昔々。
時代がまだ剣の時代じゃない、暦がまだ剣聖歴になる前。
魔術師がまだ世界の中心にいた時代のお話。
アーベント大陸のロレント王国という所に、赤い髪がルビーのように輝く王国の第三王女様がいました。
彼女は王位継承権第5位で、ム
ーリ王の最後の子供でありました。
『レイア・ビリティ』
彼女は後に、赤の剣姫『剣聖』と呼ばれる伝説の人物であります。
彼女が開いたビリティ流剣術は、現在も続く王道の三剣術の一つとなっていて、剣術の祖とも呼ばれております。
これは、彼女が剣聖となる前。
彼女の運命を変えてしまったとある人物の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 10:03:06
43773文字
会話率:42%
最終戦争後の世界。生き残ったわずかな人々の街には「最後の子供」である「私」と妹の月(つき)の姉妹がいる。日々周囲の大人に見守られて穏やかに暮らしていたはずの私たち。しかし12歳の誕生日に私の心には「ある疑念」が芽生える。この街は本当にアル
マゲドンを乗り越えたユートピアなのか、それとも嘘でぬり固められたディストピアなのか。よろしければ是非!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 20:38:56
8966文字
会話率:36%
世界中で人口増加がストップした
徐々に始まった出産率低下、果てはゼロ
最後の子供たちの一人、キォウ=イルガンは友人の願いを叶えるため《奇跡の村》への就職と滞在を決めた
最終更新:2021-09-30 18:00:00
19578文字
会話率:32%
その森の奥には、祝福を与えた妖精との約束を破り、滅ぼされた王国があった。
その国の最後の子供となったアンディエールは、婚約者である妖精の王子が成人する日に、お祝いの晩餐として贄になる事が決められている。
そんなアンディエールの手には、偶
然手に入れた、特別な祝福を授かった一本のナイフがある。
けれども、そのナイフを使おうとした夏至祭の夜に、アンディエールの噂を聞いた一人の美しい妖精が部屋にやって来た。
これは、妖精達に育てられ、誰からの愛も得られなかった一人ぼっちの王女の復讐の作法と、愛情の形を知らない孤独な妖精の王様の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-31 16:30:46
42276文字
会話率:37%
古くからの名家であるアシュレイ家は、音楽の才と美貌に恵まれる代わりに、成人後に音楽を生業とせず、音楽から離れるとむごい死を遂げるという呪いに悩まされていた。
アシュレイ家の最後の子供となったサラは、叔母と姉の葬儀の日に、隣のジョーンズワ
ース家の次男、アーサーに出会う。
庭で一人で泣いていた自分に声をかけてくれたアーサーはいつも、見えないものを見るような不思議な眼差しで世界を見ていた。
「僕の一族もね、百年ものの呪いにかけられているんだよ」
そう微笑んだアーサーが、まるで呪いの成就を望んでいるように見えて、サラは、アシュレイ家の呪いに捕まるまでの残された時間をかけて、危なっかしい彼をこちら側に引き止める為に奮闘を始めた。
これは、ジョーンズワースの魔術師と呼ばれたアーサーと、そんなアーサーに恋をしたサラの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-28 18:14:19
372704文字
会話率:32%
長い戦乱の時代を終えて、ユウレリア大陸は覇王によって軍事統一された。三十年ばかり平和な時代が続いたがやがて覇王が倒れ、再び動乱の時代がやってくる。覇王の最後の子供、ライ王子は兄姉による暗殺の魔手から逃れ、大陸の北に位置する灯の国で怠惰で享楽
的な生活を送っていた。そこへ兄王子の一人、シン王子から差し向けられた刺客が迫る。※当面の間、異世界転移タグ詐欺ですが、中盤から転移要素が出てきます。※三章終わり、最終章はじめました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-05 12:04:12
398798文字
会話率:40%
辺境の地で孤児院の院長を務めてきた男は、最後の子供を新しい家族に送り出した。
それは一つの約束のために生きてきた男が、ついにそれを果たした瞬間だった。
自分のために生き始めた男は、誇りと共に新たな可能性を求めて冒険者となる。
剣と魔法と硝
煙が交わる世界で、三十超えた男が己の道を進み始める王道ファンタジー
おっさん舐めると、痛い目見るぞ!
【2018/5/28 作者より】
設定の見直しを行い、本文も直しています。(大筋は変わっていないです)
修正したものにはタイトルに(改訂版)と記載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-30 23:18:08
18215文字
会話率:40%
機械によって完全に管理された世界。人類は平和に、平等に、幸福に暮らすうちに、感情を失った。最後の子供が選んだ未来は……「ねぇ、ゆいこ。ゆいこの夢は何? 僕ね、死ぬまでに一度でいいから、本物の『アマノガワ』を見てみたいんだ」……1996年作
最終更新:2016-04-01 00:47:27
13315文字
会話率:37%
田舎への多大な憧れを抱いた父により、椎木公也はバスすらろくに走らないど田舎に都会から引っ越ししてきた。
ネットもない、携帯もろくに繋がらない。隣町へ行くには自転車で一時間。大学へ行って街へ戻ろうと考えても、あと二年はここで生活しなければ
ならない。
大きな学校のないこの村には、昔の名残である通信制の高校しかない。よそに通学しようとしても、遙か彼方の片田舎の高校へ通うのは気持ちが折れる。
やむなく通信制の高校へ通うことにした彼が転校手続きのためそこに訪れると、この田舎で暮らす最後の子供である三人の少女と出会った。快活な少女、ひねくれ口を叩く少女、そして大人しげな少女。
女性とあまり話したことが──なんて言う間もなく、快活な少女、凪沙に親しげにされ、彼は村の仲間として歓迎された。
凪沙に仲間として迎え入れられた公也は、彼女から驚くべき発言を聞かされる。「この村には平家の残した財宝の伝説があるんだよ!」呆れる公也を後目に、ひねくれ口を叩く少女、美月がその信憑性について語った。
公也が来たことで、火が付いたと語る凪沙は、大人しくしていた年下の少女、香琴と、来たばかりの公也を巻き込み、平家の財宝を探す「牟佐凪沙探検隊」の結成を宣言する。
このだだっ広い田舎で、資材もなしにどうやって財宝を探すのか。都会暮らしに慣れた公也に、凪沙が微笑んだ。「見つけるために、頑張るんだよ!」
都会ではほとんど女の子と接したことのない彼は、思わぬところで少女三人と接し続ける毎日を突きつけられることとなった。
こうして海と山の広がる田舎での、思いがけない宝探し生活と、廃校間際の通信制高校で三人娘と過ごすほんの小さな冒険物語が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-19 22:00:00
85927文字
会話率:52%