「君との婚約を破棄する!」公の場でいきなり婚約破棄を告げられた公爵令嬢のリアーナ。しかし、彼女はきょとんとしていた。「最初から愛なんて無いのに何を言ってるんです?」何事も最初が大事だしずっと後を引くよね、というお話。
最終更新:2025-05-28 17:00:23
1395文字
会話率:52%
「婚約を破棄しよう。異界の娘リリカへの度重なる言いがかり、立場上、看過できぬ。そなたは、私の妃に相応しくはない」
「お前には失望したよ、ローズ。父に代わり、勘当を言い渡そう。朝には辺境行きの馬車を用意する」
婚約者らしき王子っぽい人の言
葉、どうも兄らしき人物の言葉。なるほど、と顔に出さずに状況を把握した。黒髪の少女は、王子の陰にかばわれて怯えている。王子の取り巻きも、少女を案じた立ち位置だ。
経緯も事情もわからない。けれど、たった今『わたし』は舞踏会の只中、公衆の面前で婚約破棄と勘当を言い渡された、ということなのだろう。
「そうですか」
着ている衣裳に相応しく、艶やかな笑み見せる。ここで怯ませなければ役者不足だ。最初が肝心。『わたし』は、何より、自分自身の使命のために
--乗り移って、成りかわるこの少女の、名誉と、立場を守らなければならない。
よくある悪役令嬢バッドエンド追放後のびのび生活ものは他の人が書いているので、ちょっと変化球を目論んでみました。婚約破棄のショックで前世を思い出したわこの先の未来知ってます!! ではなく、婚約破棄の現場にうっかり成り代わった憑依型です。最近あんまりみないような気がするけど、昔流行ったよね憑依型。どこの畑とは言わないけど心当たりのある人はそっと胸にしまってください。
辺境に追いやられ境界で揉めてる異民族と和解した功績を元に返り咲いて、王都に乗り込んで元婚約者である王太子の不正を暴いて地位から引きずり下ろした異世界の女の子が活躍した(過去形)お話です。
全部描ききるにはスタミナが足りないので、大長編スペクタクルをご期待の方には物足りない仕様となりますのでご了承ください。
10/10三章前編完結しました。
三章後編、11/23開始しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 00:10:00
782300文字
会話率:43%
理音と奏、二人の少女の会話はゆるくて、なんだか少し絡まっている。
目的地も着地点もない、そんな二人の音楽をお届けします。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
最終更新:2022-03-31 20:20:56
5651文字
会話率:78%
15歳の誕生日を迎えてすぐに両親から婚約者が出来たと知らされた。
お相手は私より3歳年下のなかなか性格に難がありそうな方らしいけど…。
お母様にご教授いただいた方法で、未来の夫を調教してみせますわ。
最終更新:2018-10-14 19:10:50
2439文字
会話率:20%
俺は今日からこの学園の2年F組に入る転校生だ。以前のような灰色の学園生活はもうこりごり、この転校を機にバラ色の学園生活を手に入れるのだ。何事も最初が肝心、いざ自己紹介で一発かまそうと、気合いを入れて教壇の前に立つ俺。「僕の名前は・・・・・
・なんだこれ、魔法陣!?」こうして俺の異世界生活が幕を開ける。
転校してきたばかりの俺が、人間関係ゼロから始める異世界生活。その上、チートスキルを貰って豹変する奴らや、ギスギスしていくクラス内の関係、いったい俺に何が出来るというか。正直、さっさと見限って、1人で異世界生活を楽しみたいところだよ。
※ボーイズラブ、ガールズラブは保険です。
2017/6/12)改編作業終了しました、詳細は活動報告に記載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-19 18:29:39
87957文字
会話率:32%