「じゃあコンハクカイショウしたら、セレナは僕のお嫁さんになってくれる?」
「私の婚約解消時に、ルーファの好きな人が変わってなければ……いいよ」
遠い昔の約束。
王家との期限付きの婚約をした天使族のセレナーデ。
前世の記憶を持つセレナ
ーデは、いずれ来る王太子との婚約破棄に希望を持ちながら王宮で王妃教育や政務をこなしていた。
幼馴染ルシュファとの約束は五年前に絶たれてしまったけれど、それでも魔法のあるファンタジックな世界を楽しみたいと気持ちを切り替えていた。だがいざ婚約破棄となった途端、王家がセレナーデを手放したくないと強権を発動させる。
側室になるよう強要するが、そんな空気を打ち破って王太子を吹き飛ばしたのは漆黒の甲冑に身を包んだ幼馴染であり、魔王化したルシュファだった。
パーティーに参加していた皇帝と法王が魔王化したルシュファに敵対するが──誰彼も一癖も二癖もあり、セレナーデを狙う目的があった。
ドタバタラブコメ×泣き虫溺愛ヤンデレ魔王折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 13:14:02
10910文字
会話率:46%
「エステル、君とは結婚できない。僕は──真実の愛に目覚めてしまった!」
(うわぁ……。公衆の面前で礼節と品格に欠ける行動を王子が本当に言うのかと思ったけれど、一字一句間違いなく言い切ったわ、この馬鹿王子)
悪役令嬢のエステルは、転生者で
あり乙女ゲーム《歌姫の終幕の夜が明けるまで》通称《ウタアケ》のプレイ記憶が残っていた。断罪イベントとなる婚約破棄はシナリオ展開通りに進んだので死んだように偽装をして、隣国ノードリヒト国に亡命。シリーズ3のラスボスとなる元魔王ギルフォードとのんびり悠々自適生活となるのだが……。
「(ルームシェアだって思っていたけれどこれって同棲なんじゃ!? ど、どうしよう。色々順番をすっ飛ばしているような。でもでも一目惚れで、異性として好きだっていきなり言ったら迷惑よね)……こ、これからよろしく、魔王ギルフォード。ううん、ギル!」
「(外見だけじゃなくて、可愛いもの好きとか趣味が一緒だし、とっても好みなのだけれど、私のことなんて絶対に恋愛対象外よね。でもこの同棲を機に異性として見てもらうようにすれば……!)ええ、よろしく。元悪役令嬢のエステル」
お互いに異性として好きなのだが、今の生活を崩したくなく一歩踏み出せない。甘々両片思い同棲。そこにシリーズ2、3の攻略キャラたちが現れ、エステルの素晴らしさにヒロイン3までも……。
その一方、ハイヒメル大国ではエステルが死亡フラグ回避のためにしてきた『料理』や『大手商業ギルドへの納品』がストップしたことで攻略キャラたちにも異変が……。
※R15は保険。※ざまあ要素あり。※両片思いの甘々ほのぼの(?)甘々展開のハッピーエンドです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-07 19:15:16
144091文字
会話率:46%
「フレデリック殿下、私が十七歳になったときに殿下の運命の方が現れるので安心して下さい」と婚約者は嬉々として自分の婚約破棄を語る。
それを阻止すべくフレデリックは婚約者のレティシアに愛を囁き、退路を断っていく。
そしてレティシアが十七歳に、フ
レデリックは真実を語る。
※王子目線です。
※一途で健全?なヤンデレ
※ざまああり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-11 08:12:43
6476文字
会話率:46%
人類の敵である魔王は勇者と聖女の手によって葬られた。
人々が魔王の消滅を望む中で、ただ一人の悪女だけはそれを悲しんだ。
「私、強くなります、今度こそ貴方を守る為に。時間が巻き戻り私が全て忘れてしまっても、必ず貴方に会いに行って貴方を救い
ます」
少女は自らの命を捧げて時を巻き戻し全てをやり直す事を望んだ。
産まれてきた先は、魔王を封印した英雄の一人である魔法使いの娘?!
虐げられていた幼少期……なんてフラグは全てへし折ります!
闇の大精霊と契約したり、王子様達に好かれたり、魔王に溺愛されたり、はたまた強くなる為に筋肉を愛する日々。
「夢では好きな人がいたみたいなの。でも、目が覚めるとその感情が思い出せないんだよ、なんでかな……」
最悪なバッドエンドの未来をハッピーエンドに変える為に、メンタル鋼少女が未来を切り開いていく!
「悪役令嬢は魔王と婚約して世界を救います!」
これは「乙女ゲームの世界に転生した」というお話……だけでは無いのかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 13:12:36
1298879文字
会話率:54%
テーマは究極の『殺し愛』
悪魔に魂を売ったランサー帝国最強の『闇術士』コールは、望みもしないのに、隣国の聖女クアナ・リオンと結婚させられてしまう。
滝川がはじめて書いた小説です。
キャラクター小説大賞に応募し、箸にも棒にもかからなかった
作品です…
「彼女が帝国最強の水術士になった理由」の本編です。あっちはスピンオフ。
同じ世界を舞台にしていますが、直接的には関係ないので、どちらを先に読んでも大丈夫です!
こちらの方も、よろしくお願いします!
⬇️※以外、かなりのネタバレを含むあらすじです※
純粋な恋愛小説として読みたい方は、あらすじを読まずに本編へおすすみください!
コールの嫁に当てがうためだけに、隣国リオンから無理やり連れて来られた純粋無垢な十七歳の聖女クアナは、皇帝の策略に嵌められ、天敵であるはずの、帝国最強の闇術士を溺愛するに至ってしまうのだったが、ランサー皇帝の本当の思惑は、彼女を悪魔の力に溺れる最強の闇術士コールの『足枷』にすることだった。
ところが、人類の叡知の代表である希代の賢君ランサー皇帝オーギュストの策略も虚しく、魔王の降臨を止めることは出来ず、平和だったはずの西大陸は、壮絶なデスゲームの舞台へと様相を変えていく――殺して欲しい魔王と、絶対に殺したくない聖女の、これは、これまで語られてきたどんな物語よりも美しく、悲しい『魔王討伐』の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 07:20:00
142164文字
会話率:40%
フレリア・アーレンティールは、かつて魔王を討伐した偉大なる英雄たちの一人である。
今は昔、「人間」と「魔族」の間で繰り広げられた互いの種族の存亡を賭した最終戦争──。
その戦争を辛くも人間たちの勝利へと導いた功労者として、「勇者」と「聖女
」の次に名を上げられるのがフレリアという名の「魔女」であった。
異界より招かれし勇者の傍にあっては、八面六臂の大活躍を果たし、ついには勇者と人間たちを勝利へと導いたフレリアを、人々は長きに渡る間愛し『偉大なる大魔女』と呼び敬意を表したのであった。
──人生の最盛期、我が世の春。
まさしく栄華を極めるに至ったフレリアであったが、信じていた親友の聖女に出し抜かれ、意中の相手であった勇者を寝取られてしまう。
鳴り止まぬ賞賛と万雷の拍手に増長しきり、天狗のようになっていたフレリアには、自業自得といっても過言ではない結末であったものの、かつての友の手により愛する人を奪われた魔女は、人生に絶望し失意の果てに歴史の表舞台からその姿を消してしまうのであった。
時は流れかつての物語は伝説へ──長き年月を経て、その名や果たした偉業すらも多くの人々から忘れられたフレリアは、北方の大地を終の棲家と定め静かに暮らしていたのだった。
溺愛する弟子の少女ジュジュと口うるさい使い魔のミネットと共に、気まぐれに開いたなんでも屋で日銭を稼ぐ毎日。
弟子の少女の成長を見届ける傍ら、新聞に掲載される貴婦人向けエロ小説と、浴びるような飲酒だけを日ごろの糧とし、半ば隠居じみた生活を送っていたフレリアであったが、そんなある日、かつての親友である憎き聖女の母国から使者たちが訪れるのであった。
『再びこの世界に召喚された勇者の魔法の師となってもらいたい』
舞い込んだ大きな仕事の依頼に最初は難色を示すも、かつて古き日に交わされた約束により、フレリアは依頼を引き受けることとなる。
……二度と戻る事は無いと誓った王国で、異世界から召喚された3人の勇者と、その勇者たちに巻き込まれる形で異世界へと渡ってきてしまった才無き4人目の「一般人」と出会う魔女──。
その出会いを皮切りに、止まっていた魔女の運命は再び動き出し、二度目の動乱へと巻き込まれていくことになるのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 02:00:00
37399文字
会話率:34%
最貧民窟出身の主人公が拾ってくれた貴公子(兄)の義妹となり、悠々自適な貴族生活をおくるもなじめず、自分を変えず突き進みスキあらば逃げ出そうとすること10年……。
兄は無表情無感情の鉄仮面だが義妹を溺愛し、周囲の男をなぎ倒しているが
そんな兄
義妹のターニングポイントが近づく。
義妹の出生には秘密があった………
鉄仮面兄と義妹の日常生活をぽつぽつ描いていく予定でおります。
(兄が暴走気味)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 23:12:33
122248文字
会話率:29%
神聖力が最も高い女性は、聖女と呼ばれる。
聖女は『勇者との結婚』に伴い、その神聖力を勇者に譲り渡す。
これにより力を得た勇者が、魔王を討ち滅ぼす。
百年周期で繰り返されるこの英雄譚を、魔王は止めようとしている。
…それで聖女を攫ったんだろ
うが、残念ながら私は替玉である。
甘やかして捕えようとするならば、それに乗ってやろう。
聖女様の結婚式までのあと三日間。
私は魔王からの溺愛を受け入れます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 21:32:22
66405文字
会話率:32%
ブラック企業に勤める二階堂悠里は、ある日会社帰りにトラックに轢かれたことで、神様に会うことになった。
とても運が悪い彼は、しかし、同時にとても身体が頑丈だった。そのため、トラックに轢かれたにも関わらず死んだわけではなかった。
それじゃあ、
なぜ神様に呼ばれたかと言えば……。
「二階堂悠里よ。お前は聖女として異世界グロウワーズに行くのだ」
それは異世界からの聖女召喚に選ばれたせいだった。男なのに女にされて異世界へと送られた彼に与えられた特典は『聖女(称号)』のみ。
名ばかり聖女とされた悠里は、平穏無事に聖女を辞めて、退職金でスローライフな余生を目指す。
しかし、大司教であるロベルトや王太子であるカイルをはじめ多くの人たちから何故か絡まれるようになってしまう。
聖女ユーリは彼らの魔の手をくぐりぬけ、無事に退職金を手にしてスローライフを送ることができるのだろうか?
※なろう、カクヨム、アルファポリス、ハーメルンにて投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 17:30:00
40721文字
会話率:70%
謀略の末傀儡魔王として玉座に座ることとなったネファリウスが、運命の相手となる勇者トキヤと出会ったことから彼女の冒険は始まった。
勇者トキヤを倒し、いつか自由を手に入れようとするネファリウスは対峙し、その瞬間に勇者という暗殺者の毒によって
倒れる。そこに側近である男の裏切りが発覚。絶対絶命のピンチが襲った。
しかし………そのピンチを救ったのはまさかの毒を用意したと思われた暗殺者だった。神が残したと言われるアーティファクトによって帝国に生き延びた傀儡魔王ネファリウスは毒によって女になっている事がわかる。
そして偽名ネフィアを名乗り、なれない女の体で冒険することしぶしぶ決め。勇者は彼女を護る剣を強く握った。裏切り者を始末するために旅をネフィアは決意したのだった。
そして、彼女はマクシミリアン王国の姫エルミアとの出会い。メイドの真似事による女磨き。黒騎士の魔王として追われ。そして、多くの出来事が彼女にふりかかる。
多くの出来事のなかでふと、護り続けてくれる勇者トキヤが気になり出すネフィア。
そう女の体で護られ続けるうちに……心のなかにある感情が芽生えた。
それは次第に大きく花開く。勇者に好意を抱いてしまう。ずっと護り大切にしてくれる彼に恋をする。そして、無償の愛を知ったネフィアは次第に世界を動かすほどに人々と出会い成長し、魔国内で大きな存在へとなっていき。いつしか魔王に返り咲く。
これは主人公。陽の火を持つ聖女。初代英魔王ネフィア・ネロリリスの物語。彼女の能力で生まれた存在しない白雪翼の英魔の女神ネフィア・ヴァルキュリア。二人の鏡合わせの魔王で唯一女神に勝った物語。
返り咲き魔王となった主人公の戦いの日々。エンディング後の結ばれて物語は完結するが……しかし、その先に彼らは生きており続いている。そう終わる筈の場所から。そこから始まるネフィアの鏡の表と裏の長編物語。
連続で続く生き続ける後日談。結ばれてから始まる機械仕掛けの魔王の物語。ハッピーエンドのその先へ。
この作品は「アルファポリス(後日談無し)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 12:33:59
2490291文字
会話率:68%
前世で最強の剣士のとして名を馳せたグレン・アシュヘルトは魔王との最終決戦で命を落としてしまう。
「今の姿は女だし……未だに違和感が拭えないんだよね」
しかしなぜか女の子の姿で数百年後の世界に転生してしまう。しかしある公爵家に拾われ
ラナとして育てられた。
が、可愛い女の子に転生しても前世最強の剣士の力は衰えず! 転生した世界でも世界の脅威を排除し大活躍、あっという間に有名に! 拾われた先の美少女公爵令嬢にも溺愛されてます!
「ラナ! あなたはまた無茶をして!」
「本当に今回の人生は人のめぐり合わせに関しては恵まれているね」
前世最強の英雄が回りの人間から溺愛されながら幸福な生活を送る二度目の人生の始まりです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 22:41:48
220292文字
会話率:56%
おたく、低収入、デブで不細工、現在は無職の底辺アラフォーおじさん、虐待を受けていたみすぼらしい少女を助けます。でも、成長した少女は絶世の美少女でした。しかも、前世の記憶を取り戻します。何と前世は魔王城のメイドだったようです。助けた異世界転生
美少女に溺愛されて、異世界魔法と異世界アイテムで地球を救い、無双します。だってこれからは、未来アイテムじゃなくて、異世界魔法と異世界アイテムでしょ!!
カクヨム・アルファポリス・ノベルアッププラスにおいて重複投稿させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 20:41:39
936731文字
会話率:40%
魔属という生物が存在した頃、一人の人間の男を愛した可哀想な女の魔物がいました。女は自分のせいで魔王の傀儡となった人間の男を守るべく、崇拝していた魔王を裏切りその手で殺めたのです。ようやく終わったはずの戦いでしたがそこには愛した男も忠誠を誓っ
た魔王も、誰も残っていませんでした。
「どうして!?私では、誰も救えないのっーー」
精根尽き果てた魔物は、自分の命が経たれる最後の瞬間に願いました。誰も傷つかない世界を、そして愛する人達が笑い合う世界に、自分という悲劇の元凶が生まれないことを。
時は何百年も経ち、小さな村に生まれた少女・アナベラはある日、とある出来事をきっかけに気づいてしまった。
「うそ…私があの『呪われた私を見つけて』の悪役シェリー…?」
自分の前世が今世では大人気ラブストーリーとして語り継がれ、しかも恋人関係の魔王と人間の男の仲を引き裂いた恋敵のシェリーだなんて…。
いやいや!人間の男と良い関係にあったのはシェリーで、むしろその仲を引き裂いたのが魔王なんですけど!!話変わってません!?
でも前世は前世!アナベラの人生とは関係ないから悠々自適に生きますね!って思ってたんだけどーー
今世に生まれたアナベラと前世のシェリーが残した願いが絡み合いながら恋をして、恋い焦がられて、気づけば溺愛されている、そんなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 19:00:00
83232文字
会話率:42%
「嘘つきは、魔王に連れ去られる」と大人たちは子どもを叱る。リリアは子どもの時から嘘つきだと言われていた。伯爵家に妾の子として迎えられるが、使用人のように扱われても役に立てるように頑張った。第二王子と婚約させられても、家のためにと微笑を浮か
べて第二王子の機嫌を取っていた。だが、その王子に夜会の場で偽証罪をでっち上げられ、婚約破棄と国外追放を言い渡される。絶望で目の前が真っ暗になる中、「国外追放ならば、俺がもらっても問題ないな」と、姿を現したのは今代の魔王ゼファル。リリアは連れ去られ、魔族の国で新しい生活を始めることになる。
「結婚を前提に友達になってほしい」
その魔王はリリアの幼い頃から鏡を通じて見ていたらしく、国での保護を申し出る。リリアは一時的に魔王城に身を寄せることにするが、次々と明らかになる魔王の問題行動に思わず素が出てくる。倫理と節度はあると主張するストーカー魔王が、人の役に立とうと空まわる少女を溺愛する話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 13:31:24
379281文字
会話率:46%
アリエルとアッシュは魔法使いで幼馴染。二人には秘密がある。幼い頃に祖父に隷属魔法を掛けられて、アッシュはアリエルの奴隷にされてしまったのだ。長年の研究の末ついに解呪の魔法を完成させるが、アッシュがなぜか妨害する。
◆甘やかし魔王のアリエルと
、その愛情を満喫するアッシュ。そして魔法学園で起こる数々の騒動をつづる物語。子供時代たっぷり。
※主人公二人に血縁関係はありません。
◆アルファポリス、個人サイトにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 07:35:33
153786文字
会話率:44%
乙女ゲーム『亡国のレガリアと王国の秘宝』の世界に転生したカイザー・フォン・ルクセンブルク。そんなカイザーの役回りは『無能』かつ攻略対象者と悪役令嬢を弟妹に持つ出番すらないモブである!念願の弟妹の誕生に見事ブラコン・シスコン化したお兄ちゃんは
悪役令嬢ルート阻止に励みつつ、モブの壁を愛と努力でぶち破る。超絶美形かつハイスペックなカイザーが優雅でミステリアスな外面とテンション高めな怒涛の内面を使い分けながら、色々勘違いされたり、隠しキャラじゃないかと疑われたりしながら総愛され(not恋愛)する話。料理をしたり、お店を開いたり、乙女ゲームものですが主人公の恋愛要素は只今遠足中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 21:00:00
482842文字
会話率:25%
名誉ある聖女として選ばれた元田舎令嬢テセラは、もう何年も勇者を召喚出来ていない。周囲からは「ポンコツ聖女」として虐げられ、満足な食事も与えてもらえない日々。
そんな時、ようやく召喚に成功したと喜ぶ彼女が目にしたのは、世にも恐ろしい風貌をした
悪魔のような男だった。
「ひいいぃ!止めて、私を食べないでぇ!!」
「あいにくだが、そんな趣味はねぇ」
勇者どころか、異世界からヤクザ(元)を召喚してしまったテセラは、もう駄目だと絶望するが…。
「見た目と違って、案外優しい。かも?」
ポンコツ聖女と元ヤクザ、勇者一行として魔王討伐の旅にでます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 20:38:57
22223文字
会話率:62%
ー聖女とは民の為に生きる者。その慈悲深き御心を、どうか我らの為に
スティラトール王国では、聖女と呼ばれる存在はそういうものであった。
百年ぶりにこの国に誕生した聖女・イザベラは国の為にその身を削り聖女としての役割を果たしていた。
ずた
ぼろの修道服に掘建小屋のような住まい。どれだけ働こうと次の日には元通りになる体は、まるで彼女に一日たりとも休むことは許さないとでも言っているかのようだった。
産まれた瞬間からそれが普通の世界で育ったイザベラは、文句ひとつこぼすこともなく国だけの為に生きる日々。それが幸せかどうかなど、考える思考すら彼女にはなかった。
ある日偶然保護した、金色の美しい小鳥。それが魔物だと分かっていたが、イザベラは怪我を治してやる。すると小鳥はイザベラに懐き、しばらく生活を共にすることに。
イザベラは小鳥との毎日に幸せを感じていたが、ある日突然小鳥は姿を消した。そしてそれと入れ替わるように、彼女の部屋に一人の男が現れる。
「俺がお前に本物の幸せを教えてやるよ、イザベラ」
赤い舌をにやりと覗かせながら妖しく笑うその男は、深い森の奥に住まう「深層の魔王」と呼ばれる存在だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-18 20:00:53
217125文字
会話率:52%
かつて、召喚された勇者によって、魔王は討ち滅ぼされた。
彼を支えた聖姫と結婚し、平和を勝ち取った国を繁栄させ、幸せに過ごしましたとさ。
めでたしめでたし。
これは、それから数十年後の話。
「フェンイザードの貴族に惑いは不要。この通
り、我が身は不死身である」
勇者と聖姫の孫であるアリアナは、たった一人の王家の生き残りとなっていた。
弱冠十四歳で戴冠、女王となったアリアナは、襲撃、毒殺――暗殺により窮地に陥るが、その度に生還。彼女は『不死身の女王』と畏れられた。
しかしアリアナの不死は、人族の敵――魔族の少年、ライの能力による虚飾であった。
大きな秘密を抱えながら、アリアナは女王を続ける。
『アリアナ、王族の一人として国の奴隷になりなさい。――正当な後継者へ、王位を繋ぐために』
たった一つ、どうしようもない願いを叶えるために。
「絶対に死なない体にしてください! 何でも差し出します!」
「言ったね? 後悔しても遅いから」
そして十五歳の誕生日、アリアナは再び毒を盛られ、生還する。そして――。
「今回殺意を向けたのは、どこの誰で、何が目的だったのかな?」
*過激表現あります。
*セルフレイディングは念のための保険。
*異世界設定ゆるいです。
*推理要素ないです。
こちらはカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 20:20:00
55555文字
会話率:38%
わたくし、マチルダ・フォン・リヒターは、お父様のために魔王の生贄となることを選びましたの。
それがきっと、一番お父様の役に立てることだから。
これからの未来に希望なんてものはありませんでしたわ。
それなのに、まさかのプロポーズ!?
魔
王様はとても優しくて、それに、優しい方々は他にもいて……。
わたくし、魔王様のために頑張りたいって、心の底から思えましたの。
—―――これは、元生贄とお飾り魔王が、理想の国を目指す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 08:39:25
46018文字
会話率:45%
「このまま家には帰さない。覚悟はいいな?」
気づいたら異世界の令嬢でした!
何もないところで転ぶようなドジな伯爵令嬢・リーゼロッテは、領地のお屋敷に閉じこもりで引きこもりな深窓の令嬢生活を送っていた。
使用人たちから『妖精姫』と慕われ
る一方、リーゼロッテは『悪魔の令嬢』と噂され!?
日本で生まれ育った知識がありながら、チートなんてみじんも発生する様子もなく、自由度ゼロの毎日に、脳内突っ込みをいれつつ過ごしていたけれど……。
リーゼロッテが十四歳のある日、王城からお茶会の招待状が。
王妃様主催のお茶会だけど、その実、女嫌いの王太子殿下のお見合い大会。
そこには会いたくない婚約者がいたから、さぁたいへん!
待ってましたのラノベっぽい展開に、退屈な日々が変わりそうな予感です?
【チート×伏線スクランブル! 異色の異世界オカルト・ラブコメディー参上です!】
~ふたつ名の令嬢と龍の託宣【なろう版】です~
※ムーンライトノベルズにて先行して第4章投稿中٩( 'ω' )و
内容はムーンとほぼ変わりませんが、一部改稿してあります
ムーン版の方がおもしろいと思うので、抵抗がなければお立ち寄りいただければと思います!
(ムーンライトノベルズは18歳以上(高校生不可)の方のみ閲覧可能です)
※アルファポリスでも投稿始めました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-03 11:00:00
1700118文字
会話率:44%
聖女キリエは、幼いころに強盗に襲われ、命を失いかけるも、神に祈りを捧げた結果助かり、力に目覚める。
それ以降、彼女は神殿で聖女として働いていた。
事件のショックでしゃべれなくなるも、彼女はたくさんの人にやさしくし、またあいた時間を神に祈
りを捧げ続け、王都で【静謐の聖女】として有名となる。
しかしその人気をねたんだ他の聖女が、王太子に頼んで、キリエを神殿から追放させる。
キリエは王太子の策略にハマり、恐ろしいモンスターたちが出現するフィールド型ダンジョン、奈落の森に廃棄される。
しかしキリエは神々に愛されてるため、モンスターたちに攻撃を全く受け付けない。
それどころか、傷ついたモンスターや、居場所を追われた魔族たちを治療していく。
キリエの祈りは奈落の森に恵みを、そしてそこに暮らす人たちに幸せを運ぶ。
その結果、森に暮らす民たちは、みんなキリエを大好きになる。
一方、キリエを失った王国は衰退の一途をたどるはめとなる。
今更、キリエが重要だったと気づいた王太子が土下座しに来るが、もう遅い。
力をつけた森の民たちは、決して彼女を取られまいと、連れ戻しに来た人間たちを次々と撃退していくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 08:13:41
355581文字
会話率:41%
サクヤは枝垂れ桜の花人だ。
美しくも儚い花人は、頭に咲いた特別な花にキスをされたら、相手の男を無条件に愛して従順な花嫁となる。
花人の中でもズバ抜けて美しいが、変わり種のサクヤはそんな花人の性質に抗って、強くあろうとしていた。
蟲人の王国で
魔王の称号を冠する青年は、強い者と戦うことを至上とし、守られてばかりの花には興味がなかった。
そんな二人が、愚かな王族が企んだ『花の国』侵略で出逢ってしまう。
一度は魔王を打ち倒すも、花にキスされたことで強制的に芽生えた愛に戸惑い、ツンデレ化したサクヤと、サクヤの一撃で即墜ちして、あっさりと寝返った魔王。
素直になれないサクヤと、やらかしたけれど本当は優しい魔王は、花の国での様々な儀式と食事をともにすることで愛を育んでいく。
典型的な(?)ツンデレピンク髪の美少女サクヤと、ヤンデレ予備軍で過去も愛も重い魔王が出逢い、結ばれるまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 12:10:00
151706文字
会話率:42%