落城の日、クリスティナの母はお仕えする令嬢を連れて逃げることになり、親子離ればなれに。ひとり膝を抱えるクリスティナを助けてくれたのは、敵側の団長の子息ウォードだった。
その後引き取られた先は山賊一家。 元気いっぱいに過ごしていたある日、山道
で行き倒れの家出少年を拾う。アンディも一味に加わった!
山賊の拠点が襲われたり、人助けをしたりするうちに、クリスティナは自分に不思議な力があると気がつく。
白い小鳥ぴぃちゃんは他の人には見えない? カラス・山猫・クサリヘビ・狼を屋号とする騎士四家の思惑とは。
☆クリスティナと母は再会できるのか。誰を味方にすれば城を取り戻せる?
小鳥をつれた可愛い女の子の国盗り物語が始まります。ハッピーエンドはお約束です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 16:01:13
157985文字
会話率:36%
真面目だけどどこか抜けている28歳の司法書士・佐々木健太と、人間の言葉や感情を理解する不思議な能力を持つ三毛猫・ミケ。
下町の小さな司法書士事務所を舞台に、法律の知識と猫の直感が織りなす心温まるミステリー!
最終更新:2025-06-27 07:40:00
25068文字
会話率:36%
「街のねこ司法書士」シリーズの一編。主人公の若手司法書士・佐々木健太と、彼の相棒である賢い三毛猫・ミケが、高齢女性・春日部ハルの成年後見案件に挑む。
ハルさんは物忘れがひどく、遠方に住む長男は施設入所を望んでいたが、健太はハルさん自身の「
家で暮らしたい」という強い願いを感じ取る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 19:45:09
4225文字
会話率:38%
下町の片隅にひっそりと佇む「佐々木司法書士事務所」。ここで働くのは、頼りなさすぎる若手司法書士・佐々木健太と、事務所の真の賢者である、推定五歳の三毛猫・ミケ。健太は緊張するとろれつが回らなくなり、仕事もいまいち掴めない日々を送っていたが、彼
には誰も真似できない相棒がいた。ミケの不思議な直感は、人間たちの見落とす些細な手がかりから、事件の核心へと導く。
ある日、長年地元で愛されてきた老舗クリーニング店「中島ランドリー」の女将・中島春子は、返済したはずの一千万円の支払いを求め、店の土地の明け渡しを迫られていた。
人間の欲と悪意、そしてそれを上回る深い愛情と知恵。そして、一匹の猫の不思議な力が織りなす、温かくもスリリングな下町人情ミステリー。小さな司法書士事務所で、今日もまた、人々の心の謎が解き明かされていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 16:33:14
5508文字
会話率:38%
ミケはオスの三毛猫の子猫である。
そのつぶらな瞳と愛くるしいキトンフェイスは、猫好きも猫好きでなくても、思わず「可愛い!」と叫びたくるほど。
しかし、彼にはもう一つ際立った特徴があった。
それは、全身の筋肉がムキムキのバキバキである事。
ミ
ケは毎日筋トレに余念のない、脳ミソまで筋肉の詰まったナイスガイであった、まだ子猫だが。
そんなミケは、更なる筋肉の高みを目指し『筋肉ムキムキの子猫・世界一決定戦』に参加する事を決める。
そこには、世界各国から集まった強敵達に混じって、一人文字通り毛色の違う子猫が居た。
全くもって特徴のない地味な子猫、その名もジミー。
ジミーも彼なりの一見深そうな事情をかかえて大会に参加していた。
そして、ミケは、ジミーとの出会いをきっかけに、大会とはあまり関係のない事件に巻き込まれていくのだった。
この物語はそんな、ミケとジミーの悲喜こもごものドタバタギャグストーリーである。
(ギャグ中心なので、ほとんどバトルシーンはありません。)
※「カクヨム」の方にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 23:00:00
48879文字
会話率:47%
二度の婚約破棄を経験し、すべてに疲れ果てた貴族令嬢ミゼリアは、山奥の屋敷に一人籠もることを決める。唯一の話し相手は、偶然出会った傷ついた猫・シエラル。静かな日々の中で、ミゼリアの凍った心は少しずつほぐれていった。
ある日、負傷した青年・セ
スを屋敷に迎え入れたことから、彼女の生活は少しずつ変化していく。過去に傷ついた二人と一匹の、不器用で温かな共同生活。しかし、セスはある日、何も告げず姿を消す──
「また、大切な人に置いていかれた」
残された手紙と金貨。揺れる感情と決意の中、ミゼリアはもう一度、失ったものを取り戻すため立ち上がる。
これは、孤独と再生、そして静かな愛を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 18:36:34
14432文字
会話率:46%
タマの歯が抜けた。それから愛猫・タマの老化が加速した。
心の準備ができぬままに、最期の日が迫ってくる。
その時、『私』はどうするのだろうか。
最終更新:2025-05-31 22:10:00
6592文字
会話率:5%
港町で“黒猫の剣士”を追う少女・エルマの前に現れたのは、
三つ編み眼鏡の不思議な女性。
だが、その微笑みと共に――港町には“魔女の香り”が忍び寄る。
黒猫・ムサシを探す少女と、変貌していく何かの影。
これは、優しい朝と、まだ始まらない恋
と……
――嫉妬と殺意の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 17:41:01
2484文字
会話率:42%
ホテルの運営会社の社員として勤めていた父親の転勤が多く、まだ島へ引っ越してきたばかりの少年はなかなか友達ができずにいた。ある日、森の中で天体観測をしていた少年は家出した黒猫・ルナを探していた少女と出会う。
地域の絆が強い島に生まれ月ヶ浜にあ
る海の家を営む両親の元で育った少女は、とても人懐っこく明るい性格の女の子だった。それぞれ生まれも育ちも違う少年少女が森で出会い、そして時を重ねた二人が結婚し我が子へ生命の大切さを伝えていくお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 15:50:21
19118文字
会話率:47%
愛猫・のらちゃんが旅立って、一ヶ月。
川崎朱莉は、「いつも通り」を演じながら、高校生活を迎えた。
入学式の翌日、春の雨の日。
教室で、隣の席の子の髪がふわっと風に揺れて――
そこに、懐かしい“しっぽ”の気配を見つけた。
つい声をかけたそ
の子は、落ち着いた雰囲気で、人とちょっと距離を置いたまなざしをしていて。
それに、ときどき見せる仕草が、なんだか猫っぽくて。
「似てるな」って、思っちゃった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 15:00:00
3742文字
会話率:24%
人は平等じゃない。ましてや、愛される重さなど、天秤にはかけられない。わたしにとっての「唯一の証明」が、彼だった。
◆◆◆
伯爵家の長女として生まれた令嬢アデルは、両親に愛されず、妹ソフィばかり可愛がられていた。
社交界でも浮き、婚約者
まで妹に奪われるが、それでも彼女は悲しまなかった。ただ一匹の飼い猫・グリが居たからだ。
灰色の長い毛並みと、静かなまなざし。
誰にも理解されないアデルの心の奥を、グリだけがそっと受けとめてくれた。
だが歳月とともに、グリは老い、ある日陽だまりの中で静かに逝く。
アデルはそのときはじめて、言葉にできない深い「喪失」を知るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 12:03:52
3960文字
会話率:2%
猫カフェ「天下無双」で、とつじょ始まるタンスゲーム。
布団系女子シイは、推し猫・ユキムラのために、今日もめいっぱい課金する!
※本小説において、課金を推奨する意図は一切ございません。課金に関しましては、皆様ご自身のご判断で、無理のな
い範囲でお楽しみいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-20 12:15:07
3064文字
会話率:45%
佐久川雨音(さくがわ あまね)は普通の女子高生。だがある日、突然現れた妖精猫・ネノンに選ばれ、超能力者としての運命を背負うことに。与えられた魔法は水の力。しかし、雨音はその力を使いこなせず、最初はただの水の使い方もろくにできない。力を使いこ
なすために苦悩しながらも、仲間たちとの絆を深め、困難な試練を乗り越えながら成長していく。魔法の力を発揮できるようになった時、彼女は本当の使命に目覚め、世界を変える戦いに巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 22:52:12
10453文字
会話率:69%
自尊心高く気品のある猫・キティは、「私」に癒しを与える見返りとして住処と食事を得ていた。しかし、自動車を極端に怖がるなど、彼女にも謎めいた過去があるようで…。「私」が重い病に伏せると、キティの態度は微妙に変化していく。
最終更新:2025-02-13 05:26:58
1872文字
会話率:14%
様々な伝説の怪物たちを説明します。
化け蟹。
マフートなど。
最終更新:2025-02-12 15:53:40
11501文字
会話率:1%
阿仁市に通う中学二年生、雲雀雪乃。
家でひとりぼっちだった彼女は、飼い猫・マユと出会い、時に苦労しながらも徐々に毎日が楽しくなっていく。
しかしそんなある日、マユが家から失踪してしまう。大切な家族がいなくなったショックから立ち直れない、そん
な彼女の前に現れたのは、マユを名乗る謎の少女だった。
「私、ずっと雪乃とお喋りしたかったの」
平凡な中学生・雪乃と、人間になったマユが過ごす、ちょっぴり不思議で変わった毎日。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-28 11:30:39
44579文字
会話率:44%
10月31日。夏の終わるその日、世界の境界線は曖昧になる。
とある世界。フィとオクルは、兵士たちから逃げ回っていた。
ここはハガラズ王国。オクルの生まれた国である。
この国にとって、オクルは逃げ出した被検体である。
それでも、この国に潜入
しなくてはならない理由が、二人にはあった。
フィは魔法を使って、二人を囲う兵士たちから逃げようとする。
けれど、その魔法は失敗だった。
そもそも、フィの魔法には、大成功か大失敗しかないのだ。
辿り着いたところは、二人の生きていた世界とは違う世界の、空の上。
降り荒ぶ嵐の中、森の中に二人は落ちていく。
「マレビト来る、か」
その世界、「あそびの社」に住まう白猫・諷は、落ちてきた二人を回収し、布団に寝かせて、そう呟いた。
それは、神さまの預言の通りであった。
二人がやってきたのを皮切りに、社にはだんだんと仲間が集まってくる。
❀❀❀
この物語は、pixivにて連載(遅)している「あそびの社の語り草」を再編集したものです。
pixiv版(本編)→https://www.pixiv.net/novel/series/10075070
諸都合(複垢禁止)により名義が違いますが、中身は一緒です。悪しからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 05:00:00
31864文字
会話率:33%
『お前、幸せか?』
刺すような金色の瞳をした黒猫の一言から始まった、真夏の不思議な一か月間の物語。
家猫・健太と野良猫・クロが織り成す、幸せとは何かを探す、命の物語。
命とは? 生きるとは?
『魔法のiらんど大賞第1回:2007年度ジャンル
賞:純文学』受賞作品。2010年には、読売新聞地方版でも紹介していただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 21:50:00
70642文字
会話率:42%
昼は猫・夜は人間へと変化する「人猫」と呼ばれるアリスは、森の中で、ドラゴンのシャラや動物達と暮らしていた。
ある日、密猟者に捕まってしまう。
しかし、そこにいた別の人間達によって助け出された。
かと思いきや、どこかの屋敷へと連れて行かれ
てしまう。
アリスはシャラに会おうと、そこから逃げ出そうと頑張るがー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-26 12:34:28
56076文字
会話率:44%
貧乏ヒマ無し。ついでに夢も希望も、彼氏もいない味気ない毎日。
アラサーの派遣OL・猪又有紀は、溜まり続けるその憂さを退社後の小さな道草で紛らわせていた。
猫が集まる路地裏を訪れ、人懐こい縞猫・ピートに愚痴を聞いてもらっていたのだ。
パワハ
ラ、セクハラ、何でもアリの上司・櫛田洋三の横暴で疲れ切った心が癒される貴重な一時。
でも、ある夜、折角の憩いを邪魔する放浪の野良オトコが突如として現れた。
戸川団と名乗り、邪険にするにはちょいとイケメン。
但し、物事の因果を見極めて未来を言い当てる異能者、との自己紹介が胡散臭すぎ、有紀は早々に逃げ出そうとする。
その背中へこれから起きる出来事と、そのせいで軽い怪我をする運命を宣告する団。
予言は全て的中し、翌日、好奇心から路地裏を訪れる有紀へ団は奇妙な頼み事をする。
一見、意味不明で大したリスクも無さそうなので、つい引き受けてしまうものの、彼女はまだ知らなかった。
その安請け合いが彼女と縞猫ピートの運命を大きく変えていく事を……
アルファポリス、エブリスタ、ノベルアップ+にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 08:15:17
22699文字
会話率:43%
エッセイです。
我が家の愛猫・ショコラの話。
優しくて可愛かったんです。
最終更新:2023-09-09 10:25:51
1738文字
会話率:12%
人間との再会を待ち侘びる猫たちが暮らす虹の国。橋の袂では、その再会を取り持つべく、管理人とその助手猫が待っている。助手猫・トタンは、任務を全うし、手柄を焦るばかりに、ある日訪ねてきた人間が会いにきた猫を探して飛び出して行った。元来、慌て猫の
トタンは、件の猫を探して走り回り……
『虹の橋の猫たち』シリーズのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 09:32:10
22447文字
会話率:39%