「廃部……ですか」
あるはずの吹奏楽部がなかった。念願叶ったはずだったのに。赴任したのはど田舎の中学〈全校生徒わずか42名〉。突然湧いた中学合併の話。生徒たちの反応は意外なものだった。
「名前がなくなるなん、悔しいわ……!」
母校の名
前を残すため、僕と生徒たちにできること、それは。
「全校生徒で、全国大会金賞を目指すんだ」
ある秘密を持ったひとりの先生と、ど田舎中学生たちの熱い一年間を描いた青春部活物語。
ⓒkomomomoco 2022折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 10:59:30
107737文字
会話率:49%
美大生の青乃 空(あおの そら)は過去の出来事により絵を描けなくなってしまっていた。大学を休学し、母校である高校の美術部で講師としてアルバイトをしている。
そんな彼に美術部の女子生徒である東雲 玲愛(しののめ れあ)は積極的に絡んでくる
。
好意を隠さない彼女の距離の近さ、振る舞いに戸惑い翻弄されながらも、その絵に対する真摯な態度に好感を持っていた。
そして同じ時間を過ごす内に、彼女の何事も諦めず明るく前向きに生きていく姿に惹かれていく。
互いを認め、心に触れ合い、励まし励まされながら、ぎこちなくも徐々に心が近付いていく二人。そのことに戸惑いつつも、いつしか喜びを感じている自分に気付いていく。
しかし、すべてが良い方向に進んで行くかと思われた矢先、彼女にある悲劇が起きる。
理不尽な現実に直面したとき、二人はどのような決断を下すのか。
高く広く透明な青空の先を夢想し、羽ばたこうと美しく藻掻く少年少女の再生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 17:33:29
129208文字
会話率:37%
教育(?)の力を思い知れ!貴族も王族も関係なしの『異世界教育改革』!
異世界転生した元教師には魔術の才能があり、魔術学園を卒業し、若くして大賢者の称号を得た。
古き友人が母校の魔術学園の学園長として就任し、教師の質の低下により母校がピン
チなことを知る。
昔の借りもあって1年間だけの臨時教師として教鞭をとることなったのだが、そこには無能な教師だけでなく、教師よって増長した生徒、貴族の立場や権力を振りかざす親など問題ばかりだった。
真面目に魔術を学ぼうとする生徒を邪魔するやつらは誰であろうと徹底的に排除する!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 18:10:00
171905文字
会話率:55%
青髪赤目の体育教師、雷夏。
ダンジョンの魔力に取り憑かれた緑蜜高校ダンジョン部OBの女教師はどんな方法を使ってもモンスターの蔓延る刺激的なダンジョンに挑みたい。
母校の入学式で見つけた回復系オーラを持つ男子生徒を熱烈歓迎し自身が顧問をするダ
ンジョン部へと強制入部させようと……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 19:34:11
656251文字
会話率:39%
14年前に消えた義姉を探すため、義姉の母校がある学園都市に訪れる。
そこで、義姉の手がかりを探しつつ都市での問題を解決する。
色々と鈍感で天然な主人公の日常物語
キーワード:
最終更新:2025-05-11 20:58:14
68665文字
会話率:44%
※第1章 鬼ごっこ編 完結
※第2章 学生大戦編 完結
奇怪な能力を持つ同級生たち。
僕はそんな彼らの力を“特質”と呼んでいる。
僕らの母校である吉波高校には何故かそういう生徒が一定数、存在していた。
そんな異質な能力を持つ学生た
ちが送る非日常な物語。
そして………
今、僕らは神の力を手に入れて暴走している友人を止めなければならない羽目に…。
「一体、どうやって止めるのよ…」
神という壮大で漠然とした力を持った敵に焦る彼女。それに対して僕は冷静だ。
『こっちには特質と言う異能力を持った仲間がたくさんいる』
「た、例えば…?」
僕は両手の指を折りながら、仲間の能力を軽く紹介していく。
『オナラで空を飛び、臭いで敵を気絶させる者。よだれを自在に生成し操ることができる者。巨大なブロッコリーを量産し、場を制す者………他にもたくさんいる』
「……………」
強大で奇天烈な能力のオンパレードに彼女は目を細める。
『疑う気持ちはわかるが、どれも本当だ。これから、みんなを集めよう』
僕の言葉を聞いて彼女は大きく首を横に振った。
「いや、疑ってるんじゃなくて…! 無理よ…。ブロッコリーが神に勝てるわけないわ…」
______________________
中学校のとき、友達が身内がそのまま登場する学園物ファンタジーみたいな話を休み時間とかにしていて、身内同士ではかなり面白かったので内容を覚えてるうちにここに書いていこうと思います。
学園物で変な能力バトル系(まともな能力もある)でギャグもありみたいな内容です。
身内が登場すると言いましたが、ここでは本名ではなく、架空の名前を使います。
2020/9/12折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 19:07:45
1205768文字
会話率:22%
知的美人で感性豊かな「瀬尾美奈子」は、高校生の時に同学年の美術部の「漆原隆」の描いた絵が気に入り貰い受ける。後日の感想文には、隆の作品は「梶井基次郎」を絵にしたようだと思いがけない感性の賞賛が書かれていた。
隆は美奈子を意識することにな
り、卒業後三年ぶりに母校の文化祭で再開すると、写真のモデルをお願いし、哲学堂公園でポートレートを撮影する。その最中に美奈子から好きな花を聞かれて、コスモスしか知らないと答える。
大学卒業は渋谷のライブハウスの専属カメラマンの仕事や、デザイン事務所に勤務して、写真やデザイナーとして送っていた隆は、結婚もし、出来上がった美奈子の作品を渡せないまま時が流れる。
親友の建築士の「風間英一」と日本でのビルマ風寺院の建設プロジェクトで度々バガンを訪れていたが、そのために立ち寄っていたタイの寺院で美奈子と14年ぶりに再開した。夫とのこじれた別れ話で憔悴していた美奈子をバガンに誘い、三人でバガンを訪れる。
美奈子はバガンの遺跡群を目にし、様々な寺院をめぐり、仏陀像を拝むことで傷ついた心を癒すことができた。
哲学堂公園で隆が撮影した自身の写真を見て隆の愛情も感じ、夜の川辺で満天の星の下で抱擁し、ホテルの部屋で結ばれる。
しかし、妻子のある隆は美奈子との関係を続けることは出来ず、それを理解する美奈子も隆と別れることを決める。
英一の建築事務所の仕事は設計施工業界の不条理な慣習に苦しめられて厳しい状況だったがバブル景気の到来で、業績が盛り返し、更に設計コンペで入賞する。
隆も、39才にして写真作品が入賞し、ビルマの人々や女性のポートレートの作品を中心としたと写真展を開催した。
会場の片隅ではあったが過去の美奈子の写る作品も展示し、届くかどうか不明だったものの案内状を送ってみたが宛先不明で戻ってきた。
はたして美奈子はやってくるのであろうか。
注)地名表記について
ビルマ(現ミャンマー)関連の地名表記は、本小説の設定時代に合わせて、当時の呼び方で記しています。
ビルマ → 現ミャンマー
ラングーン → 現ヤンゴン
パガン → 現バガン
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 14:00:00
62451文字
会話率:41%
旧校舎の取り壊しが決まり、私は忘れられない「約束」を胸に母校を訪れる。
葉桜のざわめきが聞こえる教室で向き合うことになったのは。。。
春のチャレンジ「学校」をお題として書かれている作品です。
恋愛要素を抜いたら、微妙な出来になった気がす
るのは気のせいと思いたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 23:45:17
2574文字
会話率:18%
34歳になった音楽教師・三ツ石真帆は、かつて青春を捧げた母校の音楽室へと帰ってきた。
埃をかぶった譜面台、止まったメトロノーム、そして床に落ちていた一枚の古びた譜面。
そこに書かれていたのは、あの夏――仲間たちと挑んだ吹奏楽コンクールの記録
だった。
あの頃、自分は誰かの音に支えられていた。
今度は、自分が“誰かの音”になる番。
『匂いの奥に、生きている証があった(通称:痛・セクスアリス)』のスピンオフとして描かれる、
“その後の三ツ石真帆”の物語。
音が消えた教室に、もう一度命の音を。
この一篇が、あなたの心に共鳴しますように。
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※シリーズ未読でも読めます。
懐かしい吹奏楽部の空気を感じたい方へおすすめです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 06:00:00
12325文字
会話率:14%
ーーー世界的指揮者となった石上陽(いしがみ・よう)は、46歳の時に突然の事故で亡くなる。
彼が目を覚ますと、それはかつての小学四年生の自分自身であったーーーー。
彼は中学に入るとすぐに、ドイツに留学。中学三年にして、若手指揮者の登竜
門であるシャルズール国際指揮者コンクールで最年少優勝、さらに聴衆賞を受賞。
中学三年の秋、日本に戻った彼は、各種メディアからその後の去就について注目されていた。
しかし彼が起こした行動は「(かつての母校である)地元の公立高校」の受験。
彼の二つの瞳は、想いとともに静かに燃えていた・・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜
アクセスしてくださりありがとうございます。
週一回更新予定です。
本作を読んで少しでも面白いと思っていただけたなら、
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何卒よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 17:44:14
194421文字
会話率:36%
主人公のチエはずっと後悔があった。
それは高校時代バスケの仲間と疎遠になっていた事。
ある日母校のコーチとして、バスケ部に戻った。その時にあるものを見つける
小説初めて書きます。
noteにも書いてます。
https://note.com
/quick_salvia1628/n/nc80382cc8e76
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-17 13:56:20
1311文字
会話率:0%
街中で遭遇した濃い霧の中に現れたのは、そこにあるはずの無い、十年前に卒業した母校だった。
最終更新:2025-04-13 08:00:00
1027文字
会話率:20%
ぼくが、いまも大切にしている、
母校「栃木県農業大学校」での、すばらしい
思い出の数々を、よかったら聞いてやってくださいまし。
m(_ _)m
最終更新:2025-04-11 07:30:40
33742文字
会話率:5%
私の処女作『たからもの』の舞台であり、私のかけがえのない想い出の聖地・・・『川崎小学校』とのお別れの日が、本日・・・やってまいりました。 m(_ _)m
キーワード:
最終更新:2023-03-24 19:08:45
1532文字
会話率:9%
卒業を控えたある日、私は美術部の友人と過去の思い出を振り返る。無邪気に描いた空想は、青春の象徴だった。それから30年後、久しぶりに訪れた母校で私はあるものを目にする。かつて夢中で語り合ったあの日の記憶が、今ここで鮮やかに蘇る——。
最終更新:2025-03-21 22:47:54
1697文字
会話率:54%
主人公のハルトが異世界へ転生し、神アリスと出会う。アリスより使命を受け、必死で生きぬく姿を描く物語。
ある夏の日、ハルトは廃校になった母校を訪れる。そこから始まるハルトの長い異世界生活。
神アリスに言い渡された使命とは……神の子を作
ること。そしてハルトは国作りをすることを決意する。
無理難題を解決しようと頑張るが、どうしてもちょっぴりエッチなお話になってしまう冒険譚。
果たしてハルトは無事に神の子を作れるのか!
そして、R15設定がR18になってしまうのか!
笑いと感動をお届けする王道ファンタジーです!
改訂版・2024.9〜2024.11.21
アルファポリスにて完結済 32万文字折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 21:49:08
313432文字
会話率:62%
小学五年生の野寺颯太は、夏休みの学校の図書館で「秘密の部屋」の噂を耳にする。それは、図書館の奥に小さな扉があり、開けたら二度と戻れないという怪談だった。偶然その扉を見つけた颯太が中へ入ると、そこには白いワンピースを着た少女みすなが待っていた
。
みすなは、この図書館の奥から異世界へと続く存在で、颯太を「本の中の世界」へと誘う。そこには、颯太が読んだ物語が反映されたかのような美しい夜の町が広がっていた。二人は幻想的な街並みを歩き、湖畔で星空を眺めながら、永遠を誓うように「大人になったら結婚しよう」という約束を交わす。
しかし、翌日からその扉は消え、颯太はみすなに会うことができなくなってしまう。そして時が経ち、みすなのことも次第に記憶から薄れていく。
――十年後。成人式の日、母校を訪れた颯太は、不思議な違和感を覚える。かつての記憶が曖昧ながらも蘇る中、彼の前に突如として白いワンピースの少女が現れる。彼女は成長した颯太に向かって微笑み、「約束通り、迎えに来たよ」と囁く。
恐怖と懐かしさに揺れる颯太。彼は果たして、みすなとの約束を果たすのか、それとも現実へと戻るのか――。
現実と幻想が交錯する、儚くも美しい約束の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 19:27:32
12992文字
会話率:27%
2ちゃんスレにスポーツ万能だったAや自分のことを投稿した。母校で「スポーツの〇〇世代」と呼ばれ続けてるのや、と。
数日後、返信が来た。ねこねこリーダ—さんからで「それってもしかして山杉世代ですか?」
合ってる――。Aは山杉という名前で確か2
年前のオリンピックの代表に選ばれていた。
ねこねこリーダーと出会ったことで山杉は壊れ始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 08:37:09
299文字
会話率:20%
幼馴染の水瀬美波に想いを寄せる僕、雨宮実影は、高校を入学と同時に大手WEBマンガサイト
『チャンププラス』にて『英雄教師』を連載しているWEBマンガ家だ。
モノローグでは詳細は割愛するが、一言でまとめると、異世界帰りの世界を救った英雄が、
現代日本(東京)に帰還して母校で教師となった、夜空夕闇がダンジョンが出現した渋谷を舞台に、
教え子たちにダンジョン攻略をレクチャーしていくローファンタジーだ。
学校とWEBマンガ家との両立をしようとするが、それは簡単なことではなかった。
期末考査が近くなった頃から、ネームのクオリティを欠いて作画してきたことでマンガの人気が落ちてきて、夏休みが終わる頃に打ち切りを宣告されてしまう。
また、美波にはVTuberとしてのもう一つの顔があり、チャンネル登録者数10万人という事務所に所属する大人気ライバーだった。
雨宮は彼女が中学時代にVTuberアプリから始めた頃からの古参のリスナーで彼女の切り抜き動画を
YOOTUBE投稿したりと彼女を陰で支えてきた。そしてその努力が実り、高校生から企業Vとして
デビューを果たした。そんな誰もが羨むライバーが雨宮と幼馴染であることはことは誰も知らない。
成功を納める幼馴染と自分を比較して卑屈になる雨宮だった。
文芸部にも所属することになり、栞織先輩と二人っきりの部活が始まる。そんな状況で意識しないわけがなくドキドキするが、恋愛に発展することは無かった。
事態が急展開を見せたのは、夏休み開けの二学期のこと。栞織先輩が不登校になった!?
彼女の身に何が?!心配した雨宮が彼女の自宅に訪れて、知らされた先輩の不登校の理由とは!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 18:45:10
10535文字
会話率:33%
久しぶりに故郷に戻ってきた光一は、大学進学を機に引っ越すことになった幼馴染である千尋の荷造りを手伝っていると、小学生の頃に埋めたタイムカプセルの存在を思い出す。
「せっかくだし、掘り返してみよう」
千尋の提案で、二人はかつての通学路
を辿りながら小学校へ向かう。しかし、懐かしい筈の町並みは少しずつ変わっており、光一は疎外感に似て非なる感情を抱いてしまう。
「変わってほしくない」
そう願いながらも、時の流れを止めることはできない。成長し、大人びた千尋の姿を見つめるうちに、光一は自分の中にある『変化への戸惑い』と向き合うことになる。
夕暮れに染まる母校の校庭で、二人が見つけるのは、過去の記憶か、それとも――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 20:20:00
6952文字
会話率:38%
「俺達って、そんなに親しくなかったよな」
十年振りに母校を訪れた『俺』は、当時の学級委員長だった「彼女」と教室で再会する。
夕陽が差し込む懐かしい教室で、『俺』は『彼女』と他愛のない会話を繰り広げる。
しかし、『俺』は知っていた。
これが夢である事を。
そして、『彼女』が卒業できなかった事を。
「にしても、本当久しぶりだね。最後に私達が会ったのって、いつだっけ」
「──お前の命日前日だよ。俺達が最期に会ったのは」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-19 20:16:29
9908文字
会話率:39%
美少女の女子高生に「弟子にしてください」と言われ、一緒に住むことになった俺は‥‥
貴弘(たかひろ)は、小説の公募にも挑戦する普通のサラリーマン。ある日、母校の文芸部を訪れるとそこには大人びた美少女の女子高生の菜結(なゆ)がいた。そして彼女
に「弟子にしてください」と言われ、さらに一緒に住むことになって‥‥折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 08:10:45
10893文字
会話率:52%