雪降り積もる、冬の街ーーー
冷たい身体で戦場を駆ける、少年達の物語。
最終更新:2025-07-01 09:03:34
60512文字
会話率:30%
《梗概あらすじ》
鹿児島県の女子高生・山科愛は、曾祖父・重太郎の遺品の中から一枚の風景画を見つけた。
残雪を抱く高嶺を見晴るかす北国らしき山里の風景。その絵に魅かれた愛は、絵が描かれた場所を知りたいと思い、調べはじめる。
そして、かつて曾祖
父が終戦直後に代用教員を務めていた街で、その絵は岩手県出身の特攻隊員・中屋敷哲が、出撃の前に曽祖父に渡したものであることを知った。
翌年、東京の大学に進学した愛は、入会した天文同好会で岩手県出身の男子学生・北条哲と出会い、絵に描かれた山が、遠野市から見上げた早池峰山であるらしいことを知る。
二人は種山ヶ原での夏合宿あと遠野を訪問。しかし、確たる場所は見つけられなかった。
やがて新学期。学園祭後に起きたある事件のあと、北条は同好会を退会。一時疎遠になる二人だったが、愛は、自身の中に北条に対する特別な感情があることに気付く。
また、女性カメラマン・川村小夜が撮った遠野の写真集を書店で偶然手にした愛は、遠野郷に対して「これから出合う過去のような、出合ったことがある未来のような」不思議な感覚を抱きはじめた。
「私は、この絵に、遠野に、どうしてこんなに魅かれるの?」
翌春、遠野へ向かおうとした愛は、東京駅で、岩手に帰省する北条と偶然再会する。
愛の遠野行きに同行を申し出る北条。愛と北条は、遠野駅で待ち合わせた小夜とともに「絵の場所探し」を再開する。
中屋敷哲と重太郎。七十年前に交錯した二人の思い。
そして、たどり着いた〝絵が描かれた場所〟で、愛は、曾祖父らの思いの先に、自分自身が立っていたことを知る――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 16:22:45
138550文字
会話率:35%
90年前の大戦争によって人類が半壊した世界。
一部の大国は復旧し、生産輸出を担う世界の生命線となっている。大国以外に住む人類は“エリア”と呼ばれる生活圏内でしか生活ができないとされる。
そんな中本来なら高校生の2人が世界の謎を解き明かすため
に世界を一周しながらサバイバルをしながらのんびりキャンプをする、そんな物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 00:10:38
1287文字
会話率:85%
東京都立帝都大学でヒトの蘇生の研究をする
凡人「唐木俊」と天才「甘井霜」。
ある日から霜を見かけなくなった俊は霜のことを心配するがある日の起床後を襲われ、大学内がゾンビで溢れかえっていることに驚く。俊は真っ先に霜を怪しむが……………。
人
類の選別が始まる、ゾンビパニック開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 00:47:56
2164文字
会話率:51%
キンモクセイが舞い散る頃に。
主人公「輝紀」の親友「志樹」視点の物語、
基本的な内容は同じです。
別視点をお楽しみください。
最終更新:2025-01-07 20:21:09
1824文字
会話率:33%
それは残雪の季節の物語
最終更新:2025-01-05 22:32:47
7301文字
会話率:37%
戦争から帰ってきた女兵士スヴェトラーナに引き取られた戦災孤児のアーシャ。スヴェトラーナが最後に語る彼女の人生とそれに耳を傾けるアーシャ。彼女は何を語るのか。何を残すのか。(拙作「残雪」と繋がっている部分がありますが、読まなくても大丈夫です
)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 12:00:00
3847文字
会話率:33%
田舎の村で平凡に暮らしていた少女リリャの運命はある日一変する。侵攻してきた敵国の虐殺部隊に村は蹂躙され、リリャは敵国に誘拐されてしまう。味方の青年兵士ミハイルに助けられたリリャは彼を追って戦場へと志願し、敵に復讐を誓うのだった。(全21話
)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 12:00:00
113254文字
会話率:33%
人間、ただ生きているだけでも色々と思うところありますよね。そんな色々を書き記した作品です。ちょっとでもクスっとしていただければ嬉しいです。
最終更新:2024-09-30 12:23:04
5158文字
会話率:15%
雪は降る、春はまだ遠い
最終更新:2024-03-05 00:35:23
1830文字
会話率:0%
雪が降っても、喜べない大人になってしまった。
最終更新:2024-01-26 07:00:00
304文字
会話率:0%
冬、推薦で大学への合格を受け取った少年は、受験勉強が本格化する前の習慣に倣って地元の山へ二輪で漕ぎ出した。以前と同じようにショルダーバッグに荷物を詰め、以前と変わらない人々とすれ違い、以前と変わらない見知った道を抜ける。そしてほんの少しの
将来への不安を胸にまたその畔に辿り着いた。
通ってきた道を対岸に眺めながら古い財布をバッグから取り出すと、少年は進路を決めた悦びと地元を離れる郷愁でないまぜになった心中を吐露し始める。財布を相手にしたさながら自問自答のような対話を経て、想い起こしたのは財布をくれた祖母の言葉だった。
恐れでも悲しみでもないもやもやは晴れた訳ではなかったが、何度も通った山を登りに少年はまた走り出す。
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本作はgithubで管理し、note及びカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 07:59:30
4572文字
会話率:37%
高校の同級生と偶然同じ職場になった話。
最終更新:2023-05-05 13:08:54
4473文字
会話率:43%
繰り返しのような、私の日常はある日突然変化した。
交通事故で、私は死んだのだと思う。
だけど、私には2度目の人生が与えられた。
よく知る自分の世界から切り離された私は、教科書でしか知らない世界で生きていくこととなる。
その世界で出会ったのは
、「織田信長」という男。
私は信長の妻として、世界に翻弄されながらも「帰蝶」としての人生を彼とともに歩んでいく。
他のサイトにて掲載しているものに手を加えています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-03 19:04:35
31808文字
会話率:19%
五月の別れの歌です。
最終更新:2022-05-04 05:43:43
273文字
会話率:100%
ある組織の男と少女のクリスマス
最終更新:2022-04-10 09:15:47
10812文字
会話率:64%
上京して3年。
黄昏にふける僕は、ある日のことを思い出す。
最終更新:2021-05-23 04:06:42
1746文字
会話率:35%
今年で27歳となる二葉花穂の悩みは尽きない。特に彼女の心にのしかかるのは、同居している彼氏のことで…。
最終更新:2021-05-17 21:20:15
15097文字
会話率:50%
長い時間を一緒に過ごしてきた一華と薫。学生の頃に残したしこりを抱えたまま大人になった二人。区切りをつけるために一華は薫のもとへ。大人になっても変わるものと変わらないものとは…
『ごなじみ』より番外編
最終更新:2021-04-02 00:16:26
2182文字
会話率:30%
宿屋の一人息子である柊冬夜は、その肩書きしか見られない日常に嫌気がさして上京したが、現在では上司に怒られる日々を送るうだつの上がらないサラリーマンであった。
半ば現実逃避をする為に行った旅行先の旅館で、冬夜はある人物との再会を果たす。
それは、かつての幼馴染であり、恋人でもあった雪子であった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-18 00:00:02
3584文字
会話率:46%
大阪に降り積もった雪。
(この作品は「カクヨム」にも掲載しています)
最終更新:2020-11-26 13:11:38
1209文字
会話率:0%
名残惜しい。を、溶かしたかった話。
最終更新:2019-04-20 09:45:32
1539文字
会話率:0%
ある日、力に目覚めてしまった少女が異変を解決していく物語
この作品は「上海アリス幻樂団」様の「東方project」の二次創作作品です
最終更新:2019-04-15 02:27:23
6410文字
会話率:63%