■あらすじ■
このサイトはコンビニに行くノリで
小説家になれるらしい。
だからとりあえずなってみることにした。
華々しいデビューだ。やかましいデビューだ。
騒々しい。碇ゲンドウもきっと帰れと言うはずだ。
では今からあらすじを説明する。
正
座して深呼吸をしてヘッドホンで
LOVE PHANTOMは聞かずに私をまっすぐ見て
心を整えて般若心経をはんにゃの金田と唱えて
心してあらすじを聞いてほしい。
男が事故を度々目撃する話です
■登場人物■
山田幸三郎 (40)
親戚からの渾名は、「ジジイ」「おっさん」「枕が臭い」。
好きな物はアイドルのさなえちゃん(登場しない)と馬刺し
まあ特に物語には関係しない。祖父の墓場の前で「退屈だ、」と嘆いたら、目の前でたくさんの事故が起こるようになった。そこら辺を書くかは作者の気分による。
山田たくみ(27)
二人暮らしの息子。土木業者。不良気味。友達いない。イケメンだと期待されてもそこはアニメ化するときかドラマ化するときのあちら側の技量。アニメ化がいい、オープニングはB’zがいい。誰が深夜の5分間アニメだ。二時間映画だってやってやる。cvは宮野真守がいい。粉バナナ。
後はゲストキャラなんで気にしなくていいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 20:03:33
4085文字
会話率:0%
【プロローグ】
夜明け前、赤い月が空に浮かび、不吉な風が遺跡の周りを吹き荒れていた。アリア・グレイ、リオ・ファルコ、リリー・ベルの三人は、魔王の封印がある古代の遺跡の前に立っていた。彼らの手には、これまでの冒険で集めた封印を解くための遺物
が揃っていた。
「ついに、ここまで来たわね。」
アリアは深呼吸をしながら言った。彼女の目には決意の光が宿っていた。
リオは剣を握りしめ、
「ここで諦めるわけにはいかない。全てを終わらせるために。」
と決意を固めた。
リリーは微笑みながら、
「私たちならきっと大丈夫。どんな試練も乗り越えられるわ。」
と励ました。
彼らの周りには、封印を守るために配置された古代の罠や護符があった。緊張感が漂う中、アリアたちは慎重に進み、遺物を使って封印を解くための儀式を始めた。古代の魔法の光が放たれ、封印が徐々に崩れていく。遺跡の壁が揺れ、地面が震え、そして、ついに魔王が姿を現した。
「お前たちが私を目覚めさせたのか…」
魔王の声は低く、恐ろしい響きを持っていた。その目には無限の怒りと悲しみが宿っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 20:59:19
1725文字
会話率:33%
The Swords of Doom末世神剣
僕は暗いホールの奥にある時計に目をやった。世界の終わりまであと12分7秒。
窓の外には、摩天楼とネオンに彩られたニューヨークの12月の空のはずの夜空に、巨大な爪で引き裂かれたような大きな穴が
開いていた。その穴の中に巨大な惑星が現れた・・・・・・。銀色の蛇のような稲妻が、周囲の不気味な厚い雲を乱暴にいじくっている・・・・・・。まるで世界の終わりの秒読みをするかのように、風が叫び、低い轟音とともに大地が揺れた。
僕は深呼吸をして集中しようとした。
窓の外では風が吹き荒れていた。夜空の4分の3を占める巨大な穴の縁で、稲妻が暗い雲を裂いた。洞窟の中心には、地球とほぼ同じ大きさの惑星が横たわっている。
僕は深呼吸をして集中しようとした。潜在意識の奥底に埋もれていた秘密の言葉が徐々に浮かび上がってくる。
大陸を破壊するほどの強力なエネルギーが私の体内を駆け巡り、まっすぐ上空の洞窟へと飛び込んでいった。
あと11分。
銀蛇のような稲妻が窓の外の暗い空を切り裂く。ビルの下には、どんどん人が集まってくる。警察の特殊部隊がビルのすべての出入り口を取り囲み、施錠された列の外には世界中から集まった報道陣のバンがビルを埋め尽くしている。
僕はいつも黙示録的予言には無関心だった。
心配するのはくだらないことだと思ってきた。時々、友人と議論しているときに、「世界の終わりが本当に来たとしても、どうせみんな一緒に死ぬんだから、何を心配する必要があるんだ」と言うことさえある。
しかし......。
世界の終わりが近づくにつれ、僕は気づいた。
僕は、世界の残り10分を冷静に迎えることができないのだ・・・・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 17:00:00
5992文字
会話率:2%
さあ、あなた。静かな夜の灯りの下で、不思議な物語の世界へと旅立つ準備はできていますか? 今宵、私たちは怪談の世界へと足を踏み入れます。その世界では、幽玄な月の光が現実と幻想の境を優しくなぞり、蛍の光が人と妖の出会いを照らし出すのです。
耳を
澄ませてごらんなさい。聞こえますか? 風鈴のかすかな音色が、あなたの心に忍び寄る物語の始まりを告げています。この物語は、単なる怖い話ではありません。それは、あなたの魂の奥底に眠る、名付けられぬ感情を呼び覚ます旅なのです。
私たちが訪れるのは、日本の古き良き時代。そこでは、仏教の教えが人々の日々の暮らしに溶け込み、神道の精神が自然と人間を結びつけています。しかし、あなたが見るのは、ただの昔の日本ではありません。西洋の目を通して見た、神秘的で魅惑的な東洋の姿なのです。
この世界では、幽霊たちは恐ろしい存在ではありません。彼らもまた、あなたと同じように、愛し、苦しみ、後悔する魂なのです。彼らの物語に耳を傾けるうち、あなたは自分自身の中に、彼らと共鳴する何かを見出すかもしれません。
言葉の一つ一つが、まるで繊細な絵筆のように、あなたの心に鮮やかな情景を描き出します。その美しさに息を呑むこともあれば、切なさに胸が締め付けられることもあるでしょう。それもこれも、人間の心の奥底にある普遍的な真実に触れるからなのです。
物語は、現実から幻想へと、まるで夢心地のように滑らかに移ろいます。気がつけば、あなたはすでに現実と幻想の境界線を越えているのです。そして物語の終わりに、あなたは何かが変わったような、そんな不思議な感覚に包まれることでしょう。
さあ、目を閉じて、深呼吸をしてください。準備はよろしいですか? それでは、怪談の世界へ。愛と死、記憶と時間、そして人間の魂の真髄を探る旅が、今、始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 22:45:46
35610文字
会話率:22%
赤い瞳が揺れる。
いつになったらこの茶番は終わるのかと。
貴方のために、愛されるために、努力したのに。その結果がこれか、と鼻で笑う。
「元第一王子妃、ローズを処刑する。」
後ろ手を鎖で繋がれピタリと首に刃をあてがわれる。
「っはは、あははは
っ!!」
狂ったように笑う。心の底から笑ったのは何年ぶりだろうか。
青い瞳の獣人が驚いたように目を見開く。
黒の瞳の男は凛としてこちらを見ている。
民衆は殺せ殺せと喚いている。
雑音の中その声は私の耳元ではっきりと聞こえた。
深紅の瞳の悪魔が囁く。
『次はもっと上手くやってね。』と。
深呼吸をし、答える。
「もちろん。だって私は‥」
『悪役』令嬢ですもの。
鮮血が舞う。舞台が赤に染まっていく。
そう、これからが彼女の舞台なのだ。
物語は常にハッピーエンドで終わる。まぁ誰だって物語を読むときくらいは幸せな気持ちになりたいだろう。しかし、そんな物語に必要な役が悪役というものだ。
これがいないと物語はハッピーエンドへと話が進まない。悪役こそが唯一幸せを運ぶ者なのだ。だから、私は決めた。
真実を知り、決意したのだ。
魔力で溢れた世界のこの美しい物語の悪役。
そう。私は完璧な悪役になると。
後に誰かが言う。
「あの子は僕の可愛い愛し子さ。悪役なんてあの子には似合わないけどね、僕は彼女のためならなんだってするよ。」
と深紅の瞳の少年。
「あの人はなんと言うか、手のつけようがございません。」
と死んだ目で言うメイド。
「アイツを怒らせたく、ない。」
と耳を倒してばつが悪そうに言う獣人。
「さすがはローズだ。」
と嬉しそうに語る銀髪の男。
「‥加減を知らない人だ。」
と黒い瞳を細め楽しそうに笑う男。
これは愛されることを知らない、死に戻り『悪役』令嬢が作り上げる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 16:51:44
50437文字
会話率:42%
婚約前提の初顔合わせだというのに、涙をこらえ、物凄い形相で睨みつけてくる公爵令嬢イザベラ。
そこまで不本意なら、断ってくれた方がいいんだけど……思わず失言した伯爵家の三男ギルは、勢いよくビンタされてしまう。
しかも婚約者になるギルには笑顔の
ひとつも見せないくせに、他の男の前では頬を染め、恥ずかしそうに微笑むってどういうこと!?
そしてある日、平民の少女を空き部屋に連行するイザベラを目撃し、助けに飛び込むと――。
そこには、ほつれたギルのシャツに顔を埋め、ご満悦で深呼吸をする公爵令嬢……イザベラの姿があった。
「で? どういう事だか、頭の悪い俺にも分かるように説明してもらいましょうか」
片思いをこじらせた公爵令嬢イザベラが、勘違いを撒き散らし、暴走しながら婚約に向けてひた走るハッピーエンドです。
穏やかに読める、優しい世界を目指します。サクサク楽しく進みますのでお気軽にご覧ください。
***
こちらは【連載版】です!
短編は日間総合1位をいただきました。
読んでくださった方、ありがとうございます!
※短編完結予定だったのですが、イザベラを書くのがとても楽しかった為、連載化しました。第1話は短編と重複箇所が多いですが、所々加筆しておりますので、是非違いを楽しんで頂けますと幸いです。
※ブクマや評価、とても励みになっております!
そして感想も!すごく嬉しいです!大事に拝読し少しづつお返事しますので、お待たせして恐縮ですが、よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 21:04:44
109225文字
会話率:36%
『大嫌いなくせに、なんで俺のシャツに顔を埋めて深呼吸してるんですかぁぁッ?』
婚約前提の初顔合わせだというのに、涙をこらえ、物凄い形相で睨みつけてくる公爵令嬢イザベラ。
そこまで不本意なら、断ってくれた方がいいんだけど……思わず失言した伯
爵家の三男ギルは、勢いよくビンタされてしまう。
しかも婚約者になるギルには笑顔のひとつも見せないくせに、他の男の前では頬を染め、恥ずかしそうに微笑むってどういうこと!?
そしてある日、平民の少女を虐げていたのか、空き部屋にムリヤリ連行するイザベラを目撃し、助けに飛び込むと――。
そこには、ほつれたギルのシャツに顔を埋め、ご満悦で深呼吸をする公爵令嬢……イザベラの姿があった。
片思いをこじらせた悪役令嬢もとい、悪役(顔)令嬢イザベラが、勘違いを撒き散らしながら暴走しつつ、恋を成就させる、ほのぼの系ハッピーエンドです。
サクサク読めますのでお気軽にご覧ください。
※カクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 19:24:19
7526文字
会話率:28%
僕(ケンジ)は平凡なサラリーマンだった。だが、ある朝目が覚めると見知らぬ場所にいた...
(おかしい...昨日は普通に仕事後アパートで寝たはずだ...)
「え??、ここは…どこ...?」僕は呆然としながら、周囲を見回した。見覚えのない風景
に、彼の心臓は早鐘のように打ち始めた。
「なんだ、ここは??」(こんなでかい木があっていいのか?)
ポケットからスマートフォンを取り出したが、画面は真っ黒で反応しない。何度もボタンを押してみたが、無駄だった。
「とりあえず早く帰らないと…」自分に言い聞かせ、まずは落ち着くことを心がけた。
深呼吸をし、頭をクリアにしようと努めた。
- ケンジは、未知の森での生活が今、始まろうとしていた -折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 08:11:16
300文字
会話率:0%
目を開けると、私は暗い部屋、タイル張りの床に横たわっていました……。
体の自由が利かず、動かせるのは眼だけ。そして、その部屋には手術台のようなものがあり、その向こう側に男が一人、こちらに背を向けて立っていました。
男は私の視線に気づい
たのか振り返り、そして足音を響かせ私に近づき、見下ろしながらこう言ったのです……。
『お前の肉を――キロ頂く、と』
男は私を抱え上げ、台の上に乗せました。そして……そして、わ、私の指をノコギリで切り始めたのです! まるでトマトのように血が、血が、噴き出して……。それから、さらに、さらに……。
「大丈夫。落ち着いて、そう、深呼吸を」
「はい……すみません」
「もう少し、ベッドを倒しましょうか。疲れたでしょう」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 11:00:00
1745文字
会話率:54%
「……ねえ、さすがにちょっとひどくない?」
え? と顔を上げたタクトに対し、マユミはさらに眉を顰めた。
「いや、前からあれ? って思ってはいたけどその食べ方さぁ……。
汚すぎない? うん、パスタだけど別にスプーンは使わなくてもいいよ?
でも犬みたいに顔をお皿に近づけて食べるのはさ……」
「ああ、スパゲッティね。パスタって言う派なんだ。またひとつ、俺の知らないマユミはっけーん」
と、タクトは口からパスタを一本垂らし、そう言った。
それに対し、「私はこれと結婚? 正気か?」と、マユミは思ったが素早く深呼吸をひとつ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 12:00:00
2498文字
会話率:25%
「砂埃に喉元を裂かれた夏のそよ風が、人影を映したカーテンを靡かせる頃、僕は雨粒の模様が刻まれたベランダで浅い深呼吸をした。麦茶の香りがほんのりと風に乗せられて、僕はそっちの方へと手を伸ばす。鉛筆削りって何だろうね? 夕日が落ちていくように、
僕らは僕らだけの地平線を見つめるんだ。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-20 22:19:24
1325文字
会話率:60%
さあ、外に出て思いっきり深呼吸をしましょう、気持ちがいいですよ、私は花粉症で悩んでいる人の気持ちが良く分かります、私は皆様方に思いっきり楽な気分になってもらいたいのです。
最終更新:2023-03-11 15:00:52
3641文字
会話率:0%
秋のピクニックで一緒に一息つきませんか?
忙しい日々が続くからこそ自分に深呼吸を。
自分を守り、大切にできるのは自分だけだから。
温かい時間が、見えなかった景色も見えるようになる。
そして優しさや幸せに気づくことができるのです**
最終更新:2022-10-30 18:15:46
703文字
会話率:0%
あの時、橋に身を投げ捨てて死んでいたら、きっと今もこんなことで泣くこともなかっただろうな。
明日のクリスマス前日に、私は思い出して貰えなかったら……。そんなことばかりを考え、今日も一人、部屋の中から沈んだような月を眺めていた。生きていて
良かったと思う。そして同時に、あの時死んでしまっていればとも思う。どのみち私の人生は死んでいたも同然だった。明日で、もう彼と会うこともなければ、同じ道を歩くこともないのだろうな……。
3下旬。
どうしても会いたい人がいた。何を失っても、どんな言葉をかけられようとも、私には会いたい人がいたのだ。だから私は高校一年生にして実家を離れ、無理を言って一人暮らしを始めさせてもらった。
幼稚園の卒園と共に、父の仕事の関係で突然の別れとなってしまった彼に、もう一度会いたい一心だった。そんな幼い頃の記憶だけで、一人多くのものを手放すのは馬鹿げていたかもしれない。こんな方法でしか彼と出会うことができないと思い込んでいたのだろう。
引っ越し作業も終わり、私はとある別のアパートへと向かった。彼が以前住んでいた家だ。自宅となったアパートから徒歩10分弱で記憶を頼りに目的のアパートの前へと到着したが、私の足は立ち止まったまま動けない。心臓が私の身体を強く叩くのがわかる。彼と会えたら、なんて声を掛けよう。ちゃんと笑えるだろうか。
不安を抱えるも、私は深呼吸をし、意を決して部屋横のインターホンを鳴らした。カメラのないインターホンなど、当時のままだった。
ドアノブが倒され、扉の向こうからは20代くらいの男性が現れた。鼓動が一瞬だけ止まったようだった。
「……すみません間違えました」
それもそうだった。何年も前のことだ。彼はもうどこかへ引っ越してしまったのだろう。
どうして考えなかったのだろう。この場所に戻ってきても彼がいる保証などないということを。いや、わかっていたが考えたくなかったのかもしれない。
アパートの家へ戻り、私はベッドの前で力が抜けてしまい、床に崩れ落ちるように座り込んだ。
溢れる涙を制御できない。何度拭っても、溢れかえる。私は片付け切れていない部屋の中、ベッドに顔を埋め、声を大きく吐き出した。
どうするのが正解だったのか、自分でもわからない。ただ思い出の中に囚われている自分が、憎く、悔しく、心が枯れてしまったようだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-23 21:03:24
100257文字
会話率:47%
キミのこと、雨の降る日に、深呼吸をしてみる
最終更新:2022-06-06 08:25:48
244文字
会話率:0%
年末年始のイライラ。
それはイライラを呼んでくる。
あなたの焦りは、事態を良くしてくれるだろうか。
まあ、ちょっと読んでみて。
気が向いたらでいいから。
最終更新:2021-12-29 13:40:07
1904文字
会話率:2%
「アラベル・コーヌス公爵令嬢!ただ今より、君との婚約を一時凍結し、君の妹であるフェリシテ・コーヌス公爵令嬢と二重婚約することを宣言する!理由は言うまでもないだろう、君の言葉選びが妃としてふさわしくないからだ!」
なっ!?
「なんですっ
てえええええええ!?」
思わず素が出てしまったことで殿下と妹だけでなく、興味深そうにしていた周囲までがギョッとして言葉を失った。ハッとした私は一度大きく深呼吸してから、もう一度公爵令嬢の仮面を着け直す。着け直しただけで、内心はぐちゃぐちゃだったけども。
そう、私ことアラベル・コーヌスは、喋る前に深呼吸をしないと敬語を話せない、実に癖のある性格の持ち主だったのだ。まさかこの性格が、婚約凍結以上の波乱を巻き起こすことになるなんて、まだこの時は想像だにしていなかったんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-02 07:00:00
34229文字
会話率:55%
さかさ時計のおまじない──それは「嫌なことを回避できるおまじない」。
①人生で一番幸福な瞬間を思い浮かべる ②北極星を軸に反回転する ③三回深呼吸をする ※注意・必ず一人で行うこと
高校三年生の大楠涼香は、文化祭を目前に恋人の寺坂優也にフ
ラれた。
文化祭準備中、心ここにあらずでクラスメイトに迷惑をかけてしまい、親友の右輪こころや、優也の友人である杉野明から心配されるも冷たくつっぱねてしまい、中学からの友人である美作郁音からは「都合がいいやつ」と言われ、とにかく調子が悪い。
冗談半分で「さかさ時計のおまじない」を試すことに。すると翌日、高一の文化祭にタイムリープしていた。
この日は優也と付き合うことになった記念すべき日。この始まりの時間をもう一度体験することで、涼香は大事なことに気がつく。
しかし、三年生の秋、涼香は優也にフラれてしまう。何度もタイムリープし、始まりの時間を上書きし、優也との破局を回避していくも、今度は周囲に亀裂が生まれて……
恋愛と友情の両立は難しい。涼香は幸せな最適解を見つけることができるのか。
これは、秋の終わりに始まる、少女たちが織りなすほろ苦いタイムリープ物語。
※本作は、ノベマ!にて公開している「フロム,ティーンエイジャー」を加筆修正し掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-12 21:00:00
144856文字
会話率:50%
この世界はなんてつまらないのだろう。
俺はいつどんな時でもそう思っていた、幼稚園生の時魔法の剣を書いてたらそんなものあるわけないといじめられた時も、初めてできた彼女に僕の夢は勇者になると言ったら気持ち悪がれた時も、ファンタジー物の漫画を
描いて薄っぺらい作品と言われた時も、その後下ばかり見てたらトラックに轢かれて死んだときも。
目を開けると周り一面真っ白の世界で、困惑するが目の前のこの真っ白の場所ではとりわけ存在感を放つ黄金の椅子に座っている女性の金髪のふわってしている髪の上に輪っかの金色に光った物がこれがどういうことかを示している。
俺は少し落ち着こうと胸に手を置き深呼吸を大きく吐く。
すると突然神、いや天使が笑い始めた。
「プププッ、自分の作品を薄っぺらいと言われて落ち込んで下向いて歩いてたらトラックにバンッで死亡って。石上智、第一印象暗いだったけどそれにバカも付け足しとくわwww」
「えっと、あなたは死んで転生します!」
「やっぱり死んだか・・・え」
転生という予想外の単語に思わず口を開く。
「ちょっと待って転生ってどういう?」
俺が少し戸惑った表情で尋ねると、天使は顔をげっそりした顔からまるで獲物が見つかったようににっこりと顔が変わり、俺の目の前にい黄金の椅子ごと飛んできた。
「あっ、今驚いたっしょ。うぇーい驚いた驚いたー」
俺の顔をぷにぷにとつついてくるのでその手をどけてもう一度聞く。
「で、転生ってどういうことだよ」
「だから転生は転生だって言ってるでしょ。お前が思っているより多いのよ転生者って」
「そうなのか」
「まあ何になるかはお楽しみだけどね」
フンコロガシとかだったら最悪だな。
「まあ人間になるのが大半だけどね」
「ふぅー、良かった」
と安心してるのもつかの間。
「そういうことだから転生さよならー」
「え?」
足元に魔法陣が浮かび眩しい光を放つ。
そして俺の体ごと包んで消えていった。
「うわぁぁぁぁぁぁぁ」
その光景を見て天使と呼ばれたレキナはつまらない表情をしていた。
「君には最高かもね、あの世界をつまらないと言った君なら、いつどんな時も魔物が襲ってくるかもしれないあの世界、君らの世界の人が言う異世界は」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-03 19:20:28
1340文字
会話率:56%
「回転木馬」ぐるぐる回ってお疲れさん 回転木馬は回るだけ 「EYES WIDE SHUT」目を瞑って 深呼吸をする
キーワード:
最終更新:2020-08-10 21:00:00
235文字
会話率:100%
懐かしい学校の一室で、書類の前に座る。
向かいでは幾分老けた恩師が書類の説明をしてくれている。
深呼吸をして、そっと目を閉じる。
瞼の裏には、あの日の光景が消えずに残っていた。
最終更新:2020-06-23 19:02:28
4262文字
会話率:26%
雲一つない澄みきった空。燦々と降り注ぐ陽光。
その下で黙々とUFOキャッチャーで、某有名海賊アニメに出てくるトナカイのぬいぐるみを取ろうと奮闘している俺。
なぜ? ホワイ?? どうしてこうなった?
とりあえず、ぬいぐるみが取れなかった
怒りをUFOキャッチャーにぶつける。そして辺りを見渡すとそこに、見たことのない化け物がいた。
学校一空気が読める(自称)の俺には分かる。これは確実に……
「異世界召喚キター!!」
おっと失礼興奮のあまり声が出てしまった。でも仕方ないじゃん、異世界だよ? 男の子なら誰でも一度は憧れるじゃん?
まず俺は異世界を体で感じるために、目を閉じ、深呼吸をしてもう一度辺りを見渡す。そこには先程より増えた化け物、そしてそのほとんどが目を血走らせ、涎を垂らし、今にもこちらに向かって走り出してきそうな……というか走り出してきた! やめろ! こっちにくんじゃねぇ!
なぜ? ホワイ?? どうしてこうなった?
ファンタジー特有のとんでもない化け物と、鬼ごっこをしながら俺は思った。
「神様、日本に帰してください」と。
そうこれは、異世界召喚されたクソザコ主人公が日本に帰るために、なんか、こう……むっちゃ頑張る物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-14 22:55:37
8885文字
会話率:35%