恐ろしき闇の支配者魔女王ラドーシャと、地上の覇権を二分する若き魔王リュネシス。
最強無比の魔力と無限に生きられる肉体を持つ彼は、この世の望むすべてを手にしながらも満たされぬ日々を過ごし、はかなく生きる地上の人々に冷たい目を向け続けていた。
だがあるとき魔王はひとりの清らかな少女と知り合い、彼女の心の美しさに少しづつ惹かれていく。
自分の中で芽生えていく理解のできぬ想いに魔王は戸惑う。
そんな彼が少女に、魔女王に滅ぼされようとするこの世界を、どうか救ってほしいと願われて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-09 19:06:21
96547文字
会話率:23%
時は幕末、黒船の来航により日本は危機に陥った。
黒船には神の力を宿した装備を持つ騎士たちが乗っており、異なる神を信奉する日本を蹂躙しようとしていたのだ。
騎士たちの剣は武士の刀を裁ち、鎧をも切り裂いた。
彼ら力は圧倒的で、日本人の運命は風
前の灯のように思われた。
だが、日本に住まう八百万の神々は日本人を見捨てていなかった。
助けを求める真摯な祈りに答えた神々は、『祝福』を清らかな少女たちに与える。
神々の祝福。
それは彼女たち――戦乙女――の肉体を強化するだけでなく強力な装備、霊装へと変わる。
多くの血を大地へと吸わせた異国の騎士たちとの戦いは、使徒による黒船の撃破により日本の勝利に終わるのだった。
――それから時は流れ、一度の世界大戦を経てた1939年12月初頭。
アメリカ合衆国からの先制攻撃により、佐世保は紅く染まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-22 06:00:00
94894文字
会話率:37%
実の兄のせいで好きな皇子と別れ、時期王となる王子の妻になり、
多重人格になって行く。
人格は、淫女、清女、邪魔、王妃、10才のままの少女
残忍な王子と優しい王子と王族同士の近親相姦、
嫉みや戦争など書きつづります。
最終更新:2019-04-23 13:28:50
3326文字
会話率:7%
『まほーしょーじょにさせてください』
そう書かれた看板を持っていたのは、光沢のない髪にボロボロの衣服を着た少女だった。
あの空にまで飛んでいきたい。魔法少女になったら、どこまでも飛んでいけると思っていた。
でも現実はそんなことなく、あの空ま
でいけることはなく、ただ地面の餌をつつく鳥のようなもの。
羽ばたきたい。禁じられたあの空まで――。
飛行警備隊・通称"魔法少女"。機械の翼で飛び立つ、五色の清らかな少女達の物語。
渇望した夢が手の届かない幻想だと知ったとき、君は何を糧にして生きていくのだろう。
Science Fiction
2016/06/10 第二話まで校正反映済み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-23 22:11:40
118454文字
会話率:49%