ルフト王国に古くから伝わる、涙を探して盗む魔物、ルゥフェイ。ルゥフェイにとりつかれた人は、他の人にも涙を流させようと、悲しみをまき散らす存在になってしまうのです。そのためルフト王国では、ルゥフェイの存在は忌み嫌われ、涙を誘うような悲しい歌も
嫌われていたのでした。
歌姫であるティアは、建国記念日の舞台で歌うという、大変名誉ある役を与えられましたが、悲しい歌しか歌いません。その様子を見たおつきの者たちは、ティアがルゥフェイにとりつかれていると思い、退魔師を呼ぶことにしました。退魔師はルゥフェイを退治するとティアに告げますが、ティアはそれをかたくなに拒否します。ルゥフェイに心を奪われていることを退魔師に見抜かれ、ティアは思わずなぜそれを知っているのか問い返します。退魔師は、過去に自分もルゥフェイにとりつかれたことがあると語り……。
温かな涙をめぐる、人とルゥフェイの物語の始まりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-10 20:15:35
9729文字
会話率:64%
夢のない高校生がバンドを始めるお話です。
今回はプロローグなのであらすじはありません。
最終更新:2020-05-01 15:40:34
535文字
会話率:54%
エルフと元傭兵の物語。流血残酷表現あり。
森の奥深くに一人でひっそりと暮らす大男とエルフが出会う。
「熊?」「人間だ」
髪もじゃ髭もじゃで熊に間違われる大男と、「毛づくろいしようか?」男をどうしても熊にしたいエルフの物語。ラララ ララララ
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-24 05:28:05
7664文字
会話率:32%