Max Stirner(1844)
『唯一者とその所有(The Ego and Its Own)』
マックス・シュティルナーの著作『唯一者とその所有』は、彼の思想の革新性にもかかわらず、あまりにも無名であると聞く。
実際、私自身が彼の存在
を知ったのは、ほんの数日前のことであった。
幸運だったのは、この書物の英語版が1900年代初頭から何度も改訂され、現在では誰もが自由に読むことができる状態にあるという点である。
一方で、不運だったのは日本語訳が入手困難であるか、あるいは購入するしか方法がないという点であった。
それは、本を愛する一方で、無駄な時間や出費を極力避けたい私にとって、複雑な問題であった。
そこで、私は彼の著作を断片的に読んでみることにした。
英語を十分に理解できないうえに、機械にも詳しくない私にとって、頼りになったのはGoogle翻訳と辞書だけであった。
以下に、私の理解の範囲でまとめた彼の思想に関するメモを書き留める。
もし可能であれば、私のような変わり者のために、将来的に彼の著作を翻訳したいと考えている。
おそらく実行はされない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 01:30:00
6030文字
会話率:8%
従来の
無政府主義
アナキズム
無支配主義
は似非である証明と本当の『無支配』を論じます。
最終更新:2023-06-04 12:58:24
1739文字
会話率:17%
みんな同じ考え方っていうのが受け入れられない自分は無政府主義者に近いんだろうなぁ。
ダメな人間ですね。
キーワード:
最終更新:2022-09-01 10:55:10
799文字
会話率:0%
自分が高校生の頃に左翼のセクトにスカウトされた経験をもとに小説を書いてみた
かつて光り輝いていた思想は今や色褪せ人々の心を掴むどころか見向きもされない
あんなにカッコ良かったはずのリベラル知識人たちは今や間抜けの代名詞になっている
なぜか?
あれこれ考えてみたが明確な答えは出なかった
そうであるからこそなおさら高校時代の自分が素直に感じたことの中にその真実があるように思えてならないのだ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-19 06:50:39
3224文字
会話率:5%
先の総選挙に「期待の党」から出馬して落選し、泥酔して気がつくとカコトリアの首都エリアフォーに迷いこんでしまった主人公が、そこで出会った17歳の女子学生を通訳として雇い、1か月の在留許可を取得して、この国の政治報告「カコトリアンリポート」を
ブログにアップしはじめた。
カコトリアは道路革命(ロードレボリューション)によって自動車を廃し、自動車のために道路を作っていた政治家を廃した国だった。
この国には国会と政府と裁判所の三権の府が存在せず、警察署も刑務所も税務署もなく、会社も学校も病院もない。スマホがありさえすればこれらはすべて不要になる。スマホの普及が無政府主義革命を惹起し、無政府主義社会を維持していたのである。
カコトリアは超人口減少社会であり、国外に追い出された自動車会社が製造している人型ロボットが労働力として大量に輸入され、擬制戸籍を獲得した仮人となって人と共存し、それが産業のないこの国の豊かさ(国民一人当たりGDP)を支えていた。
主人公はこの国を理想郷として称賛していたのだが、しだいに暗部に気づきはじめる。やがてブログに触発されたフォロワーたちが、スマホを介して社会を支配する人工知能に対して、仮人革命を求めて一斉蜂起する。
これはスマホと人型ロボットの普及が無政府主義者社会と超人口減少社会をもたらし、やがて人類が幸福な絶滅を迎えると予言するIT社会の黙示録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-13 22:09:21
193545文字
会話率:24%
泡沫候補に関する観察記、体験談、考察、評論、エッセイなどの詰め合わせ。星空文庫にも掲載。
文学フリマ、本の杜、コミティア、そうさく畑、コミックマーケット(コミケ)など、各種同人誌即売会でも頒布中。
最終更新:2014-10-07 01:29:39
14897文字
会話率:0%