主人公ツキミは見習い騎士。
彼には幼馴染で初恋の相手でもあるナズがいる。
だが彼女はイケメン勇者であるアブーに言い寄られて付き合ってしまった。
意気消沈するツキミだったが、アザだらけのナズが彼に助けを求めてきた。
ナズは日常的にアブーからひ
どい暴力を受けており、耐えきれなくなってツキミを頼ってきたのだ。
勇者であるアブーを法的に罰することはできない……だが、ナズを守りたい一心でツキミは彼女を自宅で匿う決意を固める。
次第に2人の距離は縮まっていき……恋人関係へと発展する。
ところがある日、アブーがナズを見つけてよりを戻そうと誘う。
「暴力的だけれど……それは裏を返せばそれだけ私を愛しているということ」。
そんな常軌を逸した思考でナズはアブーを受け入れ、あろうことかツキミの自宅で浮気をしてしまった。
偶然現場を目撃したツキミはナズが襲われていると思い込み、アブーを殴るも返り討ちにされる。
ツキミは勇者を殴った罪で逮捕されてしまい……その上アブーの経歴に傷を付けたくないからと、ナズはツキミを自分に付きまとうストーカーであると偽証する。
身勝手な理由で勇者を殴ったと言う冤罪でツキミは死刑判決を受けてしまう。
絶望したツキミであったが、彼の前に鏡の巫女であるカルミナが手を差し伸べる。
「私はあなたを信じる」
カルミナの権力で強引に釈放されたツキミは流されるがまま彼女の騎士となるも、心に負った傷で無気力な性格となる。
そんな彼が、史上最強の勇者として名を轟かせ……カルミナという最高の女性を妻に持つことを、ナズとアブーは地獄で知ることになる。
※本編は私が連載している【ティアーズオブザデッド(マイティア)】の登場人物であるツキミを主人公にした話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 01:19:24
106202文字
会話率:30%
「ノワール・ヴァレリアン。あなたとの婚約は破棄する」
それは十年前、貴族令嬢カローラが口にした決別の言葉だった。
平民出の“勇者候補”として騎士団に加わりながらも、魔力適性ゼロと嘲笑されていたノワール。
家のため、未来のため――カローラは
彼を手放した。
そして十年後。
魔王が世界を滅ぼす寸前、ひとりの男が現れる。
黒衣に身を包み、魔王を屠り、神にすら刃を向けた“最強の勇者”の名は――ノワール。
「カローラ、君を迎えに来た」
その声は、静かに、でも狂おしいほどの執着を孕んでいた。
世界を救った報酬に、彼が望んだのは嘗て失った婚約者――ノワールだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 17:00:00
6643文字
会話率:15%
彼は普通の高校生として平穏な生活を送っていた、はずだったのだがある日クラスメート全員と一緒に突如無人島へ連れて行かれてしまった。
「お前たちにはこれから最後の一人になるまで殺し合いをしてもらう」
島にいた妙な軍服姿の男の発言に慌てふためくク
ラスメート達。そう彼らは今まさにデスゲームの舞台に立たされてしまっていた。生徒が殺しあう瞬間を今か今かと心待ちにするろくでもない大人たち。このゲームでは弱肉強食。弱いものは容赦なく死に強いもののみが勝者となる――筈だったのだが彼らは気がついていなかった。いままさにデスゲームに巻き込まれた生徒の一人が異世界から帰ったばかりの元最強の勇者であることに。
そしてゲームが始まる頃にはデスゲームの運営者の命運が尽きていることに――これは必死にデスゲームを成立させようとさせる運営の思惑を無自覚に潰してしまう、そんな異世界から帰還した元勇者(高校生)の物語である。
※Eエブリスタでも公開しております。
※本編完結しました。
※今後後日談などを載せていく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 12:54:49
567055文字
会話率:67%
地球から召喚され、魔王を倒してくださいとお願いされた勇者がいた。それから2年の歳月を経て見事魔王を打ち倒し最強の勇者の称号を得て無事地球へ帰還する。しかしそんな勇者に待っていたのは祖父による村おこしの任務。一体どうすればいいのか!と頭を悩ま
す勇者だったが、そこで異世界と交易関係を結べば上手くいくかも!と考える。
「これが異世界産のミスリルです」
「なんだこれは見たこともない鉱物だ。柔軟でしかも硬い!」
「これが地球産のセラニックです」
「こんな鉱物みたことない!軽いのにこんなにも丈夫だなんて!」
「これが異世界産の聖剣です」
「すごい輝きが違う!国産の刀ですら霞む!見た目も豪奢で置物にぴったりだ!」
「これが地球産の日本刀です」
「むむむ、折れない曲がらないそしてこの切れ味、ドワーフの俺が、ここまで感動するなんて!聖剣なんて目じゃないぞ!」
「これが異世界産の炎の杖です」
「火の玉が出てきたかっこいい!」
「これが地球産のライターです」
「こんなに小さいのに火がつくなんて!感動した!」
こうして地球と異世界、それぞれに価値あるものをお届けする勇者によって、最弱の村は、最強の交易都市に進化する!?
これはそんな異世界帰りの凱旋勇者による村おこしサクセスストーリー。
※序盤に学園関係の話が絡むのでタグに学園をつけています。
※異世界との交易は少し話が進んでからになりますがお付き合い頂けると嬉しいです。
※自分メンタル強め(LV20程度)なのでどんな感想でもお待ちしております!
※ただその際にはある程度内容に目を通して頂けると嬉しいです。感想を書くまで気になってくれたらどの程度に感じたか点数を添えて貰えると嬉しいです。
※点数は最新話のあとがきの下から評価するでつけることが出来ます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-23 16:14:53
97738文字
会話率:58%
とある日の授業中――。
俺達クラスのみんなは突然、異世界に召喚をされてしまう。
目の前には魔王を倒して欲しいと懇願する金髪の美少女。そしてテンプレ通り全員に授けられるチート能力。
これは、まさにお約束の王道展開。
よっしゃ、これで勝つる!
俺は異世界でチートハーレム勇者に成るぞ!
……と期待したのだが、なんと俺に授けられた能力は『コンビニ』だった。
ええっ、コンビニ!? 何それどういう事なの?
そう。俺の能力は24時間営業で、おにぎりやペットボトルを販売するあのコンビニだ。異世界でコンビニを開いて一体どうしろって言うんだよ……。
この物語は外れ能力を与えられ、みんなからも笑い者にされて、街から追放までされてしまったコンビニの勇者の俺が……。魔王を倒して、異世界でざまぁをしながら成り上がっていく物語だぜ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 21:37:02
3031394文字
会話率:24%
とある事故によって命を落とした青年「大林翼」は、
とある小さな町に落ちてきてた神の子「神童」として扱われる。
そこは、どんな人でも魔法が使える異世界だった。
だが、強い者ほど『弱い魔法』を─────
そして、弱い者ほど『強い魔法』が神より託
される世界で、
神の子と呼ばれる神童は『予知』という強力な魔法を手にする。
そして8年、神童は魔王を仲間にして、最速最強の勇者になった。
そんな最強な最弱の勇者と、かつての魔王の物語が、
いまはじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 18:00:00
66231文字
会話率:56%
魔王討伐を果たした最強の勇者は、魔王討伐時に罪を犯した。
その罪により、勇者の称号を剥奪され、公には死んだことになり名前をも失う。
最強勇者は、便利屋のジンと名乗り、細々と、静かに暮らしていた。
魔王討伐から10年経ったある日。ジンのもとに
、弟子を自称する少女ハルルが転がり込んでくる。
最強勇者は静かに暮らしたいが、決してそうはならないような、ドタバタした毎日が始まる。
初投稿です。なるべく一日一話の投稿を目指します。
初心者ですが、よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 10:10:00
2205636文字
会話率:37%
略称は「姫様できません」
*TSがあります。
伝説の最強の勇者ファーガスは魔王と倒した勇者である同時に
王国を大陸大戦の勝利へと導いた英雄でもあったが、そんなファーガスも
死から逃れず、死ぬ間際になんとなく「次は最強ではなく護らる側にな
りた」
護られると言えば姫だと思ったら、神が願いと勘違いしてこの願いを叶えると言う。
しかし、ファーガスは女にはなりたくないとなり、断固拒否するのであったが
次は姫に転生する事はまっていため、魂の一部分、知識と記憶だけ受けついて
なんとかフローラ姫として転生ししたのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 00:13:59
211364文字
会話率:52%
「ダンジョン1階で勇者が死んだ」
勇者という職業に憧れていた奴隷出身のライムは、そのことがどうしても信じられなかった。
「最強の勇者がスライムにやられてしまうなんて何かがおかしい!」
勇者の死に疑念を抱いたライムは、真実を追い求め推理を始め
る。
【登場人物】
■ライム:奴隷出身の主人公。力が弱い。
■商人:ダンジョン内で商売をしている。ライムの育ての親。
■勇者:この世界で最強の職業。みんなの憧れ
■剣士:勇者パーティーの1人。真面目な性格。
■魔法使い:勇者パーティーの1人。回復魔法が使える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 21:30:00
15536文字
会話率:39%
ユグドラース勇者訓練校に通う学生リクはある日謎の女性が落とした物を拾い渡した。その御礼としてメダルを貰うがそのメダルは発動者のステータスの値が全て最大値まで上がるチートモード【GXモード】が備わったとんでもアイテムだった!
GXモードにより
最強の勇者になった少年リクはパーティーを作り上げ世界を無双し魔王を見事討ち果たすが突如出現した扉に吸い込まれ、その先にある裏世界に飛ばされてしまう。裏世界に飛ばされたリクはGXモードの発動権を失っていて、元の勇者訓練校在校時のフルステータスに戻っていた・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 20:41:08
59152文字
会話率:59%
勇者育成所に通う勇者見習いのリクは謎の女性の落とし物を拾い御礼としてメダルを貰うがそのメダルは発動者のステータスの値が全て最大値まで上がるモードが備わったとんでもアイテムだった!最強になれるモードにより勇者見習いから最強の勇者になった勇者リ
クはパーティーを作り上げ世界を無双し魔王を見事討ち果たすが裏世界に飛ばされてしまう。裏世界に飛ばされるとリクは最強になれるモードの発動権を失われていて・・・。元の勇者見習いのフルステータスに戻っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 23:59:17
85114文字
会話率:62%
「今までご苦労であった。お前にはずいぶんと働いてもらったが、これからは子爵として領地の経営に励むがよい」
国王にそう言われ勇者の称号を剥奪されたディールは、王女との婚約も破棄され、何もない僻地へと追いやられる事となる。
その理由は、異世
界から新たに勇者達が召喚された為であった。
しかし、召喚された勇者達は、とんでもない外道集団だったのである。
神の啓示によると、召喚された勇者達は代行者であり、その行いは絶対なのだそうだ。
「こんな理不尽な事などあるか! すぐにディールを呼び戻すのだ!」
そんな事、今さら言われても俺はもう知りません! でも、全人類が滅ぼされてしまうのは流石に困るので、仕方がないから自分の為に戦います!
「ただの国家認定勇者が、神の代行者である俺達に敵うはずないだろ?」
そう高を括る召喚者達だったが、彼には世界最強たる秘密が有ったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 09:13:05
608203文字
会話率:35%
平凡で穏やかな生活を送っていた…高校二年生のとあるクラスの生徒達。
たわいもない会話をしていると突如、教室に魔法陣が浮かび上がり…光に飲み込まれてしまう。
目を覚ますとそこは異世界だった──────
怪しげな老人は言う…
“”世界に災い
が訪れる時…
全てを祝福へと導く英雄を神が召喚する“”
これは…後に語り継がれる«””伝説““»の物語
物語の主人公は……
〝〟クラスのお調子者でも、クラスのまとめ役でも、頭脳明晰な委員長でも、心優しい学校のマドンナでも、恐れられている不良でも“最強の勇者”でもない……〝〟
そう……この”物語“の主人公は ──────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 00:00:00
342993文字
会話率:28%
――裏切りは、俺から始まった。
魔王を倒すために結成された、最強の勇者パーティ。
そこには信頼があった。友情があった。恋情さえ、あった。
……それらはすべて、嘘だった。
仲間全員に裏切られ、孤独と絶望の淵に落ちた主人公・クロウ。
だがそ
の瞬間、彼は「計画通り」と不敵に笑う。
「これで“裏切りルート”が完成した。全員、破滅まであと数ステップだ」
そう――裏切られたのではない。最初から、クロウこそが“裏切りの種”を蒔いた者だったのだ。
友情も絆も恋愛も、すべては彼が演じた虚構。
復讐のための完璧な布石だった。
だがその中で、**たった一人だけ“裏切らなかった少女”**がいた。
涙を流しながら、「どうして……」と問いかける彼女の言葉が、クロウの心を揺らしていく。
復讐か、赦しの道か。
選ぶのは、自分自身。
すべてを操った男の“本当の物語”が、いま始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 09:35:34
3226文字
会話率:22%
俺たちはクラスごと異世界に召喚された。どうやらクラス全員がこの世界を狙う魔王を倒すための勇者として選ばれたらしい。
クラスのみんなは勇者のスキルを一人一つずつ授かっていた。
俺に授けられたスキルは【ネクロマンサー】。
最下級のアンデッドだけ
を『しもべ』にできるという……クラス全員の中で最弱の外れスキルだ。
そのため『役立たず』として追放されてしまう俺。
だけど、そのとき俺のスキルは次の段階へと進み、最強スキルへと進化した!
これは異世界召喚された俺が、世界最強の勇者として無双する物語――。
一方、俺を追放したクラスメイトたちは一人、また一人と落ちぶれ、あるいは絶望の展開へと陥っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 12:10:00
144277文字
会話率:35%
こども部屋おばさんとして自宅にて事故死したアッコ、目を覚ますと異世界に転生しており、気づけば最強の勇者の付き人になっていた。。。
最終更新:2025-07-18 08:13:57
39119文字
会話率:66%
生前は漢字四文字の名前だった少年は、『何か』に能力を底上げしてもらって異世界に転生した。そして彼が向かった世界には当然その世界に住む人達がいる。その中の一人、ごく普通の村人であるアーサー・レンフィールドはとある事情から世界を巡る旅を始める
。様々な人達と出会い、数多の困難を越え、いつしか彼らは世界の秘密を知っていく。これは最強の勇者と最弱の村人の戦いの記録。どこにでもいるごく普通の村人Aの少年が、異世界から来たチート勇者を超える物語。
■第四章まででフェーズ1【村人の旅立ち】、第五章からフェーズ2【村人と勇者】が終わり、第九章からフェーズ3【そして村人は強くなる】を始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 00:00:00
2473454文字
会話率:49%
世界を守ることを使命に勇者として選ばれたレナ・アステル。
十六歳にして神を超えた歴代最強の勇者と言われていたが、仲間達の裏切りにより、世界を守ることは叶わなかった。
歴代最強の勇者が守れなかった世界は終焉を迎え、新たな世界が創成された。
そして、新たな物語が幕を上げた。
新たな世界はどんな世界か、そのに住む者たちは何を思い、何をするのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 20:01:29
323138文字
会話率:35%
※書籍化します!
10/1にKラノベブックス様で発売!
コミカライズも決定してます!
史上最強の勇者である俺・ユージーン。
魔王を討伐した後、気づけば俺は貴族の息子・ユリウスとして転生していた。
どうやらこの世界の俺は、魔力ゼロの忌み子
として、家から見捨てられていたらしい。
優秀な双子の弟と比べられ、わがまま王女な婚約者を寝取られ、学校や屋敷の人たちからは無能とさげすまれる。散々な日々を送っていたみたいだ。
しかし別人に転生した俺は、それらを全く気にせず、2度目の人生を気ままに過ごすことを決意する。
このときの俺は知らなかった。
ここが勇者のいた時代から2000年後の未来であること。
平和な世界では、魔法も剣術も、すさまじくレベルが低下していたことに。
勇者としての最高の剣術、魔法、回復術、体術を引き継いだ状態で転生した俺は、衰退した未来の世界で、自覚なく最強の力を振る。
周囲の悪評と常識をことごとく覆し、恋人や家族、そして俺を馬鹿にしていた弟からは嫉妬される。
けれどそんなこと全く気にせず、俺は今日も自由をただ謳歌するのだった。
※書籍化に合わせてタイトル変更しました
旧「落ちこぼれの兄の方が実は最強〜史上最強の勇者、未来の世界へ転生する。優秀な弟に婚約者を寝取られ、家や学校からも無能と蔑まれてたが、前世の力を引き継ぎ気ままに生きてたらいつの間にか目立ってた」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 08:53:40
519601文字
会話率:48%
かつて異世界で“最強の勇者”として名を馳せた俺は、命と引き換えに魔王を討伐した――はずだった。
だが次に目を覚ました俺は、冴えない黒縁メガネの陰キャ高校生「真田悠斗」として現代日本に転生していた!
誰にも相手にされない日陰の存在……と思い
きや、勇者時代のスキルと魔法がそのまま使える!?
平凡なはずの高校生活で、不良どもをワンパン、学園の美少女から謎の勧誘――そして、学園には“異能”を秘めた者たちが集められていた……!
元・最強勇者の俺が、今度は現代で、陰キャの皮をかぶって最強伝説を再び刻む!
異能×学園×無双ファンタジー、開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 11:18:06
2750文字
会話率:36%
最強の勇者たちは魔王を前に散っていった。
勇者「凶魔の奇跡」はバラバラになり、パラディン「神界の右腕」は腕をもがれ、「天帝」と「剛強無双」の巨体は潰され、「烈閃の仮面」は仮面ごと真っ二つに引き裂かれて死んだ。聖女「浄土の白銀」の皮膚が漆黒に
染まり、魔術師「霧氷の円環」の身体が泡のように消え去る中、魔物を持たない魔物使いの俺「魔界の掃除屋」はただ魔王と戦うことの愚かさを悟った。
溶けていく腕、崩壊する肉体。そしてうごめく魔王城の虫たち。魔王の低吠えが紫色の瘴気に満ちた空間に響き渡る。
魔王討伐メンバー唯一の生き残りの俺は魔王城の虫に寄生され、ついに終わりかというときに、魔王からまさかの命令が下るのだった。
「掃除せよ」と。
魔王城の虫に寄生された俺のダークな異世界スローライフが、今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 06:30:00
147116文字
会話率:32%
勇者であったシオン・ハルバードは勇者軍の中でも最強の勇者として名の知れた存在だった。だがある出来事を境に勇者軍を追放されてしまい、とある理由から鍛冶職人に転職をすることとなる。
そして3年という年月が経った頃、一人の鍛冶職人として大き
く成長していたシオンの元にある客が訪ねてくる。
「しーちゃん、久しぶり!」
「え、だれ……?」
いきなり愛称で呼ばれて戸惑うシオンだったが、その正体は昔よく一緒に遊んでいた幼馴染のリーフレットだった。
容姿や人柄、性格まで何もかもが変わっており、しかも聞けばかつての自分と同じようにSランク勇者になっているとのこと。
色々あって8年ぶりの再会を果たした二人だったが、シオンは思いもしなかった。
あの冴えなくて大人しくて虫一匹すらも殺せなかった幼馴染がまさか勇者になっていたなんて……と。
※題名を変更しました。(旧題:俺の冴えない幼馴染がSランク勇者になっていた件~組織から追い出されて鍛冶職人になった俺、久々に幼馴染に再会。でも何だか様子がおかしいんだが?~)
※ジャンル別日間・週間ランキング1位ありがとうございます!
※章を追加しました。(81話以降)
※章を追加しました。(185話以降)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 15:54:47
481195文字
会話率:43%