「アレクサンダー・ライオネル・ド・マリポルト王太子殿下。あなたとの婚約を破棄させて頂く」
声高らかに宣言したのは、グウェンドリン・ルッツ侯爵令嬢だった。
短編からの連載版です。
新旧対照表
1.落下篇=短編版・新しい婚約破棄
2.覚
醒篇=短編版・新しい婚約破棄2
3.駆落篇(前)からが新展開です。
1と2に毛が生えた程度の加筆あり。全11話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 21:59:20
73705文字
会話率:33%
南西大陸の覇者、聖ミカエル帝国。
東北大陸の覇者、オルタナ帝国。
両帝国は強固な友好条約を結んでいる。
そして管理下に置かれた、サハラ王国。
今宵、両帝国の皇太子と第三皇女、王国の王太子が学術院を卒業した。
しかし。
なにをとち狂っ
たのか突然始まるお粗末な茶番劇。
それは17年前の清算とも知らずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-18 10:59:58
40346文字
会話率:39%
「君にね、世界中でたった一人しか使えない魔法を教えてあげるね。君に教えたらもう僕には使えない。でもね、それでもいいんだ。君が笑ってくれるなら」
あの日少年は、彼女に生れて初めて、たった一つのものを与えてくれた。彼女は初めて幸せを感じた
。そして彼は彼女にとって、たった一人の愛する人になった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-16 13:46:15
8761文字
会話率:26%
「リリアン、僕との婚約を破棄してくれるね?」
「ええ、もちろんですわ」
王太子レヴィンに呼び出された瞬間、リリアンは自分が転生者であること、前世で好きだった乙女ゲームの悪役令嬢に転生してしまったことを思い出してしまう。
だから、彼女はこ
の婚約破棄にも躊躇わない。
「レヴィン様、この婚約破棄は無駄なんです。あなたは何も分かっていない…」
レヴィンはヒロインに夢中で、リリアンがひとりつぶやくこの声さえ、届かない…。
…そんな話です。ぜひ読んでみてください。
更新は不定期ですので、ご迷惑をお掛けしますが、どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m
「コンフリクト」とは「葛藤」という意味で、「コンフリクトコンプレックス」は登場人物がさまざまな葛藤をし、自らの望むエンディングを目指す、という思いを込めてさせて頂いています。
アドバイスや質問などがありましたら、ぜひ作者(そのあり)までご連絡をお願いしますm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-05 00:11:25
32455文字
会話率:36%