そんなある日、母から優斗へ連絡が来た。『赤い海を目撃したから、注意しなさい。島の言い伝えは分かっているわよね?いい?青い海に変わるまで、気を付けなさい』とのことだった。正直、赤い海を見たことがない僕としては、あまり実感の湧かない連絡だと思っ
た。しかし島の云い伝えなので、念のため気を付けて生活することにしたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 17:31:13
1016文字
会話率:0%
「気を付けなさいよ」
祝勝会の片隅で、派閥違いの幼馴染みは、すましていれば気が強そうながらも美しい顔をくしゃりとしかめて、私以外には聞こえないくらいの低い声で囁いた。
私はそれを笑い飛ばす。勝機が訪れているのに、なにを怖じ気づくことがあるの
かと。
戦争を止めろと言う幼馴染みの言葉を無視して突き進んだ私たちは、手遅れになってから気付く。
「責任を、取るときよ」
戦に長けた青年を、英雄と祭り上げた少女と、化け物と恐れた少女、ふたりの少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 12:00:00
3735文字
会話率:43%
その日、職場で開かれた飲み会に出席していた三城俊のテンションは高かった。かねてより狙っていた同じ部署の木葉里美も参加していたからだ。しかし、それを叶瞳という女性に邪魔されてしまって。彼女は言う。
「気を付けなさい。彼女にはストーカーの幽霊が
憑いているから」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 12:02:33
1997文字
会話率:30%
一途な年上男子→リアリスト女子⇄しゅっとしたもふもふわんこ。
何角関係かよく分からない関係から始まる、アンダーワールドストーリー。
さぁ始まるよ!
寄ってらっしゃい、見てらっしゃい!!
***ご注意***
以前に同タイトルで公開
していた作品を全編書き直してお届けです!!(前作は削除済み)
大筋は一緒ですが、テイストがかなり変わっております。
楽しんでいただけますように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-31 08:00:00
136860文字
会話率:57%
物語の主人公、護天三刃は普通の少年である。両親は幼いころに亡くなったため、翡翠という妹と二人暮らしである。彼には普通とは言えない特技がある。それは、自由に風を操る事である。妹にも、そのことは秘密にしてある。
ある日、ヤンキーに絡まれて
いる少女、白雪姫乃を助けた。彼女は、三刃が風を使って助けたことを察知しており、その力を魔法と呼んだ。奇妙な姫乃の言動を見て、三刃は逃げるように帰って行った。
入学式の日、三刃は姫乃と再会する。そして、彼女に屋上に呼び出され、こう言われた。
「モンスターに気を付けなさい」と。
この物語は、大切なものを守るために魔法使いとなった護天三刃が、モンスターと魔法を使う犯罪者たちの戦いの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-01 09:28:33
312918文字
会話率:66%