バイトをクビになり奨学金の返済に苦しむ無職の男。
彼は巷で話題の対話AIに助けを求めるがその返答は「それが出来たら苦労はしない」正論ばかり。
気が滅入った男はついには自殺願望を口にするが倫理的な正しいAIは、自殺はせずに命の電話サービスを利
用するように言ってくる。
はたして世界に絶望した男に命の電話は救いをもたらすのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 15:02:56
3177文字
会話率:16%
基本的に議論好き。
人生に置いてさして重要でもないことを常に考えている。
そんな彼女はSNSを彷徨いながら、ある一つの意見を述べる。
『論点のズレは戦争に繋がる』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません
。
注意事項2
SNSに限らず、動画のコメントでも思った事。
会話にそんな暇あるかいな!!
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 18:33:29
1153文字
会話率:48%
俺の名前は城田健司。今年の春から高校生になる十五歳。高校入学の直前、両親が海外転勤することになった俺は、煩わしい両親がいなくなる今後の生活への期待に胸を膨らませていた。そんな俺の内心を察していたかの如く、母は一人の少女を住み込みでお世話係と
して我が家に住まわせる。
少女の名前は、高城栞子。お淑やかで才色兼備らしいその少女は、何故か俺と同じ学校に入学し今後男女ともに人気を博す存在になっていくわけだが、我が家では何故か塩対応。宿題を教えてくれと言えば、どうして直前までほったらかすのかと叱責し、掃除を手伝ってと言えば、日頃から整理をすれば他人の世話になる必要もないはずと正論ばかりを俺に突き付ける。
でも、なんだかんだ少女は俺のお願いを手伝ってくれる。そんな少女が優しいのか厳しいのか。
答えはわからない。初日の晩、寝たふりをしている俺にした彼女の行動が、俺の思考を惑わせるのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-09 00:16:42
6679文字
会話率:47%
無いものねだりはよくないという。
「隣の芝ばかり見てないで、自分の色に気付いたらどうだ」 「ない幸せよりも、今ある幸せに気付くことが大事だ」
そんなことはわかっている。そんなことは当たり前だ。
普段のどうでもいいことなら、言われずともとっく
にそうしている。
できないから、もがくのだ。いつまで経ってもたどり着けないから、苦しいんだ。
正論ばかりが正義だとは、限らないんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-14 02:14:59
529文字
会話率:7%