人類が自ら壊した青い故郷を追い出され、宇宙に散って数百年。第五人工星で暮らすアクアとユズリハは親友だ。しかし、ユズリハは第八人工星への移住が決まり、幼い二人は再会を誓うことで別離を受け入れる。
十六となった二人は互いに意図せずして再会する
が、アクアは親友が女子だったと今でも気づかない。その鈍感さに彼の信頼を裏切れないと恋心を仕舞いこんだユズリハは、もう一つ、親友には伝えられない秘密を増やしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 22:15:57
121275文字
会話率:47%
人の身では抱えきれない感情を宿した人間は、鬼となる。
街道沿いの町として栄えたものの、新しい街道ができ急速に寂れていく町で生まれ育った、両親を流行病で亡くした少年ヒナトと、町一番の金持ちである町長の次男クリツ。
正反対の性格をした二人の夢
は、一緒に海を見に行くことだ。
十三歳になった少年は、鬼になった友達と一緒に、全てに追われながら約束の海を目指す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-05 15:11:15
120383文字
会話率:41%
イタリア某所にある地、エノク。
古くからこの地はマフィアであるバートンファミリーとそのボス「アベル」が治めていた。敵対しているトラグスファミリーとの些細ないざこざはあれど大きな抗争はなく、平和な日々が続いていた。
・・・あの日までは。
多く
の部下を失ったバートンファミリーはとうとうトラグスファミリーへ戦争を仕掛ける。
幾多の妨害を乗り越え、トラグスの前にたどり着いたアベルはこの世界と自分自身の衝撃の真実を耳にする。
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
生まれた殺意が自分の胸に秘めた思いを増幅させた。
高鳴る鼓動が生と死の境界を曖昧にしていた。
漂う硝煙の香りが思い出す全てに霧をかけていた。
響いたのは一発の銃声。
全てが終わりを迎えた時、笑うは男か七番目の魔女か。
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オリジナルボイスドラマ「ノドの地」をノベル化しようノベル化しようとずっと考えていて忘れていました。
せっかくだから、とこちらで公開させていただきます。
VDの時間の関係で泣く泣くカットした内容などもすべて執筆予定です。
また、ボイスドラマに関しては下記のURLより聞けますのでよろしければご視聴ください。
https://akremov.wixsite.com/akashic-record-tree折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 18:00:00
136785文字
会話率:44%
限界集落一歩手前の山間部に営業しているコンビニ。
22時を過ぎると明かりが点いているのは店舗だけ。
人も車もほとんど途絶えてしまうような環境。
そんな店舗の夜間~早朝シフトで働いたおっさんが遭遇した驚異のお客さん達!
ちょっと盛っています
が、ほぼ実話系のフィクションとしてお読みください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-26 03:00:00
8951文字
会話率:14%
倒産しかけのトラック運送業をやっている多嶋流行 (37)に神のお告げがあった。
『そなたのトラックには人を異世界に送る力があります。ぜひその力で異世界に送って欲しい人がいるのです』
異世界に人を送る方法。それは時速80km出したトラ
ックで対象を轢くこと。
初めは無視していた流行だったが、毎夜毎夜夢枕に立たれお願いされ続ける。
しまいには起こるだろう不幸な未来まで見せられ、しかたなく受諾してしまった。
対象は男子高校生。
時速80km以上の速度で轢ひかれた少年は、無事に異世界へと旅立った。
そして異世界に人を送った報酬に、送り先の異世界の神からその世界のモノが送られてくる。
ときには宝石が。
ときには神の像が。
そして、生け贄の少女が。
その報酬でなんとか会社の経営を立て直した流行の夢枕に、たびたび立つ自称・神。
今日も流行は、しぶしぶトラックで人を異世界に送り続ける。
10万字ちょっとの文字数で完結いたしました!
R15や残虐描写有りは保険としてつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-22 18:00:00
114184文字
会話率:38%
死体が動いている、いわゆるゾンビと言われるものが街中を歩いている。その世の中で彼らは生き残ることができるのか⁈という感じです。良ければ読んでください。
最終更新:2016-01-04 20:18:26
5343文字
会話率:50%
私は、生まれつき体が弱く入退院を繰り返していた。
入院中は、毎日空を見上げて、あの空を自由に飛んでみたいなどと妄想する日々を繰り返していた。
16歳になった時、私の体は限界を迎えた。
そんな時、眩いほどに輝く一人の女性が現れた。
その女性は
神様とだと名乗り、私に新しい体をくれると言った。
私が死んだ時、同じく死んだ者がいたのだ。
その体に転生してその子の代わりにその子の人生を歩むというものだ。
しかし、その体は少し難がある。
普通に生活する分には問題ないが、過度な運動はできない。
それでもいいなら、今すぐに転生をしてあげると言うのだ。
私は、16年間人に尽くされてばかりだった。
今度は、私が尽くす番。
少し運動出来ないからってこのようなチャンスを逃す手はない。
そんな思いで転生したら、その世界は異世界で空飛ぶバイクがレースをしてるのだ。
空飛ぶバイクの名前は、空挺魔航機《バルキリー・ドライブ》。
すべての優越をその競技で決める世界。
学校もあり、ドライバーの育成が義務付けられている。
神様はちょっぴり意地悪でした。
私はこの世界で、エアレースをすることはできません。
でも平気、私は空挺魔航機《バルキリー・ドライブ》のエンジニアになる。
皆の役に立てるように、私は裏方で一生懸命頑張る。
ちょっと書いてみたかったジャンルを書いてみました。
つたない文章ですが、読んで頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-12 07:00:00
10409文字
会話率:25%