ハンセン病、以前は癩病と言われ国民浄化の大号令のもと強制収容させられた時代があります。現在の国立療養所多磨全生園(旧 全生病院)に昭和9年、ひとりの若い男性が自力で辿り着く。彼の名は北条民雄(本名、七条晃司)
名を捨てて、故郷を隠し執筆に
専念した3年数ヶ月の末、あっけなくこの世を去る。
彼は自身の創作を川端康成氏に送り、文壇の人となる。第3回芥川賞候補にまで上り詰めるが、その人生は明らかにされていない。
僅か1年のみであるが婚姻関係にあった女性がいるが癩病と診断されると破婚となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 09:00:00
50426文字
会話率:17%
その城には、手紙の束が落ちていた。
最終更新:2022-05-10 22:04:30
3137文字
会話率:3%
寂しい男が書簡で時に見栄を張り、時に赤裸々に心情を打ち明ける書簡小説。
最終更新:2021-04-01 00:17:34
863文字
会話率:0%
凪野征志郎は、妻千景が謎の服毒死を遂げたあと大学教授の職を追われた。事件から数ヶ月後、彼は義理の弟柊耶を殺して自殺する。何があったのか、世間は何も知らないままだった。
二人の間に交わされた往復書簡は、ひっそりと闇に葬られたから。
最終更新:2020-12-27 18:44:41
10632文字
会話率:0%
お役所勤めの温厚な夫と、世間知らずの妻が所帯を持った。
時は戦後の昭和時代、どたばたしつつ最後は甘い新婚さんラブコメディ。
※自サイト(http://tg1130.sakura.ne.jp/)からの転載です。
※5~12話のお題はCapr
iccio様(http://noir.sub.jp/cpr/)よりお借りしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-03 16:40:52
51725文字
会話率:0%
古道具屋で見つけた掛け軸には、シーラカンスの水墨画が描かれていた。主人公はそれを手がかりに新種のシーラカンス発見の旅に出る。
最終更新:2012-08-02 01:29:52
8040文字
会話率:0%