令和の世になって二年半くらいが経ったあの日の深夜。
ブラック企業に勤める社畜OL、堀田みかは、十五連勤からの三徹明けで三日半ぶりの自宅へと向かっていた。
そんな中、道端で突如現れた魔法陣に吸い込まれ、貴族邸宅と思わしき場所へと転移してしまう
。
そこは異世界。
誰が喚んだかも分からないまま囚われの身となったが間もなく釈放され、
本の虫だったミカは伯爵家の蔵書を読み倒しまくった。
渡り人ならば魔法の素質があるかもしれないとも言われ、騎士団長のハコネと調査を命じられたというザコルと共に、どんな力があるのかを探る生活を送ることになる。
無表情だが社畜シンパシーを感じるザコルを始め、親切な伯爵家の人々と関わりながら、令和のOLが自分の居場所を模索していく、リアル異世界冒険記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 11:40:00
2835401文字
会話率:59%
気づいたら、私は赤ちゃんになっていた。
転生先は、自然と筋肉と不思議に満ちた異世界の小さな村。
愛情いっぱいの家族と、無表情だけど優しい幼馴染のフィンと過ごす毎日は、驚きと笑いにあふれている。
これは、ひとりの赤ちゃんが「今を生きる」こ
とから始まる、ちょっと神聖?で、ちょっとコミカルな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 07:02:29
27133文字
会話率:22%
「セリス、お前との婚約を破棄したい。その冷たい目に耐えられないんだ」
セリスは昔から表情が乏しいせいで、美しいアイスブルーの瞳は冷たく見られがちだった。
そんな子爵令嬢セリス・シュトラールは、ある日婚約者のギルバートに婚約の破棄を告げられ
る。挙句、義妹のアーチェスを新たな婚約者として迎え入れるという。
その結果、体裁が悪いからとセリスは実家の子爵家を追い出され、第四騎士団──通称『騎士団の墓場』の寄宿舎で下働きをすることになった。
第四騎士団は他の騎士団で問題を起こしたものの集まりで、その中でも騎士団長ジェド・ジルベスターは『冷酷残忍』だと有名らしいのだが。
「私は自分の目で見たものしか信じませんわ」
──セリスは偏見を持たない女性だった。
だというのに、ギルバートの思惑により、セリスは悪い噂を流されてしまう。
しかし騎士団長のジェドも「自分の目で見たものしか信じない質』らしく……?
そんな二人が惹かれ合うのは必然で、ジェドが天然たらしと世話好きを発動して、セリスを猫可愛がりするのが日常化し──。
「照れてるのか? 可愛い奴」「!?」
「ほら、あーんしてやるから口開けな」「……っ!?」
一方で婚約破棄をしたギルバートのアーチェスへの態度はどんどん冷たくなっていき……?
無表情だが心優しいセリスを、天然たらしの世話好きの騎士団長──ジェドがとろとろと甘やかしていく溺愛の物語である。
短編は日間総合ランキング一位!9/9
ありがとうございます!
短編版は五話の途中辺りまでになりますが、それまでも加筆がありますので、良ければ冒頭からお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 06:20:00
129388文字
会話率:44%
俺―――仲村斗真が所属する理系研究室には、氷月凛という女子生徒がいる。常に無口無表情だが頭脳明晰で非の打ちどころがなく、誰もが天才と認めている美少女である。そんな彼女が今回発表する研究内容はどれほど凄いものなのかと聴講席で期待を膨らませて
いたのだが……待っていたのは、俺を好きな理由を科学的に分析した統計結果だった。
「仲村斗真との接近距離が近くなるにつれ氷月凛の心拍数は増幅。特に彼がうたた寝している隙にハグやキスを行ったところ、心拍数は百五十三を記録しており―――」
「俺が寝てる間に何好き勝手してんの!?」
「ごめんなさい。でもあなたが筋肉質だと分かったのは思わぬ収穫だった」
「誰も良かった感想なんて聞いてねーよ!」
果たして俺は、身が悶えるこの研究発表を乗り切ることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 00:46:09
6094文字
会話率:42%
社交界ではとても饒舌で、妻であるルイーゼを立ててくれる、アルベルト。
しかし二人きりのときや家にいるときは、無口だし、無表情だしで、ルイーゼは彼が何を考えているのかわからなかった。
もしかしたら、二人は政略結婚だから、ルイーゼに対して愛はな
く外面だけを最低限良くしているだけかもしれない。
そう思ったルイーゼはアルベルトの本意を確かめるべくいろいろと策を講じてみることにするが、何やらアルベルトの本性が垣間見えるようなってきて……?
ざまぁとかはなくて、溺愛系統です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 22:00:00
32492文字
会話率:34%
ここは九州のとある田舎にある「cafeユーニ」。六月一日——今日オープンの古民家カフェだ。
開店早々、一番にやってきたのはがっしりとした体型のいかつい男性。注文したのは花と氷をイメージしたパルフェとなみなみのコーヒー。だけど突然「ステキスイ
ッチ」が入ったようで……?
何気ない日常の出来事も、ここではかけがえのない物語となる。
穏やかだけどクセつよなマスターと無表情だけどクセつよな調理担当、それに引けをとらないクセつよなお客様たち。
これは、そんなクセつよたちが織りなす、cafeユーニの六月の物語。
***
あなたの日常がちょっぴり特別になるかもしれない六月を——。
では、また。『cafeユーニ』でお待ちしております。
※この作品はカクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-06 20:40:50
23661文字
会話率:44%
常に感情の読めない無表情で、素っ気なく愛想のないアスタリド。幼少期に抱えたある重大な秘密のせいで感情を表に出せなくなった彼女だが、すべてを知る年上の婚約者ラナルフにただひたすら甘やかされている。その溺愛ぶりは、結婚後も当然変わらない。無表情
だけど弁が立つうえ、いろいろ振り切れているせいでちょっと暴走しがちなアスタリドと、そんな彼女が可愛くて可愛くて仕方のない過保護な年上の旦那様ラナルフ。結婚後の二人が静かに過ごせるわけもなく、次々と騒動に巻き込まれていく……!
※この作品は「“普通じゃない”人形令嬢は年上の婚約者に溺愛されている」の続きになります。前作をご覧になってからお読みになることをお勧めします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-20 11:25:05
59663文字
会話率:56%
シュタイザー侯爵家の長女『ストロベリー・ディ・シュタイザー』の人生は幼少期から波乱万丈であった。
銀髪&碧眼色の父、金髪&翠眼色の母、両親の色彩を受け継いだ、金髪&碧眼色の実兄。
そんな侯爵家に産まれた待望の長女は、ミルキーピンクの髪の毛
にパープルゴールドの眼。
両親どちらにもない色彩だった為、母は不貞を疑われるのを恐れ、産まれたばかりの娘を敷地内の旧侯爵邸へ隔離し、下働きメイドの娘(ハニーブロンドヘア&ヘーゼルアイ)を実娘として育てる事にした。
一方、本当の実娘『ストロベリー』は、産まれたばかりなのに泣きもせず、暴れたりもせず、無表情で一点を見詰めたまま微動だにしなかった……。
そんな赤ん坊の胸中は(クッソババアだな。あれが実母とかやばくね?パパンは何処よ?家庭を顧みないダメ親父か?ヘイゴッド、転生先が悪魔の住処ってこれ如何に?私に恨みでもあるんですか!?)だった。
そして泣きもせず、暴れたりもせず、ずっと無表情だった『ストロベリー』の第一声は、「おぎゃー」でも「うにゃー」でもなく、「くっそはりゃへった……」だった。
その声は、空が茜色に染まってきた頃に薄暗い部屋の中で静かに木霊した……。
※この小説は所謂『転生悪役令嬢』『転生ヒロイン』『ざまぁ』の王道ストーリーですが、剣と魔法の世界&乙女ゲームを模した世界なので、バトル有り恋愛有りのファンタジー小説になります。
※ギリギリR15を攻めます。
※残酷描写有りなので苦手な方は注意して下さい。
※主人公は「やられたら、やり返す」をモットーにしてるので、喧嘩っ早いし口が悪いです。
※色々な加護持ちなので、チート・オブ・ザ・チート。
※毎日1話ずつ更新する予定です。ゆるゆると進みます。
皆様のお気に入り登録やエールをお待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 00:00:00
216828文字
会話率:24%
リセナには(たぶん恋人の)騎士がいる。以前は魔王の配下だったグレイは、二年経っても相変わらず無表情だし、彼女の名前を呼んだことがない。これは本当に恋人で合っているのだろうか、とすら思っていたある日。彼女は、王太子から森で起きた怪事件の調査を
命じられ、グレイと共に向かうが…?
◆
長編『王太子に婚約破棄された幼馴染をイケメン暗黒騎士と超美麗エルフが奪いに来てた』のIF後日談(グレイルート)です。
本作のみでも読めるようにしたつもりなので、はじめましての方もご覧いただけますと幸いです!
※アルファポリスにも重複投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 20:51:09
9234文字
会話率:39%
まだ明けやらぬ薄暗い中、なにか違和感があってふと目を覚ますとそこは・・・
知らない天井ではなかった。
が、一人暮らしのはずの部屋になんでかイケメンがいる!?
え?夫?
全く記憶がありませんけど、私、知らない間に結婚していたようですよ。
最終更新:2024-04-24 21:56:44
12107文字
会話率:25%
嫌いな上司が、降格して、隣の席になった。
いつもブラックコーヒーしか飲んでなかったのに……いちごミルク…?いやいや、え…?
いつも無表情だったのに……どうしてそんな…悲しそうに笑うんですか…
嫌いになるくらいに、好きだっ
た。
好きだから、嫌いになりたかった。
真面目系元部下とクールインテリ系元上司が、互いのイメージや諸々を覆しながら同僚として徐々に仲を深めていく話です。
容姿や年齢などなど、お好きなように解釈してもらって読んでいただけたら大喜びします。
※いろいろリハビリ中、かつ現代モノは初めてです…
※いろいろあって他の作品も中途半端ですが…がんばる気持ちはあるんです…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 01:48:54
12130文字
会話率:37%
怪物公爵と恐れられる祖父と父を持つアリアドネ。そんな彼女には、常に無表情で冷たい印象が強い婚約者ランベールがいる。
婚約者が自分の事をどう思っているか分からないアリアドネと常に無表情だが内心は……なランベールの話。
最終更新:2024-02-25 14:00:22
8591文字
会話率:52%
【あらすじ】イケメン長身拗らせ年下わんこ攻め×平凡受け
高校生になった港 灯(ミナト アカル)は、中学時代に陸上で勝手に憧れライバル視していた鯵刺 逸渡(アジサシ ハヤト)と図らずも同じ学校に通うことになる。アカルは中学で陸上の才能を発揮
していたが、アジさんの圧倒的な速さに敗れ、そしてその性格に「大っ嫌いだ!」と幻滅してからは、陸上に対する情熱を失っていた。
「陸上なんかもう二度とやるか」と意気込むアカル。高校では勉強に専念しようと決めていたが、偶然にも潰れかけの陸上部の体験会に参加してしまう。そこで再会したアジさんは、昔の冷たくて高慢な態度から一変、すっかり毒気を抜かれた、無表情だけと優しく周りに接することができる先輩になっており、アカルの手は自然と入部届にサインをしていたのだった。アカルはアジさんの人柄に惹かれていくと同時に、陸上への思いも再燃していく。
二人は、再会を機に新たな陸上部の仲間として夢に挑戦していく中で、互いに成長し、絆を深めていく。しかし、明らかに友情ではない、心の底で確かに頭をもたげる恋愛感情や、中学時代のライバルたちとの対決が壁となって立ちはだかり、二人に様々な試練を課してゆく。果たして彼らは最後まで一緒に走り続けられるのだろうか?(509文字)
【登場人物】
湊 灯(ミナト アカル)
両親ともに身長が高く、本人も無事その遺伝子を受けついだ長身の高校1年生。父親がスペイン出身で、顔のホリが深く、赤みがかったアンバー色の瞳と、地毛の明るい茶髪が特徴的。中学のときはとある事件のせいでアジさんのことが嫌いだったが、知らない間にアジさんが変化を遂げていて、過去のアジさんと現在のアジさんとの折り合いに困惑中。
鯵刺 逸渡(アジサシ ハヤト)
平均的な身長、平均的な顔立ちの平凡な高校2年生。ひとつだけ一般の高校生と違うところを挙げるとすれば、陸上競技の中でも小学校から続けている長距離走が非常に得意な点。それ以外に特別な才能や趣味はない。なんなら運動部のくせに球技は大の不得意。中学のときは色々荒れてツンツンしていたが、高校に入学して以降、のほほんとした雰囲気と環境に助けられてトゲが抜けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 17:05:52
18470文字
会話率:34%
ロザミアは元孤児ながら、優れた魔法の使い手を多数輩出している、ギルディニア公爵家の養女として迎えいれられた。
なぜなら彼女にはギルディニア公爵家の人間の血が流れていたからだった。
しかし公爵家の養女になってから義理の父や義理の兄二人(それも
美形!)から無視される日々を過ごしていた――16歳の誕生日までは。
16歳の誕生日を迎え、士官学校に入学するその当日は朝から義理の家族たちの様子がおかしかった。
え、どうして挨拶をしたらいつも無視するくせに挨拶を返してくれるのですか!?
これまでずっと私に対して無表情だったくせに、いきなり笑いかけてくるんですか!?
その上、舞踏会のエスコート!?
お兄様方! 一体どうしたのですか!?
※R15は念のためです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 14:09:33
37407文字
会話率:35%
外見は〝クール系大和なでしこメイド〟なアンドロイドはとにかくスキンシップが多い。
表情は無表情だけれど、言動は甘々のデレデレ。
そんなアンドロイドの主人である"僕"とアンドロイド"サエ"の日常の一コマ
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 12:09:14
2176文字
会話率:42%
親の顔を知らずに育ったアキヒサは、ブラックな会社に勤めるごく一般的な男だ。
それがある時気付くと、どでかいコンピューターの前にいて、ここは異世界で、自分は死んで転送機に魂が巻き込まれたのだと言われる。
そしてもうじきこの場にいれなくなるらし
く、取り合えず必要最低限のスキルを貰ってポイっと放り出された。
何故か、見知らぬ三歳児と一緒に。
しかもこの三歳児は育て方に気を付けないと将来という厨二病的戦闘狂というヤバいことになるらしいし、ヤバいヤツには襲われるし、異世界の初っ端からヤバいの連続だ。
けどこの幼児♂、激烈に無口無表情だけど、ずっと一緒にいると可愛く見えなくもない。
よぅし、こうなったらこの僕が健全な子どもに成長するように育児しようじゃないか!
けど、お願いだから僕にもちょっとは成長させてくれな? このままだと三歳児に寄生プレイしているみたいじゃないか?
これは異世界に転生したら激強三歳児を押し付けられた主人公が、育児に励みながらもその三歳児に寄生プレイしてしまう現状を嘆きつつ、世界をめぐる物語……かも?
※ハーレム・恋愛・イチャラブ要素の全くない、ヒロイン不在な物語です。
※これは「元社畜は異世界で生体兵器を育てるらしい。」の書き直し版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-21 15:56:30
328763文字
会話率:24%
公爵令嬢クレアは義妹・リリアを溺愛している。彼女の願いで三ヶ月だけリリアとクレアの一人二役生活をする事になったクレア。
しかし流行していた乙女小説のヒロインがリリアに、悪役令嬢がクレアに似ていた事から、あらぬ噂をたてられる。暴徒化する妄想族
に様子のおかしい婚約者。無表情だけど感性豊かなクレアの二重生活の行方は…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-29 16:30:31
33987文字
会話率:54%
果たして、演じるとはどういうことなのか。
「……わかった。やろう。君の言うとおりにする」
僕がそう答えると、彼女は心底ほっとしたように詰めていた息を吐き出した。そして、僕の手を両手で包み込むようにして握る。
「ありがとうございます」
「いいんだ。でも……」
「でも?」
「いや、なんでもない」
首を傾げる彼女に、僕は微笑みかけた。
「大丈夫だ。きっとうまくいくさ」
彼女は一瞬きょとんとした空気を放ってから、小さく吐き出すように笑った。
「ふふっ。はい」
笑ったように感じた。彼女の顔は無表情だった。まるで仮面を貼りつけたような無表情。けれど確かにそのとき、彼女は笑っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-02 15:00:00
8000文字
会話率:59%
隣の席の白鳥さんは無表情。
いわゆるポーカーフェイスというヤツだ。
お嬢様で美人。
髪の毛は黒髪ロングのさらさらで、肌も透き通るように白い。
身長はすらりと高くて、手足がとても長いのに身体は、その、ナイスバディ―、だ。
声もクール系で静か
で綺麗で落ち着く声。
無表情だけど、それがまた、彼女にミステリアスな魅力を持たせているらしい。
そんな彼女は実は……。
※タイトルはアレですが、エロ要素はほとんどありません
この作品は『第四回なろうラジオ大賞』応募作で超短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 17:16:47
945文字
会話率:27%
口下手で無表情だけれど優しいリリスと、健気で粘着質な愛のサターナは、幼馴染の婚約者同士。
ある時、サターナ一生残る火傷をおってしまう。
リリスと会うことすら拒み、婚約の存続はリリスに委ねられた。
しかしリリスは『婚約解消はサターナの意思に任
せます』と答えるだけ。
婚約解消は曖昧なまま、10年の月日が経つ。
だが、リリスが王子に求婚されたことによって、歯車は動き始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-21 11:33:49
16890文字
会話率:43%