コロナウイルスが支配する現代。パンクロッカーのアイヴィーとシンも、例外なく厳しい風にさらされていた。
ライヴなし、仕事なし、金なし。そんな苦境で彼らがとった行動とは?そして彼らが目指した未来とは?
長編小説「おばちゃんのフラッシュが瞬いた
らパンク・ロッカーたちはより煌めいた。」の前日譚となるスピンオフ作品です。
「おばちゃんのフラッシュが瞬いたらパンク・ロッカーたちはより煌めいた。」→ https://ncode.syosetu.com/n8180ef/
(「おばちゃんのフラッシュが瞬いたらパンク・ロッカーたちはより煌めいた。」をお読み頂いてからの方がより興味深いと思いますが、本作単独でも分かる内容になっております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-11 09:53:45
16625文字
会話率:38%
60歳からライヴハウスでパンク・ロッカーたちを撮影し続ける女性カメラマン・「松下のおばちゃん」。仲良しのギタリスト、ゴンちゃんから相談を受け呼び出された。一緒に暮らしている女性との間に子供ができた、まだ両親に話していない、相手の家庭はバンド
マンを認めていない-。数々の困難に立ち向かうゴンちゃんと、それを陰から支え優しく見守る松下のおばちゃん。果たして、ゴンちゃんは無事に幸せな家庭を築くことができるのか?
長編小説「おばちゃんのフラッシュが瞬いたらパンク・ロッカーたちはより煌めいた。」のスピンオフ作品。「おばちゃんのフラッシュが瞬いたらパンク・ロッカーたちはより煌めいた。」から数年後の出来事を描いた後日談。
「おばちゃんのフラッシュが瞬いたらパンク・ロッカーたちはより煌めいた。」
→ https://ncode.syosetu.com/n8180ef/
(「おばちゃんのフラッシュが瞬いたらパンク・ロッカーたちはより煌めいた。」をお読み頂いてからの方がより興味深いと思いますが、本作単独でも分かる内容になっております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-01 13:02:01
17329文字
会話率:83%
東京で暮らす60歳の松下侑子は、カメラが趣味のごく普通の主婦。良い被写体を探していた成人の日、高円寺の駅前で出会ったのは赤い髪を半分スパイクのように立たせ、振袖を着た女性パンク・ロッカー、アイヴィーだった。
興味津々で写真を撮らせてほしいと
頼む侑子にアイヴィーは自身のバンド「ズギューン!」のライヴのチケットを買ってくれたら、と答える。それをきっかけに侑子は高円寺のアンダーグラウンドなパンク・シーンへ足を踏み込む。初めて体験する爆音、革ジャンにモヒカンのパンクスたち、ダイブにモッシュ・ダンス。圧倒されながら撮影した写真は躍動と衝動に溢れていた。高円寺パンク界隈の名物カメラマン「松下のおばちゃん」の誕生だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-20 12:15:53
115031文字
会話率:44%