「悪魔の苦手なもの。十字架、聖水、お祈り、銀の銃弾。この辺りは定番だろう。しかし、意外と知られていないものがある。そう、鉄によって作られた輪である」 悪魔のヴェル(29歳、会社員)は、人間の母が品川駅で産気づいたため生まれた時から『聖なる鉄
の輪』=JR山手線に閉じ込められてしまっています。 魔力を失い、人間臭くなっても悪魔として生きたい… そんな悩みを持ちつつ、彼は今日も吸血鬼のクォーターの医師斎藤とぼやいたり、くたびれたOLと公園で弁当を食べたり、若い原理主義者の吸血鬼を助けたり、新聞屋の天使と口論したり、東京で今日も生きています。一話完結。
2020年1月1日最終回の予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-01 00:00:00
169246文字
会話率:69%
文フリのもの、百合系かつ浪花節の短編。
最終更新:2015-10-17 11:34:51
10341文字
会話率:55%
ボロボロの服装。ぼさぼさの頭。女らしくない言葉遣い――。
どう見ても家出少女にしか見えない少女、遍槙小町(べんてんこまち)。とある理由で一人気ままな旅を続ける彼女と、それに関わった人たちの小さな物語。
「今宵その”縁”、切らせてもらい
やす――」
そんな、現代怪奇少女活劇。短編集の一話完結型になっています。
この作品は『Arcadia』様にも掲載しております。
感想、常時承っています。批判・厳しめの意見等もどうぞ。
もう一つの私の作品、『歯車仕掛けの女の子』もよければどうぞ。http://ncode.syosetu.com/n6255n/
ブログはこちらhttp://blogs.yahoo.co.jp/k_kurakari折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-26 18:43:08
82102文字
会話率:32%