑑定して欲しいという物である。
そのアイテムは極めて新鮮で、近隣で拾った事は容易に想像がついた。問題はそのアイテムの質。近隣のダンジョンで拾ったにはあまりにもレアな効果がついている。レアな効果がついているという事は、強い魔力を帯びている魔物=強い魔物が住んでいる場所で拾ったという事である。そこで持ち上がる可能性。これはシルディが主に居る、城の内部で見つかったのではないか。
ゼアーチはシルディと一緒にやって来た王女、スピリア・ガウローヴに問う。
「国王がトイレに行く事はあったかね。」
答えはNO。その答えが意味する事は一つ。
国王が魔物になっているのである。
それは魔物による王国乗っ取りをも意味している。
どうすればいい?悩むゼアーチの元に現れる兵士達。投獄されるゼアーチとシルディ。
その手際の良さ。ゼアーチは一つの可能性に行き着く。
そしてその可能性は現実と化した。
王女もまた魔物であった。
その正体を知ってしまった二人は、とある事情により国外へと追放される。
国から遠く離れてしまったゼアーチとシルディ。二人はこのまま自らの住む国が魔物に乗っ取られるのをただ指を咥えて見ていることしかできないのか?何かをするにはもう遅いのか?
否。
二人は立ち上がる。
平穏な生活を取り戻すために。
※本作品はカクヨム様にも投稿しております: https://kakuyomu.jp/works/16816452221436545082折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-15 09:36:49
16997文字
会話率:50%
王国乗っ取りに隠された、500年前の出来事を世界の謎を解明するお話です
最終更新:2015-09-30 01:08:22
23762文字
会話率:47%