「僕は思い出す。彼女のことを。一年の狭間に隠れた、真っ白な時間に」
グレゴリウス暦が廃止され、一年が365日に固定された時代。
人々は時間管理AI「クロノス」の示す世界時間に則って生活を送っていた。
本来、一年の周期は365.25日とい
う半端な日数だが、クロノスが余分の0.25日を適切に振り分け、一年の中に配分することで、人々は快適で安定した時間を手に入れたのだった。
2102年12月31日。
緒方和希は、恋人の水無瀬香織を実家に見送り、一人で年の瀬を迎えようとしていた。
時計の針が12を指し示し、2102年が終わりを迎えた、その時。
腕に巻いたクロノスが、突如アラートを発した。
【365日が経過しました。プロトコルに従い、ゴート・シンドローム治療プログラムを展開します】
そして、和希は思い出す。
自分が365日の間忘れていた――忘れさせられていた、過去に失った大切な彼女のことを。
時間の狭間に消えた記憶をたどる、過去と未来の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 09:00:00
39713文字
会話率:43%
たった一人で寂しく仕事をしていると
思わず、嘆いてしまいたくなるものです。
最終更新:2020-11-08 23:13:50
1017文字
会話率:3%
23世紀を迎え、一般向けの時間渡航が解禁された。人々は歓迎・興奮し、混乱した。そして世の中が落ち着きを取り戻す頃、時を越えた犯罪が広がり始める。
時間管理局犯罪捜査課、通称・タイムコップ。時間の狭間で彼らが活動を始めた……
2
019.05Up
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-13 11:05:21
20962文字
会話率:45%
二一四五年の未来からやってきた、警視庁時間管理課所属の「モモタロウ」。
彼の任務は、時空流刑収容所『鬼ヶ島』で発生した暴動の鎮圧である。
だが、彼の性格にはかなりの問題があったため、性格更生のため乳児まで退化させられ、桃型タイムマシン『ピー
チ』に乗せられる。
そして行き着いた先でドンブラコドンブラコ。
この物語は、成長し鬼退治に出立する若き青年が雷に打たれて性格が激変する様子を描いたものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-02 21:05:34
2337文字
会話率:31%
誰でも自分専用の機械を持ち、健康管理から時間管理さらには栄養管理まで何もかもを管理してもらう世の中。自分の専用機械を捨てて、ちょっと不便な生活をしてみたいと言ったら、嫁に捨てられた、俺。
しかたなく理想の家を求めて不動産屋に紹介してもらった
家は、丘の上のあのお化け屋敷だった。
その家に住んでいるのは訳ありな人たちばかり。本当にここは俺にとっての理想の家となるのだろうか。
(※お化けは出てきません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-18 10:00:00
107790文字
会話率:39%
ついつい嫌なことを後回しにしてしまって、いつもギリギリになって焦りまくる私が、本当に困ったときに実践している時間管理方法を、紹介しています。
何かの試験直前や、締め切りや期限直前でマズイとき、さらに、掃除をする気になれないとき、そんなとき
に自分を動かす方法です。
何でも計画的に出来てしまう方には、意味のない駄文です。私のようにお尻に火がつくまで動けない方の、お役に立てれば嬉しく思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-16 22:07:27
2004文字
会話率:0%
とある日。
(元)糞ニート、22歳の渦巻シンヤが、未来の国際問題によって開設された“国際時間管理機構”のメンバーに抜擢された。
とんでもない怪力ショタや毒舌美少女、兎に角問題ばかりのメンバーたちと、己の命を削りながら未来人の尻拭い(?
)をする羽目に!?
―全ての始まりは、一通のメールだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-15 18:46:18
1041文字
会話率:0%
『時は金なり』
これが比喩では無くなり、時間を売買出来るようになった。
そんな未来に現れた、不当に時間を奪う犯罪者によって、連続殺人事件「タイムアウト事件」が発生する。
時間に関する事件に対抗する部署「特別時間管理課」の矢島悠介は
、積年の思いを抱え、単身調査を開始した。
SFクライムサスペンスの完結作。
(*カクヨムにも投稿しています*)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880283126折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-09 17:00:00
135726文字
会話率:33%
時は2029年、舞台は「ニホンアートノモスビークル株式会社」
通称NAVE(Nihon Autonomous Vehicle Engineering CO., LTD.)と呼ばれるこの会社は、日本の産学官共同国家プロジェクト「完全中央統合
制御型自動運転自動車交通網」の開発に参画する為に自動車産業とIT産業を母体として業態再編設立された幾つかの新会社の一つで、自動運転電気自動車製造販売と関連通信サービスを生業としている。
主人公はこの会社に入社したばかりの新人社員「二宮シオン」(♂)
小柄で華奢な体格で女の子みたいな顔立ちだけど、性格は結構男前、
シオンは幼い頃から「自分と親しくなった人間が自動車に関わる悲惨な事故・事件に遭う」と言う不幸な生い立ちを持つ、
その為シオンは「自分は呪われている」と思い込んで人付き合いが苦手になってしまう、そして自動運転自動車による交通安全向上の為に孤独に取り組む事が自分の宿命と信じて疑わない、
努力の甲斐あってNAVEへの入社を果たしたシオンだが、何の因果か希望していた安全技術研究部署では無く開発総務部に配属されて、社員の残業時間管理を担当する事になる、
同期の友人達が次世代自動運転自動車の開発最前線で活躍を始める中、仕事への遣り甲斐を見つけられずに落ち込み悩むシオンだったが、周囲の同僚達の励ましによって少しずつ仕事へのモチベーションも高めていく、
そんなある日シオンは正体不明の女子社員「アリア」から恋文E-mailを受け取る。 ところがそれがきっかけで何故だかシオンは謎の組織に命を狙われる羽目になってしまう、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-13 07:00:00
126273文字
会話率:50%
時間を管理する人の話
最終更新:2011-06-05 15:44:17
204文字
会話率:0%
1986年――突如NYに現れた第一型死生物デルはアメリカに壊滅的被害を与え睡眠状態となった。――それから14年後の2000年――日本の死生物撃退用組織、防衛庁時間管理局はある少年を死生物重要参考人として保護し、監視下に置こうとしていた・・・
・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-02-15 17:19:52
132618文字
会話率:59%