魔法少女。10年前、魔獣という人類最大の天敵の出現と同時期現れ、見事世界を救った彼女達は世代を交代しながら、今なお戦いの中に身を置いていた。
10代から20代の女の子達が大きく衰退した人類を守る為に戦い続ける中、一人の青年がその現状に否を
唱える。
何故、年端もいかない少女達が命を落とすような危険な真似をしなければならない。何故、大人達は当たり前の顔をして彼女達が命を賭けて作っている平和を享受している。どうして自分にはその力も無ければ、他の大人と同じように何も出来ずにいるのか。
自分には何も出来ないのか。
かつて理想を胸に世界中で看護師としての腕を振るい、そして何も救えなかったと夢破れたその青年はただただ無力感に打ちひしがれる。そうして一年経った頃、彼の前に、一匹の胡散臭い妖精が現れる。
妖精が言うには、青年は何故か魔法少女になるだけの魔力を持ち合わせているらしい。なぜかは分からない。ただ力が手に入る。何かを変えられるかも知れない強い力が。
青年は飛び付いた。例えそれが嘘混じりの物だとしても、多くを救えるだけの力が手に入るからと。
妖精は懺悔した。生きるために一人の青年の運命を変えてしまったと。だから、せめて青年の理想を叶えるために共にあろうと。
一人の青年と一匹の妖精が手を組んだ。目標は『魔法少女が戦わなくても良い世界にする』。
果ての無い目標。がむしゃらに歩みだした道のりの中で、二人は多くの困難に直面する。
強力な魔獣との戦い。正体を隠しながらの他の魔法少女達との交流。
【ノーブル】という魔力と魔法を悪用しようと企む謎のテロ組織の暗躍。それに与する、『災厄の魔女』と称される妖精との確執。
そして、青年自身も知らなかった自らの出生の謎と特別な力。それに伴う変化。
全てが複雑に絡み合い。多くの繋がりを生み出しながら、青年と妖精は道なき道を切り開いて行く。全ては『魔法少女を守る魔法少女』になるために。
その結果、青年を変貌させてしまうのだとしても、彼らは迷いながら進み続ける。
これは『魔法少女が魔法少女を守る話』であり、『世界を変える話』。
「行くよパッシオ!!」
「OK、真白!!」
『チェンジ!!フルール・フローレ!!』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 18:00:00
2860706文字
会話率:38%
少年は、一夜にして全てを失った。
立派な騎士になるため。その志を胸に過ごしてきた学園生活は、一体の化け物の襲撃によって変貌する。
生きていてほしかった。自分よりも、生きていなければいけない存在だった。そんな五人の屍の上で唯一生き残っ
てしまった少年、ユウナ。彼は周りから向けられ続ける劣等感と共に殻へと閉じこもり、自死を決意する。
災厄の魔女、アンジェ・ユークレクタス。彼の通う学園の地下に眠るとされる彼女に殺してもらうため、扉を開けた。
しかし、そこに待っていたのは伝えられていた恐怖の象徴ではなく、一人の女性。
「自分だけ生き残った? 上等じゃないか。この先の人生、どう使おうがお前の勝手だが……今ここで自殺することは、死者への冒涜だ。人生から逃げる言い訳のために、仲間のことを利用するな」
彼女との出会いで、彼の人生は一変する。
これは彼が、最愛の人に見合う最高の剣士になるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:42:20
24278文字
会話率:45%
異世界転移してからおよそ5年、俺は日本へ帰る。”災厄の魔女の再来”と呼ばれる少女と共に。
世にも珍しき白髪赤目に生まれた彼女は、人類から忌み嫌われ恐れられた。にも関わらず、奴隷の首枷でその行動を縛ってまで、無理矢理に魔物と戦わせられた。
少女は生まれながらに不幸であり、世界を憎んでいた。
「一緒に、来るか?」
「……私は、幸せになってもいいんでしょうか?」
これはただの天才魔法使いが、現代日本で色んなモノに触れて、出会って、笑って、生きて、幸せになるための物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 22:10:59
20292文字
会話率:49%
ハジメはいつの間にか、どこか見慣れたゲームの世界に転移していた。
女神だと名乗るサキがパーティメンバーに加わると、この世界に魔物を蔓延らせた災厄の魔女を激戦の末に討伐することに成功する。
それからしばらくたってハジメはある問題に違和感を
覚えていた。
それはパーティメンバー全員が、この世界に転移する前の記憶を全く覚えていないことだった。
ハジメは転移する前の世界に興味を持ち始め、記憶を取り戻そうとする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 19:03:31
102260文字
会話率:38%
王都を襲い、王族をはじめとして七人の勇者が犠牲となった大災厄【灰都の火】から五年が経ち、勇者選別が迫る星来暦一〇〇五年。
災厄の魔女の娘であることを理由に学院で孤立していた学術都市プラネスタに暮らす一人の少女――イヴ・グレイシアは、学院教師
リツ・リングレイルから編入生の案内を頼まれ、最高の勇者を志す少女――セナ・アステリオと運命の出会いを果たす。
共に勇者になることを約束した親友――レイリーナを【灰都の火】で失って以来、イヴは勇者になることを諦め、将来の夢もなく、ただ一人孤独に過ごしていた。
自分には―――リーナを失うきっかけの災厄を引き起こした魔女の娘である自分には、勇者になる資格なんてない。
そんな彼女を突き動かしたのがセナ・アステリオだった。
愚直に勇者を目指し、世界の平和を願うセナに亡き親友の姿を重ねたイヴは、共に勇者になることをセナに誘われ、一歩踏み出す。
世界を焼いた魔女の娘だけど、君と共に勇者になってもいいのかな?
これは、勇者を夢見る少女と、呪われた魔女の力を受け継ぐ少女の食材の物語。
世界を救う王道プチ百合ヒロイック・ファンタジーが今、はじまる。
同一作品をカクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 16:00:28
380204文字
会話率:43%
「仮に私が罪人だったら、貴方は私の事を忘れてくれますか?」
かつて愛しい妻にそう聞かれた。
あの時の問に今から答えようと思う。
島津健は凄腕だが記憶喪失の女錬金術師エリスによって異世界に召喚されて5年が経った。
健は人間の領域との国境にあ
る亜人と人間が共に暮らす街で錬金術を学び、また獣人の闘拳使いから武術を習い錬金術師兼冒険者として暮らしていた。
ある日、エリスは記憶を取り戻す。エリスの正体が前魔王軍の幹部リリスであり、先の大戦で人間の王国軍を多数死に追いやった災厄の魔女であることをエリスから告げられる。
エリスは目の前から居なくなったが、健はリリスを取り戻すことを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 12:51:13
2334文字
会話率:25%
美しいパールホワイトのドレスを身に纏い、プラチナのティアラを戴いた、どこかの姫君としか見えない少女、セラフィーナ。
その正体はかつて数多の国を滅ぼした、恐怖の存在とされる<災厄の魔女>と呼ばれる存在だった。
かの魔女はその圧倒的な魔力によ
り、単騎で数多の国家を滅ぼし、多数の命を奪ったとして歴史、伝説に刻まれていた。
そんな、今は伝説として歴史に語られる、無限の寿命と魔力を持つ絶対存在が、とある小国の片田舎を拠点として再び動き出す。
その恐怖の魔女とされる少女は、とても強く、とても美しく…そしてとても優しかった。
そして残念なことに、部分的にポンコツだった…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 00:00:00
599560文字
会話率:25%
婚約破棄され、スタニチアからの国外追放を命じられたルチアナは隣国メリーマルナ魔国に逃亡し、魔法を学びつつ、お供のしゃべるカエルのぬいぐるみと共に、あらゆるものを不本意にぶっ壊しまくる。
いつのまにか、スタニチア王国では『災厄の魔女』、メリー
マルナ魔国では『破壊の聖女』と呼ばれることになってしまうポテンシャルは高いのにちょっとドジな女と、そんな女に付きまとうカエルのぬいぐるみ改め、悪賊皇子のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 00:11:39
20836文字
会話率:33%
人と魔女は相容れぬ存在……。
巨大な力を持つが故、悪魔だ邪悪だと蔑まれ、それでも共存の夢を見る。
魔女を信じ隣人とする者と、魔女を憎み敵として排除しようとする者、
両者の合間に立たされた魔女たちは、悲しみ涙する。
両者の争いを見た魔女たちは
、より深く悲しみ涙する。
人同士の争いに一人の魔女が介入した、
魔女を肯定する者、魔女を否定する者、分け隔てなく平等に蹂躙する魔女は、
やがて『災厄の魔女』と呼ばれ、魔女と人との共通の敵になった。
魔女と人とは力を合わせ、永い時を経て『災厄の魔女』を討ち倒す。
共に力を合わせ、巨大な敵を打ち破った仲間として両者の間は縮まったかに見えた。
それでも、魔女と人とは共に歩む事は出来ない、
悲しみと怒りに囚われ、再び災厄の魔女が生まれてしまうとも限らない
悲観にくれた魔女たちは、人の前から徐々に姿を消していく……。
魔女が人の前から姿を消し、忘れ去られる頃、『災厄の渦』と呼ばれる脅威が現れた。
人たちは”魔女の恩恵”と言われる魔法や魔法の武具で立ち向かうが、
徐々に滅びに向かって行くこととなった。
そんな時、姿を消していた魔女たちが一斉に立ち上がった。
愛しき隣人の危機に、巨大な魔法を操る魔女たちはその脅威に立ち向かい、
多くの魔女たちの犠牲を払って、災厄の渦は地中深く封印された……。
それから100年という歳月は、世界を救った魔女も脅威の残滓である魔獣も
人々の記憶から次第に薄れさせていく。
最後に残ったという『四色の魔女』も今や伝説になり、
吟遊詩人やおとぎ話によって語り継がれるのみとなっていった。
”魔女は滅びた……”人が、そう認識する時間がゆっくりと流れる。
ある日、四色の魔女の一人が、一人の少年と出会った事で、
錆びついていた運命の歯車は再び廻り始めるのであった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 12:05:14
256413文字
会話率:49%
世界の危機を救った勇者が魔術学院生になっていた?!チートながら非常に残念すぎる主人公が、初っ端から編入生による本物の『勇者』なのか疑惑よりはじまる、新たな勇者の物語!
かつて、高邁な巫女に予言され、世界中の人々の期待と願いを背負い、この
世に見出された『勇者』がいた。
突如世に現れ出ては、幾たびも世界に混乱と恐怖をもたらしてきた『災厄の魔女』。
世界を滅ぼすとされしその『災厄の魔女』を、見事に予言された内容を果たす形で『勇者』が討ち果たす。
未曾有の危機から世界を救ったその功績により、まさに救世主にして大英雄となった勇者。
しかしながら、『災厄の魔女』が討たれ、平和が訪れたことに湧く人々をよそに、平和の立役者であるところの勇者がひっそりとその消息を断ったことに気づくものはいなかった。
時は過ぎ、世界が平穏を取り戻し、人々は安穏とした日々のなかで平和を享受し始めておよそ十年。
稀代の大英雄として祭りあげられながら、その存在が人々の記憶から徐々に消えていたはずの彼は、平和で穏やかな毎日を過ごすかたわら、とある魔術学院の一学生になっていた。
それも、ただ魔術を学ぶだけではなく、新たな魔術の開発・研究に励んでいるというおまけつき。
勇者が魔術学院の学生というわけがわからない状況のなか。
勇者が在籍している魔術学院に、「西の大帝国」と称される帝国からある少女が編入してきたことで再び刻の歯車が動き出す。
勇者が紡ぎ出すドタバタな日々は、はたしてどのような世界へとたどり着き、どんな景色を人々に魅せていくのか。
「そうです、私が世界を救うと予言された『勇者』です」
*この作品はカクヨム等、他の小説投稿サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 17:00:00
85023文字
会話率:28%
死の直前、いや死の直後、少し遅れた異世界転移。
お約束を違え死体で異世界へ飛ばされてしまった俺はそこで出会った魔女様に蘇生され……。
最終更新:2023-11-04 23:00:00
297382文字
会話率:22%
聖女レティシアは王太子アルドリックの戦死をきっかけに、偽聖女と断罪されて処刑され、魔人と化し、復讐心に駆られて王都を滅ぼしてしまう。
――のだが、気づいたらレティシアは時間を遡っていた。
王太子が戦死する直前の、戦勝祈願の祈りの場に。
しかもステータスは聖女レベル99。
「災厄の魔女」の称号に、カルマ累計悪行値9999というなんだか異様な数値。
レティシアは運命を変えるため、まずは王太子を守るために奔走する。
思わぬことで悪行値が増えて四苦八苦しながらも、「光の大聖女」を目指して人助けを頑張っていたら、いつの間にか王太子に愛されていたみたいで――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-04 19:25:02
62978文字
会話率:28%
「第三皇女」は城の炎上で全てを失いました。
魔法を嫌う国に産まれ、虐げられていました。彼女には膨大な魔力があったから。
そんな中一人の青年に出会います。
「災厄の魔女」、指パッチン1つで世界をぶっ壊せる魔法使い。
彼は自分を恐れる両親に捨
てられ、魔力を奪われました。
「俺は、世界の魔法全てを使えるが、魔力がない」
「私は、魔法を使えない、でも、魔力があります」
「……それじゃあ、俺が魔法を使う。魔力はお前だ」
二人が触れ合うと、魔法を使えるようになりました。
災厄の魔女「マギア」は自身の魔力を取り戻すために旅をします。
同行者は、国の崩壊で生きる意味を失った第三皇女「フィリア」
これまでの人生で楽しいことなんて、二人合わせて片手で足りるような二人が
世界を知り、世界を楽しみ、お互いを知り、恋をしていく。
彼らを繋いだ”魔法”とは何かを紐解く、恋愛ハイファンタジー小説、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-28 19:00:00
105985文字
会話率:62%
とある世界で七匹の使い魔と共に人を守るために好き放題したが、その方法が受け入れられず「災厄の魔女」と名前が付き、ついには勇者に異世界へ飛ばされてしまう。
飛ばされた先の世界は、『忍者』『侍』『冒険者』!? トミヒコ(勇者)が言っていた
面白い奴らがいる世界だと!?!?
これは、死に方を探している場合ではない、この世界を堪能せねばならん。
へ? 世界が滅ぶ? 人類の危機?
ふざけるな、私はまだ『コナモノ』を食べたことが無いんだぞ、滅ぼすならその後にしろ!!
そんな魔女さんの冒険。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 23:33:10
5877文字
会話率:49%
あるいは天の国の使者のお話。
災厄の魔女がいかにして国を滅ぼしたのか。災厄の魔女は国中のすべての御霊を連れて、どこへ行くのか。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2023-02-23 17:35:23
1773文字
会話率:0%
ラインセル辺境伯家の長女として生まれたあたしには、前世の記憶があった。
1000年前に滅んだセルニア魔法王国の量産巫女。精霊を使役し、精霊術が使えたあたし達はのちの世には災厄の魔女と呼ばれていた。
知らなかったとはいえ世界を崩壊に
導き、戦争で多くの人や精霊を殺し、そして『大崩壊』を引き起こしたというもうどうしようもない前世をもつルーナ・フォン・ラインセルが、目の前の色々な問題を解決し、平穏な老後を目指す物語。
※前世で酷使されていた反動でのんびりしたいと言いつつ、性格的に事件に首を突っ込んで行くためスローライフ系という訳ではありません。縁側でお茶を飲みつつ猫の背を撫でるのは努力目標であり夢です。
※暗めの話もありますが、だいたいハッピーエンドで終わります。
※幼女の視点から見える世界には限界があるので、主観となる人物がコロコロ変わるかもしれません。というより1章に至っては半分近くは母親視点です。
本格的に主人公が動けるようになるのが5歳前後からなので、この辺りまではサクサクと年代が飛んでいきます。
主人公は生まれた時から前世の記憶を引き継いでいる為、あるいみ赤ちゃんらしくない赤ちゃんですし、幼女らしくない幼女として育っていきます。
精霊の影響で「めちゃくちゃ物分かりの良い子供」というのが居る世界ですので「こんな赤ちゃんいないよ!?」という世界観になっていますので、ガチの赤ちゃんが奮闘する物語を読みたい人には向かない作品になっていると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-02 15:01:40
43504文字
会話率:23%
不作が続き、魔物が増え、彼女は『災厄の魔女』と呼ばれた。
人攫いに遭って初めて踏み入れた国は豊かな土地だった。
死を覚悟したその土地で、人の暖かみを知り、大事な人を得た。
心を開いた彼女は、自分の真の正体を知ることとなる……。
最終更新:2022-11-21 09:58:59
8999文字
会話率:23%
全てはかつて実在したとされる「災厄の魔女」から始まった。災厄の魔女により平和であったこの世界は地獄へと変貌し、人々は恐怖に震えた。そこへ天から「神子フェルディナス」が舞い降り、人々へ救いの手を差し伸べるかのように魔女へと立ち向かい、見事打ち
倒したのであった。しかし魔女は最期にこう言葉を残した。
「タネは撒いた。妾は必ずや復活を遂げる。その時がこの世界の終焉となるであろう」
魔女の死後、この言葉を受けてフェルディナスは人々にひとつの「林檎」を授けた。そして人々は災厄の魔女の再来を阻止するため、立ち上がった。果たして世界は魔女に打ち勝つことが出来るのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-15 00:42:09
12030文字
会話率:25%
炎の騎士伝のifルートをメインに投稿します。
第一弾 災厄の魔女と炎の騎士 シファルート
最終更新:2022-10-11 09:10:43
12808文字
会話率:40%
「私は魔女なんかじゃない!」
そう叫んだ声は誰にも拾われないまま、レダリカは僻地の森へ追放された。婚約者である王太子を呪った“魔女”として。
残してきた妹の身を案じるレダリカは、命の危機を魔法使いフラウリッツに助けられる。ところが、連
れてこられた魔法使いの城で、よりにもよって婚約者と妹が共謀して自分を裏切っていたことを知ってしまう。
衝撃を受け、深い悲しみにくれた結果。
「弟子にして、フラウリッツ」
レダリカは、このまま本当に魔女になり、自分を陥れた者たちに復讐することを決意するのだった。――まさか、この先ゆるゆるほのぼの“魔女の弟子”生活が待ち受けているとも知らずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 00:16:42
202036文字
会話率:37%