一つの『未来』と二つの『21世紀』が交錯する、SFミステリーです。
※2020年公開した同作の改訂版となります。
満たされた人生とは何か……
物語を読み終えたとき、その答えはあなたの心のどこかに、ぼんやりと宿ることでしょう。
【21世紀
の君たちへ】
人生は一度きりだ。
それは僕が生きる未来の世界においても、君たちの21世紀と同じだ。
しかし未来にはVRL(ヴァーチャル・リアリティ・ライフ)がある。
それはたった2時間で人生を経験できるという凄いシステムなんだ。
僕が敬愛して止まない天才科学者、木佐貫一博士は2101年に『シンギュラリティ宣言』を発し、その後科学は飛躍的に進化し、VRL誕生に至った。
ところが、ドクター木佐貫は宣言後、『木佐貫黙示録』と呼ばれる遺書を残して失踪してしまう。
VRLには時代ごとにシナリオがあるのだけど、なぜかこれまで21世紀に関するものは存在しなかった。
ドクター木佐貫と21世紀オタクの僕としては、ぜひともドクター失踪の謎を追いたい。
だからこの時代にどうしても行きたい。
そう思っていたら誕生したんだ。つい最近。
そして僕は21世紀の君たちへメールを書いた。
それが物語のプロローグに記されている。
まずはそれを読んでほしい。
柊周折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-29 22:15:31
151446文字
会話率:55%
2020年春に広川浩司は久しぶりに学生時代の後輩である木佐貫望から連絡を受ける。
以前広川が留学していた中国の武漢で起こっていることで質問を受けて
広川が知り合いを通じて調査をしていくが、その過程で色々な人たちに巡り合い
時代の波にのみこま
れながらも、必死に生きようとしていく小説です。
※この中に出てくる登場人物や団体、会社は、モデルはありますが
存在しません。特に日本政府や中国関係の官僚及び組織名等は存在しない場合もありますので
ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-24 23:22:16
7334文字
会話率:40%
星花女子学園の高校2年生、木佐貫 美鈴。おっとりとしていながら朗らかで面倒見のいい女の子。
同じく1年生、坂澄 天音。元気で頑張り屋な女の子。
ひょうなことから近づいた二人が、ゆっくりと、時に強引に近づいていく物語。
この小説は登美司つ
かさ様主催の日常系学園百合小説コンテンツ群『星花女子プロジェクト』第六弾の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-24 19:00:00
2584文字
会話率:28%
主人公・秋山の尊敬する上司の木佐貫が社内でパワハラを受けて自殺する。
秋山はパワハラの加害者、大久保を殺害することを決意する。
殺害は成功するのか?また、大久保の殺害に伴い、秋山は新たな決意を抱く
最終更新:2017-11-14 20:00:00
5870文字
会話率:14%
三十代半ばで会社員の俺は気分が塞ぎ込み、迷うことがあった。その状態がここ一週間ほど続いていて、さすがに参ってしまっている。たまたま同じフロアに詰めていた女性社員の木佐貫洋子が一言言って心療内科のパンフレットをくれた。すぐに電話してみると、来
週月曜日の午後四時に来るよう言われる。そしてその日会社を早退し、人生で初めてメンタルヘルスケアの病院へと行ったのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-04 13:07:39
2575文字
会話率:43%
ある所に、田中と言う高校生が居た。ある夏の日、家にクーラーが無くて暑さに耐えれなくなった田中はよく分からない友人等を相手にしながらも本屋に向かう。本屋に向かって、帰ってきたら・・・・・・田中の繰り広げる微妙なコメディー。
最終更新:2007-08-06 23:37:28
7204文字
会話率:77%