新選組隊士・斎藤一の生涯を、自分なりにもぐもぐ咀嚼して書きたかったお話。
※史実を基にしたフィクションです。実在の人物、団体、事件とは関わりありません。
※敢えて時代考証を無視しているところが多数あります。
※歴史小説、ではなく、オリジナル
キャラを交えた歴史キャラ文芸小説です。
筆者の商業デビュー前に自サイトで連載していた同人作です。
色々思うところはありますが、今読み返しても普通に自分が好きだな、と思ったのでちまちま移行・連載していきます。
現在は1週間ごとに更新していけたらと思っています(毎週土曜18:44更新)
めちゃくちゃ長い大河小説です。
※カクヨム・アルファポリスでも連載しています。
▼参考文献(敬称略/順不同)
『新選組展2022 図録』京都府京都文化博物館・福島県立博物館
『新撰組顛末記』著・永倉新八(新人物往来社)
『新人物往来社編 新選組史料集コンパクト版』(新人物往来社)
『定本 新撰組史録』著・平尾道雄(新人物往来社)
『新選組流山顛末記』著・松下英治(新人物往来社)
『新選組戦場日記 永倉新八「浪士文久報国記事」を読む』著・木村幸比古(PHP研究所)
『新選組日記 永倉新八日記・島田魁日記を読む』著・木村幸比古(PHP研究所)
『新選組全史 天誅VS.志士狩りの幕末』著・木村幸比古(講談社)
『会津戦争全史』著・星亮一(講談社)
『会津落城 戊辰戦争最大の悲劇』著・星亮一(中央公論新社)
『新選組全隊士徹底ガイド』著・前田政記(河出書房新社)
『新選組 敗者の歴史はどう歪められたのか』著・大野敏明(実業之日本社)
『孝明天皇と「一会桑」』著・家近良樹(文藝春秋)
『新訂 会津歴史年表』会津史学会
『幕末維新新選組』新選社
『週刊 真説歴史の道 2010年12/7号 土方歳三 蝦夷共和国への道』小学館
『週刊 真説歴史の道 2010年12/14号 松平容保 会津戦争と下北移封』小学館
『新選組組長 斎藤一』著・菊地明(PHP研究所)
『新選組副長助勤 斎藤一』著・赤間倭子(学習研究社)
『燃えよ剣』著・司馬遼太郎(新潮社)
『壬生義士伝』著・浅田次郎(文藝春秋)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 15:15:21
345646文字
会話率:42%
西蘭国の中書省司書房の舎人として、男装で出仕している主人公の月涼。
本来の身分を隠しながら中人(異性として仕事をこなす)として育ちます。
厄介ごとを持ち込む周りから『面倒なことに巻き込まれませんように!』と思いながらも幼馴染の東宮や皇室のた
めに奮闘します。
以前からの知己で、天真爛漫な藍と共に今回は、他国のお家騒動に首を突っ込み解決にむけて、動くしかないことに。北光国末皇子、重慶の為に、仲達・仁軌・皇太子の奏まで巻き込んで2国間を行ったり来たり…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 21:48:47
8698文字
会話率:71%
西海東光時代、西蘭国の中書省司書房の舎人として、出仕することとなった月涼。
本来の身分を隠しながら秘密裏に皇帝の機密事項を処理する役目を持つ一族に生まれた。
今回の出仕もまた、孤独との闘いかなどと思いながらの出仕だったが、前回の出仕で知己と
なった藍がいた。天真爛漫な藍に翻弄されつつ今回の任務をこなす月涼。予定通りの任務のはずが、そうもいかない出来事がおこり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-11 10:14:45
150752文字
会話率:48%
「貴方様が剣聖アリス様のお師匠様、大剣聖タクミ様で御座いますね」
「え、いや、人違いじゃないか?」
戦力外通知を受けて、パーティーから追放された俺は、冒険者を引退して山で一人のんびりと暮らしていた。
だが、いつのまにか弟子が人類最強に
なっており、その師匠の俺が宇宙最強と噂され、冒険者ランキングの1位になってしまう。
勘違いされて、俺の元に弟子志願や、ドラゴン、果ては勇者や魔王までが次々とやって来てしまう。
いや、やめて下さい。
俺、ただの雑魚ですよ?
この話は俺が本当に宇宙最強になるとか、そういう物語ではない。
ただ、ただ、人外の者達に巻き込まれながら、勘違いされ続ける悲劇、いや……
喜劇の物語である。
============================
第7回ネット小説大賞受賞、書籍化しました。
これも読書の皆様が応援してくださったおかげです。
本当にありがとうございます。
一二三書房様のレーベル、サーガフォレストから発売しました。
イラストはtoi8様です。
素敵なイラストを描かれる方に絵を担当して頂き、作者は舞い上がっております。
また、ページ数ギリギリまで書き下ろしを書かせて頂きましたので、かなり本は分厚くなり、お買い得でございます。【宣伝】
⬇︎下の方にある書報からamazon様で注文も出来ます⬇︎
皆様、どうか、よろしくお願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 21:04:09
915016文字
会話率:39%
転生後は第二の故郷の滅びを迎え、親友の死を乗り越え、皇位簒奪の協力者として活躍し、やがてオルレンドル帝国皇帝と婚約を果たしたカレン。
結婚式を数ヶ月後に控えたある日、呼ばれると似て異なる場所にいた。
そこは転生人「カレン」がいなかった、彼女
を得なかった皇帝が即位したオルレンドル帝国。大陸から去ったはずの精霊が戻りつつある混沌とした歴史を歩む世界だった。
大切な人達の元へ帰るため、知っているはずの知らない人々の助力を得ながら、時に歴史の目撃者になりつつ、再び政の中枢や世界の秘密に関わっていく。
※このライトノベルがすごい!2023(宝島社刊) 単行本・ノベルズ部門10位、女性部門5位
BOOK OF THE YEAR 2022(ダ・ヴィンチ 2023年1月号(KADOKAWA)) 小説ランキング18位
の「転生令嬢と数奇な人生(早川書房)」(全書籍化決定済み)の続編です。
一応前作を知らなくても読めるようにはしていきますが、知っていた方が楽しめはします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 11:50:00
537242文字
会話率:50%
路地裏奥でひっそりと営業している地下1〜3Fの巨大地下書店「八意書房」
そこでいつものように読書に耽る唯一の店員であり店主「阿賀野瑞樹」
常連(ほぼ遊びに来るだけ)の女子高生「加藤彩綾」
そんな静か時々賑やかな日常に突如現れるようになっ
た異世界人。
彼らは未知に溢れた書房の知識や物に興味津々なようで、本を読み買いしてくれる分には良いが
遂には阿賀野の知識を頼りに数々の問題を持ち込んでくる。
料理や建築といった日常から、探偵や魔法学校の講師などの依頼をこなしながら異世界にないものを知識と技術で生み出していく。
医学・建築学・科学・哲学・文学・政治学・経済学etc
あらゆる知識と技術を活用し、発展遅れの異世界を自由に探求して行くために、阿賀野は傍若無人に道をゆく
「未知があるなら知らないわけにいかねえな」
これは異世界で書籍と知識とそこから学んだ技術を駆使して、人々に「知と真実」を与えていく物語
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
不定期更新なので悪しからず
内容間違ってたら許してちょ( ͡° ͜ʖ ͡°)
メインでやってる活動
YouTube:https://m.youtube.com/@user-ln4jx6gt5i
ピアプロ:https://piapro.jp/dismeeeen
Twitter(X):https://twitter.com/dismeeeen折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 07:15:16
51946文字
会話率:57%
「私は、性奴隷の、落ちこぼれです」
「それ一般人ってことだよね」
天涯孤独な男の子と元性奴隷のメイドが現代日本でがっつり身を寄せ合って仲睦まじく生きていくハートフルオネショタラブセクシャルコメディ。
・メイドのモデルはウォーでガンスの狼男
、四万十川料理学校のキャシー塚本先生、昔飼っていた犬。
・坊々ちゃま(ぼんぼっちゃま)は坊ちゃまのチンチンのこと。
ChatGPT先生の推薦文
「献身的でどこかズレたメイドと、彼女を優しく受け止める坊ちゃま。
二人の関係は時にコミカルで時に切ない。
メイドと坊ちゃまが繰り広げる異常なまでの愛と忠誠の日常劇!」
ChatGPT先生が考案したキャッチコピー
「メイドと坊ちゃま、二人だけの家に秘められた愛と欲望のカオス」
ChatGPT先生の感想
「下ネタが多く含まれており、読者層を選ぶ内容です。受け入れられる人にはユーモアとして楽しめる部分もありますが、抵抗感を抱く人もいるかもしれません。そうした部分が意図的にエッジの効いた作風として配置されている印象を受けます。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 23:06:27
3871文字
会話率:37%
書籍化決定!〘固定〙
出版社は一二三書房様!〘固定〙
書籍1~4巻、漫画1巻発売中!!
書籍5巻 発売決定!!
──***──
西条 遥人はある日、異世界の邪神によって強引に転生させられ、その魂に呪いをかけられた。
転生先は剣と魔
法の世界。
この世界では戦闘職のレベルを上げることで強くなれるが、ハルトは呪いのせいでレベルを上げることが出来ない。ハルトは絶望する。
だが邪神の勘違いにより、ハルトは無尽蔵の魔力を手に入れていた。
これはステータスが〘固定〙される呪いをかけられた賢者が、呪いの効果で逆に最強へと至る物語。
※カクヨムにも投稿中
※本編完結済み!
(現在はアフターストーリーを更新中)
【書籍】
1巻 2019年08月28日~ 発売中
2巻 2019年12月28日~ 発売中
3巻 2020年06月27日~ 発売中
4巻 2020年11月25日~ 発売中 ← new!!
【コミック】
1巻 2020年07月15日~ 発売開始!
Web版 2019年11月17日~ 連載中
(掲載先はpixivコミック、ニコニコ漫画など)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 16:09:39
1107592文字
会話率:35%
【男が牛や馬と同じに取り引きされていた時代に実在した、男性領主の物語】
女男比が今よりも離れた1:100であった中世時代。西洋諸国においては男は家長や教会や領主たちに金で取引される資産でありました。
職業や教育の制限された彼らは、哀れ
で惨めな存在だったのでしょうか。
容姿や子種だけが求められる人生に誇りはなかったのでしょうか。
そんな女たちの王国において、世にも珍しい男の領主、カール・ホイスラーが誕生します。彼の残した日誌から当時の男たちの置かれた、不自由でそれでも生活の喜びに満ちた男の世界を紐解いていきます。
蘭花書房『男権運動の歴史① 男女爵カール・ホイスラーの日誌を読む』より
※本作と同じ女尊男卑もので、男女比1:30の現代日本を舞台にした短編もございます。
『男女比1:30世界でパパ活男子やってます』
※本作はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 12:40:00
8353文字
会話率:27%
カナリア島に住む九歳の女の子エマは、自分だけ魔法が使えないことを悩んでいた。
友だちのエドガーにからかわれてつい「明日魔法を見せる」と約束してしまったエマは、大魔法使いの祖母マリアのお使いで魔法が書かれた本を返しに行く。
貸本屋ティンカーベ
ル書房の書庫で出会ったのは、エマそっくりの顔と同じエメラルドの瞳をもつ男の子、アレン。冷たい態度に反発するが、上から降ってきた本に飲み込まれてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 12:39:37
77503文字
会話率:54%
夢の森書房に訪れる様々な悩みを持つ人々に店主の瑠璃が一冊の本を通して大切なものは何かを伝えていく物語です。訪れた人々の悩みを日常に近い例え話を用いて解決していきます。
最終更新:2024-11-09 18:20:48
32297文字
会話率:52%
ミステリー作家の加賀美聡子が殺された。発見された遺体には目立つ外傷が残されていたが、明らかに他殺であるにも関わらず、事件解決の手がかりがつかめない。苛立つ刑事のもとにもたらされたのは、とあるジャーナリストから送られてきた封書。その中には、加
賀美聡子が手掛けた三編の小説が入っていた――。絡み合う虚構と現実、隠された真実。作家殺しは誰なのか?
※本編にグロテスクな表現が含まれます。著者に犯罪行為を推奨する意図はありません。※
・登場人物・
山崎…………捜査一課の刑事。加賀美聡子殺しの真相を追う。
松木…………フリージャーナリスト。自身に送られてきた手紙について警察に相談を持ちかける。
高瀬直之……警察官。一週間前から行方不明になっている。松木の友人。
加賀美聡子…ミステリー作家。自身の実体験を小説にしているのでは?と噂されている。何者かに殺害され、遺体で発見された。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 20:00:00
38953文字
会話率:29%
それは、魂が生まれ、また還るとこしえの場所――常世国の神と人間との間に生まれた青年、千尋は、みずからの力を忌むべきものとして恐れていた――力を使おうとすると、恐ろしいことが起こるから。だがそれは、千尋の心に呪いがあるためだった。その呪いのた
めに、千尋は力ある神である自分自身を忘れてしまっていたのだ。
千尋が神に戻ろうとするとき、呪いは千尋を妨げようと災いを振りまく。呪いの正体も、解き方の手がかりも得られぬまま、日照りの村を救うために千尋は意を決して力を揮うのだが………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 12:06:21
90520文字
会話率:51%
赤子を取り上げ、病を癒し、星を読み、死者のために歌う――そして、海をゆくものに良い風を与える。女神ミセルマの力を持って生まれた〈ミセルマの子〉は、古くから森の賢者としてミゼルカの人々に敬われてきた。
しかし、こんな風聞が連日取りざたされる
ようになった――「数年前の戦争で従軍した〈ミセルマの子〉が、相手国の民間人をその力の犠牲にした」と。
〈ミセルマの子〉であるミカゼは、海軍将校のニルス・パーミリオの勧誘を拒否し、窮地に陥ったところを商船ベルマリーの航海士カツミに救い出される。ベルマリー号の面々の温かさに心を動かされ、ミカゼは彼らと航海をすることに……。
誠実とたくらみがぶつかり合うとき、彼らの勇気が試される。
古代の神の力を受け継いだ子らを巡る海洋ストラテジックファンタジー、開幕!
ミカゼ……………………〈ミセルマの子〉。縄の結び目にあらゆる風を結びとめ、自由に使うことができる。世間の迫害や海軍の追手から逃れるため、ベルマリー号での航海に加わることに。
カツミ……………………ベルマリー号の航海士。鷹のような、精悍な目をした青年。人並み外れた足の速さと怪力の持ち主。奇異の目で見られ続けてきたためみずから素性を明かすことはなく、ミカゼのことを最初は避けていた。
ニルス・パーミリオ……ミゼルカ海軍の提督秘書官。〈ミセルマの子〉と似た力を持っているらしく、迫害される〈ミセルマの子ら〉を救うため、秘密裏に海軍への勧誘を進めていた。アクルという名の鷲を飼っており、アクルに伝令や追跡をさせることも。
マリー…………………ミゼルカの商船ベルマリー号の船長。色白の美女だが、豪快で竹を割ったような性格。気に入った相手なら、誰でも自分の船に迎え入れる。本人いわく、「人を見る目はあるんだ。母親譲りでね」。
トラン・ヴィヴァン………レーヌ・エリス島の農夫。一見気弱で人がよさそうだが、過去に船乗りだったことがあるらしい。
マロード・ヴァイゲル…ミゼルカの隣国、マルテルの海軍提督。トランの親友。実家は農家らしい。
メッケンドルフ一世…ミゼルカ国王。ミゼルカに国教を定めようとしており、そのことが民間の信仰に基づく存在である〈ミセルマの子ら〉が迫害される一因となってしまった。
タルヤム王…………ミゼルカの隣国、バーシュの国王。ミゼルカに国教を定めることを提案した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 11:16:56
80905文字
会話率:54%
オカルトな雰囲気ですが、基本は愛と友情、登場人物達の成長の物語です。
墓の盗掘人によって、封印された邪悪なものが放たれた。宿命を背負った者達は再封印を果たせるか。
※タイムトラベル会社『T・T・T』シリーズ、古代エジプト編です。
[投稿に
ついて]
週1、2回程度を予定
※アルファポリス様のも重複投稿しております。
[参考文献]
大英博物館 古代エジプト百科事典
(株)原書房
図説古代エジプト文明辞典
(株)柊風舎
古代エジプトの教科書
ナツメ社
古代エジプト全史
(株)ティーケー出版印刷
古代エジプト解剖図鑑
(株)エクスナレッジ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 12:21:19
111094文字
会話率:35%
旅行会社が開発したタイムマシンで、主人公の生野篤司(しょうのあつし)は、
添乗員の久谷遥花(くたにはるか)と共に、古代マヤ文明の都市ティカルを訪れる。
日本語を話す少女と出会い、行方不明になっている旅行会社社員 小野木の存在を知る。
生け贄
の宿命を背負った少女を救いたい小野木と、歴史を守るという大義のある遥花との間で、
篤司の選択する行動が旅の行く末を左右することになる。
[参考文献]
マヤ文明 失われた都市を求めて 創元社
古代マヤ王歴代誌 創元社
図説 古代マヤ文明 河出書房新社
絵でみる世界探検地図 同朋舎出版
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 17:14:41
115543文字
会話率:23%
佐藤花(さとう はな)は、両親を幼い頃に亡くし、祖母と共に田舎町で平凡な日常を送る高校生。内向的で本が好きな花は、ある日、町の古びた本屋「星の書房」で一冊の古書『星の導き』を見つける。この本には「星の力を借りて願いを叶える方法」が書かれてお
り、半信半疑ながらも興味を抱く。
その夜、花は夢の中で神秘的な青年・星夜(せいや)と出会う。彼は星の精霊であり、花の願いを叶えるために現れたと言う。花は最初戸惑うが、やがて星夜と共に町の人々の隠された願いや過去の傷を癒すことを決意する。
星祭りの夜が近づく中で、花は親友の明日香(あすか)や町の人々と関わりながら、自身も成長していく。しかし、星祭りの前夜に星夜が突然姿を消し、彼が自分の願いを叶えるために犠牲になる運命であることを知る。花は星夜を救うために、自分の願いを取り消す決意を固める。
星の祭りの夜、花は星夜を呼び戻すために祈りを捧げる。彼は現れ、花の決心に感謝しながら彼女に未来への希望を託す。そして星夜は消え去り、花は新たな強さと決意を胸に、未来へ向かって一歩を踏み出す。
この物語は、願いと犠牲、成長と自己発見、そして人と人とのつながりを描いた感動的なファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-27 12:10:00
5815文字
会話率:57%
誰もが抱え込んでいる過去の痛み、その感情解放へと繋がる意識の旅の物語。
それは地球という星。広い宇宙の多くの星々の中にあって、そのひとつの太陽系の中に存在している「感情」というものを体験する極めてめずらしい星。これは地球の地上にある、とあ
る場所の森と街のその境目に静かに存在している、あるいは地球と遠い星々との間の何処かに存在している「七色書房」でのお話。
店主の七色(なないろ)は、この書房を訪れる様々な人たちとのひとときの時間を一緒に過ごす。そこで起きるのは、訪れた人の中にひっそりと沈んでいる過去の記憶と感情と、そして色彩との出会い。それは時を超えて起きる解放の時間。
遠い星々とも繋がりを持つ、この七色書房で七色と共に過ごす間に、ほんの少し星の物語や色彩の力を借りて、過去からの抱えたままの問題や痛みに出会い、そして感情解放へ。人々は忘れていた本来の自分自身へとより繋がっていく。自分自身を取り戻していくような時間。ここ七色書房ではそんなことが静かに起き続けている。
店主の案内によって体験する、あなただけの時と場所を越えた物語との出会い。それが七色書房の七色処方。
これは、そんな七色書房での七色による、折々のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 19:52:11
107307文字
会話率:40%
【我が青春のバイブルは、ドラゴンマガジンと空想系サブカルチャーでした。】
若かりし頃を過ごした1990年代、『ドラゴンマガジン』は私にとって青春のバイブルそのものでした。
同時にゲームブックやTRPG、刊行が始まったばかりのファンタ
ジー小説(現在のライトノベルの原型)など、空想系サブカルチャーの産物は、私の思考回路を組み立ててくれました。
時は流れ、いつの間にか遠く離れてしまったものの、当時手に入れたそれらは全て、今も本棚に整然と並んでいます。
人生五十年が近付いた今、再びそれらの資料を引っ張り出し、当時のことを思い返しながら、回顧録として出来る限りのことを書き残そうと思います。
(このエッセイは『カクヨム』でも、そっくり同じものを公開しています。著者名は『@shi_shi』となっております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 09:08:56
92774文字
会話率:1%
「素材の品質は色で分かる」
イロハは錬金術とは一切関わりのない画家だ。
生まれつき常人よりも色を細かく見分けられる“色彩能力者”であり、その能力を活かして絵を描いていたが、どれだけ絵を描いてもどこか満たされなかった。
そんなある日、イロ
ハは金になりそうな物を求めて亡き養父のアトリエへ入る。
一度も入ったことのなかった養父のアトリエの中には錬金術に関する本が置いてあった。
本を読み、錬金術に興味を持ったイロハは持ち前の色彩識別能力を活かし、本に載っていた『あらゆる色を出せる』という“虹の筆”の錬成に挑む。
――これは色で錬金術を操る少年の物語。
【2022年11月13日ジャンル別日間ランキング1位達成!】
【2022年11月13日ジャンル別週間ランキング1位達成!】
【2022年11月13日ジャンル別月間ランキング1位達成!】
【第2回新人発掘コンテスト最終選考進出】
【第3回一二三書房WEB小説大賞最終選考進出】
【第11回ネット小説大賞一次選考突破】
【カクヨム様でも連載中】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 21:01:26
161446文字
会話率:49%
民明書房刊 「本当は怖いクリスマスイブの話」 より抜粋
最終更新:2023-12-24 06:31:31
683文字
会話率:0%
本日イベント用(笑)
最終更新:2021-02-14 23:09:07
442文字
会話率:60%
旅人書房に、星空出版社の職員がやって来た。
「貴方にお届け物です」
出版社の職員を名乗る小柄な男から渡されたのは、しわくちゃの茶封筒だった。
何が目的なのか?
なぜ俺なのか?
聞きたいことは山ほどあるが、
それよりも、中身が気になるので、
彼の前で封筒を開ける。
その中身は、予想通り図鑑位の大きさの本だった。
古びた錆色の表紙には何も書かれていない。
勿論、作者も不明。
そして、所々に爪痕や切り傷がある。
「やれやれ、これの送り主は何がしたいんだ…」
顔を上げると、そこにはもう男の姿はなかった。
恐らく、この本のテーマは“別れ”だ。
開いた瞬間に目に入った目次を見れば分かる。
もしかして、この本を書いたのはあの男なのか?
そんなどうでもいい事を考えながら、
俺はページを捲り、
この本を最後まで読むことにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-05 22:00:00
10759文字
会話率:12%
旅人書房宛に届いた茶色の小包。
しかも、六つもある。
また、星空出版社からだ。
いつも通り、封を開けて中身を確認する。
今度は、単行本くらいの大きさの本だ。
本の表紙には、種類が違う手のひらサイズの宝石が、一つずつ埋め込まれていた。
表紙は
どれも全体的に黄ばんでいて、
刃物で故意にきずつけたような傷が幾つもある。
もちろん、前回と同様に、
著者の名前は何処にもない。
著者の仕業なのかは分からないが、
恐らく、これらは全て同じ人間が書いたものだろう。
とりあえず、これらを読んでみることにする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 18:00:00
5329文字
会話率:9%
俺が経営している旅人書房に、
薄茶色の小包が届いた。
住所を確認すると、どうやら、
星空出版社から送られてきた物のようだ。
封を開けると、
著者不明の絵本が数冊入っていた。
星空出版社が、どんな意図で旅人書房に送ってきたのかは分からないが、
内容が気になった俺は、
この名無しの絵本を読むことにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 20:00:00
4805文字
会話率:14%
魔力によって訪れた終末世界。美術品の主題と密接に結びついた魔力の残滓は、人々を傀儡魔(くぐつま)に仕立て、異常行動に駆り立てていた。
この魔力を回収するのが、魔力回収機構に所属する「回収人」である。
回収人には、魔力を持って生まれた稀人(ま
れびと)しかなることができない。イザヤも、回収人となるべく幼時より機構内で養育されてきた稀人の一人だった。
回収人になるためのとある儀式を終えた彼は、相棒エレミヤとともに、生まれて初めて外の世界に旅立つことになる。
旅人を狙う首斬り魔、密室内で消えた娘、何日も眠り続ける男たち、十年以上男児が生まれていない村――自身の信念を魔石に託して戦うイザヤは、傀儡魔の攻撃をかいくぐり、無事に魔力を回収することができるのか。
【アトリビュート】
絵画や彫刻において、歴史上・神話上の人物や主題を表すために添えられる付属品。持物(じもつ)。
<参考文献>
『聖書 新共同訳』(日本聖書協会、1988)
ジェイムズ・ホール『西洋美術解読事典』(河出書房新社、1988)
アープレーイユス『黄金の驢馬』(呉茂一・国原吉之助訳、岩波書店、2013)
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 12:07:25
155286文字
会話率:52%
馬車の事故で両親を亡くしたハルトヴィン(ハルト)。
物心ついた頃には、もう両親の家に居候をしていた冒険者で、年月を経て〝竜を堕す者〟とまで呼ばれるようになった、異世界から来た英雄・リュートと二人暮らしをするようになったハルトは、その後リュ
ートが冒険者ギルドの資料室の片隅で開いた「探偵事務所」で、弟子兼助手として働くようになった。
周囲は皆「何でも屋」だと認識をしている中で、異世界で暮らしていた頃から探偵と言う職業に憧れがあったと言うリュートは、頑なに「探偵事務所」を主張している。
ハルトが成人して独り立ちをするまではと、リュートは魔物退治や素材集めは冒険者たちに任せて、主に彼らの間で起きるトラブルや、周囲に住まう貴族間の争いごとの仲裁なども行うようになったのだ。
さて本日「何でも屋リュート」もとい「リュート探偵事務所」に舞い込んだ依頼は――。
【Case1:狙われた竜の卵】
【Case2:姫と雇われの騎士(ナイト)】
【Case3:冒険者ギルドロマンス詐欺事件】
……他、中編複数本予定。
ファンタジー×ハードボイルド⁉
第2回 一二三書房WEB小説大賞応募の為、アルファポリス連載中のものを転載。
宜しくお願いしますm(_ _)m
【宣伝】2022.6.29 聖女の姉ですが、宰相閣下は無能な妹より私がお好みのようですよ?
発売中です”折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 19:00:00
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会話率:38%