帝国の創作物における悪役令嬢と、そのモデルとなった一人の令嬢に関する話。
※悪役令嬢を書いてみたくなって書いた、スナック感覚で読める短い話です。場面の切り替わりで区切りたかったため連載形式となっていますが、文章量は短編小説相当です。
※
前日譚にあたる「花が散った、その後で」を一読されますとより世界観が分かり易くなりますが、別に読まなくても大丈夫です。
ただし、「花が散った、その後で」における極軽いネタバレがありますので、興味のある方は先に一読されますことをお勧めします。「花が散った、その後で」も6万文字弱の短い話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-04 06:14:32
13389文字
会話率:21%
その花畑の中で妖腕の花売りヒナガタが死に、一夜にしてとても多くの花が散った。
王家が丸々、議会の三分の二が、町一つが、無数の兵士が、隣人が、友人が、家族が、人だと信じて疑われなかった花達が、いつの間にか花となっていた花達が、一夜にして散った
。
花弁が散らばる世界の東端から、花畑は破滅を隠しながら果て無く拡がって来る。
妖腕の花売りヒナガタに代わりその花畑を踏みにじる者は現れるのか?
それは奇術師か、王女か、死体屋か、或いは森林か
これは花畑にまつわる短い物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-15 09:00:00
57604文字
会話率:20%
私のお兄ちゃんは死んでも生き返る死体屋さん。
最終更新:2019-12-30 04:04:30
8362文字
会話率:42%